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U-22フィリピン代表、大阪府堺市で強化合宿を実施

2014年11月26日

U-22フィリピン代表、大阪府堺市で強化合宿を実施

U-22フィリピン代表が、J-GREEN堺にて約2週間に及ぶ強化合宿を行いました。
今回のトレーニングキャンプには、フィリピンから23人の選手が参加しました。元オーストラリア代表GKとしてワールドカップでプレーしていたジム・フレイザー監督がチームを率いています。選手たちは、毎日2回行われる練習に使用された施設・ピッチの整った環境にとても感動していました。メンバーの半数は今回のキャンプで初めてチームに加わったこともあり、ミーティングでは、監督が選手に常に積極的に発言をするよう促し、チーム内でのコミュニケーションを重要視していました。日本人のチーム相手に3回行われた練習試合では、残念ながら全て負けてしまいましたが、監督・選手共にとても良い経験になったと今後に向けての意欲を見せてくれました。

今回の強化合宿は国際交流基金アジアセンターの支援を受け、アセアン各国を対象とした文化交流事業のひとつとして実現しました。

国際交流基金アジアセンターでは、「文化のWA(和・環・輪)プロジェクト~知り合うアジア~」をキーワードに掲げ、日本とアジア各国との文化交流の機会を創出する事業を実施しています。

今回の合宿では、大阪城の観光や和太鼓の演奏を体験するなど、日本の歴史・文化にも触れることが出来ました。和太鼓演奏のイベントでは同じくJ-GREEN堺でキャンプ中のカンボジアのチームも同イベントに参加、フィリピン・カンボジア・日本の文化交流を深めました。サッカーの試合のみならず、文化交流を含めたさまざまな経験をし、充実したトレーニングキャンプとなりました。

試合結果

11月09日(日) vs 阪南大学  0-13(0-4、0-4、0-5)
11月12日(水) vs セレッソ大阪  1-5(1-2、0-3)
11月16日(日) vs びわこ成蹊スポーツ大学 0-8(0-4、0-4)

セレッソ大阪との試合後のコメント

ジェファーソン・チェン マネージャー
この合宿は、特に新しくチームに加わった選手たちにとって、とても有意義な経験になったと思います。今回の試合では、前回の試合に比べ、より力を発揮できた選手が何人もいました。とてもよいプレーができたことを嬉しく思っています。次の試合を楽しみにしています。

ジム・フレイザー 監督
今回の対戦相手のセレッソ大阪は、経験のあるまとまったチームでした。スコア(1-5)に関して満足はしていませんが、選手のプレーについては満足しています。オリンピックに備え、良い練習ができました。フィリピンチームはこれからテクニック、体力共に課題が残っています。この合宿でお世話になったスタッフ、宿泊施設やピッチなどどれもとても素晴らしく、食事もおいしくいただきました。JFAがこのような合宿の機会を与えてくれたことに感謝しています。

パオロ・サレンガ 選手
2回目の試合で対戦したセレッソ大阪の選手は、動きが早く、スキルがあり、またチームワークのとれているチームでした。それに対し、私たちはまだチームの調和がとれていないと思います。今後もっと練習を積んで選手間のコンビネーションを良くしていきたいです。

ジェイム ビセンゾ・チェン 選手(キャプテン)
今回のキャンプは施設もスタッフの対応も素晴らしく、とても良い環境で練習に取り組むことができました。

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