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JFA+PUSHコース(簡易救命講習会)を帝塚山学院大学で開催

2023年06月08日

JFA+PUSHコース(簡易救命講習会)を帝塚山学院大学で開催

5月15日(月)に大阪府堺市の帝塚山学院大学サッカー部15名を対象に「JFA+PUSHコース」を開催しました。

JFAからは熱中症と脳振盪(のうしんとう)に関する講義と、特定非営利活動法人大阪ライフサポート協会/PUSHプロジェクトからはCPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の使用方法に関する実技を行いました。およそ2時間の講習会の後、受講者全員に受講証が手渡されました。

日本サッカー協会(JFA)は、ピッチ上の選手の安全を守ることを第一とした考えのもと、「スポーツ救命ライセンス講習会」と「JFA+PUSHコース(簡易救命講習会)」を2017年から実施しています。「JFA+PUSHコース」は、特別な医学の知識がなくても小学生から保護者・指導者まで、2時間ほどで手軽に学ぶことができる講習会です。

※AEDのご購入・リースは、「メディカル」の「AEDのご紹介」をご覧ください。
※講習会開催希望の団体は、「講習会を開催するには」の[問い合わせフォームはこちら]からお問い合わせください。

講師コメント

古家信介 医師(スポーツ救命部会員日本アスリートライフサポート協会/関西医療大学)
今回は普段からサポートしている帝塚山学院大学の女子サッカー部の選手に対してJFA+PUSHコースを開催しました。サッカーのみならずあらゆるスポーツの現場で起こりうる心肺停止などに関する知識や技術を選手が知っておくのも非常に大事な事です。三輪監督始め皆さんのご協力あって開催ができました。引き続きスポーツにおける安全が担保できるよう活動したいと思います。

受講者コメント

三輪由衣 さん(帝塚山学院大学女子サッカー部監督)
本チームでは毎年新入生を対象に、梅雨入り前のこのタイミングで、古家先生によるJFA簡易救命講習会「JFA+PUSHコース」を受講しています。講義では脳振盪と熱中症を、そして実技では胸骨圧迫とAEDの使い方を、それぞれサッカー現場で起こった事例をみながら、選手たちはいつアクシデントが発生しても冷静に迅速に対応できるようにと、真剣な表情で取り組んでいました。
選手自身が知識を深めることで、予防はもちろんのこと、脳振盪や熱中症が起きてしまったときにも、無理をせず正直に伝えてくれる選手が増えたと実感しています。今後も選手が安心安全の環境下で全力でプレーができるよう、予防と処置を正しく行い、学び続けたいと思います。

古川陽菜 さん(帝塚山学院大学女子サッカー部2年)
今回の講習会で心肺蘇生法やAEDの使い方を1から丁寧に教えて頂き、自分の知識として身につけることができました。誰かの勇気ある行動で救える命があります。しかし実際に目の前でAEDを必要としている人がいるときに、知識があっても行動できなければ意味がありません。自分がその場でやらないといけない状況になったときに何をすれば良いのか、発見時から救急隊の方に引き継ぐまでの流れを実践しながら学びました。知識を持っている人は救える力があるということ、勇気ある行動をすることがとても重要だと感じることができた講習会でした。

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