JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > ベスト4が決定! 第28回全日本大学女子サッカー選手権大会

ニュース

ベスト4が決定! 第28回全日本大学女子サッカー選手権大会

2019年12月29日

ベスト4が決定! 第28回全日本大学女子サッカー選手権大会

第28回全日本大学女子サッカー選手権大会 準々決勝が12月28日(土)、三木総合防災公園(兵庫県三木市)で行われ、帝京平成大学(関東第1代表)、早稲田大学(関東第2代表)、日本体育大学(関東第6代表)、大阪体育大学(関西第1代表)がベスト4に進出しました。

帝京平成大学 1-0(前半1-0、後半0-0)吉備国際大学

関東第1代表の帝京平成大学と中国第2代表の吉備国際大学との準々決勝。立ち上がりから中盤の攻防が激しく、お互いチャンスを作ることができません。帝京平成大学は縦に早くシンプルな攻撃で状況を打開しようとしますが、吉備国際大学も組織的な守備で対応します。
20分、帝京平成大学は一瞬の隙をつき、河野有希選手からのクロスを橋本真優選手がヘディングで合わせて先制します。その後も今田紗良選手を中心にサイド攻撃からチャンスを作りますが、得点には至りません。一方、吉備国際大学も丁寧なビルドアップから攻撃を仕掛けますが、ゴール前まで攻め込むことができず、前半を終了します。
後半に入っても帝京平成大学がゲームを優勢に進めますが、追加点を奪うことができません。吉備国際大学は67分に松田こころ選手、83分に板倉楓選手を投入し、攻撃の活性化を図りますが、決定的なチャンスを作ることができず、ゲームはこのまま終了。1点を守った帝京平成大学が準決勝に進出しました。

静岡産業大学 0-2(前半0-0、後半0-2)日本体育大学

ともに1回戦から勝ち上がった日本体育大学と静岡産業大学との対戦。キックオフを得た静岡産業大学が出足よく攻め込みます。7分には右サイドから三輪玲奈選手がクロスを上げますが、GKの福田まい選手がキャッチし、得点には至りません。一方の日本体育大学は徐々に攻勢を強めます。32分には今井裕里奈選手のループシュートが枠をとらえますが、GK若林祐衣選手がパンチングで逃れます。試合は0-0のままハーフタイムへ。後半に入っても日本体育大学の攻勢が続く中、静岡産業大学も堀江美月選手のポストプレーを中心にカウンターを狙います。試合が動いたのは80分。左サイドのクロスから最後は目原莉奈選手がネットを揺らし、日本体育大学が待望の先制点を挙げます。続く87分にはコーナーキックのこぼれ球を奥津礼菜選手が蹴り込み追加点を挙げます。静岡産業大学も最後までゴールを目指しますが、試合は2-0で終了し日本体育大学が準決勝進出を決めました。

大阪体育大学 1-0(前半0-0、後半1-0)東洋大学

関西第1代表の大阪体育大学と、関東第4代表の東洋大学との準々決勝。前半、東洋大学右サイド出耒村亜美選手のクロスボールから多くのチャンスを作ります。対する大阪体育大学も体を張った守備でゴールを割らせません。東洋大学は4本のコーナーキックやサイドからのクロスボールでペースを掴みます。東洋大学がボールを持つ時間帯が続き試合は進みますが、ゴール前のシュートに決定力を欠きます。前半はそのまま0-0で後半へ。
後半開始から、大阪体育大学は藤澤みなみ選手を投入。すると56分、大阪体育大学の小野霞選手からのからのパスに東原彩帆選手が反応し、技ありのターンで相手をかわしてゴール。前半からボールを持たれる時間が多く、我慢の時間が続いていた大阪体育大学が貴重な先制ゴールを決めました。しかし、その後も東洋大学がボールを持つ時間が続きます。後半アディショナルタイム、東洋大学がゴール前でシュートを打ちますが、ゴールラインぎりぎりで小野霞選手がクリア。そのまま試合は終了し、大阪体育大学が2年ぶりに準決勝へと駒を進めました。

筑波大学 0-3(前半0-1、後半0-2)早稲田大学

関東第7代表の筑波大学と関東第2代表の早稲田大学との準々決勝。試合序盤から一進一退の攻防が繰り広げられます。早稲田大学はDFラインからボールを繋ぎゴールを目指すのに対し、筑波大学はオーガナイズされた守備からボールを奪いカウンターを仕掛けます。試合が動いたのは、33分。早稲田大学は右サイドで船木和夏選手がボールを受けると、ファーサイドでフリーになった山田仁衣奈選手が正確に合わせて先制します。後半、筑波大学は前線からの守備を強めてチャンスを作りますが、78分、筑波大学のDFラインでのパス交換に早稲田大学の蔵田あかり選手がプレッシャーをかけボールを奪うと、廣澤真穂選手がドリブルで持ち込み、シュートを決め2点目。続く81分には、高瀬はな選手のコーナーキックから、小林菜々子選手がヘディングで3点目を決め、試合を決定づけました。早稲田大学は5大会連続となる準決勝進出を決めました。 

準決勝
1月17日(金) 東京/味の素フィールド西が丘
第1試合 帝京平成大学 vs 日本体育大学 11:00キックオフ
第2試合 大阪体育大学 vs 早稲田大学 14:00キックオフ

決勝
1月19日(日) 東京/味の素フィールド西が丘
13:00キックオフ

選手コメント

儀間美南 選手(帝京平成大4年)
前回の試合からしっかりと切り替え、前日の練習から気持ちを強く入れて臨みました。今日の試合からチーム全員が合流し、1人1人が違う立場で自分のできることを精一杯行い、チームが1つの方向を向いていたからこそ、難しい試合でしたが、勝つことが出来たと思います。昨年の悔しい思いを西が丘の舞台で晴らすことが出来るように残りの時間で、今ある課題と向き合い、さらにチームをパワーアップできるように全員で頑張ります。

橋谷優里 選手(日本体育大4年)
全試合を通して、1点が遠い試合が続く中、勝つことが出来たのは、チームとしても成長してきてると思います。今日は試合への入り方が良くなく、なかなか流れを作ることが出来ませんでした。後半は気持ちを入れ直して、一人一人がしっかり闘えた結果だと思います。次の対戦相手には地域予選で負けているので簡単な試合ではないと思います。1月17日の準決勝までに、改善すべきところを見直して、諦めの悪い日体大の底力を西が丘で披露したいと思います。

鈴木千尋 選手(大阪体育大4年)
今日は守備に追われることが多かったですが、勝って次の試合に繋げられてよかったです。全員が攻めの守備を90分間続けることができ、練習してきた攻撃で1点を取ることができました。次の試合は期間が空くので今日の課題をしっかりと修正し、西が丘ではもっと大体大らしい粘り強いサッカーでチーム一丸となって戦います。

高瀬はな 選手(早稲田大4年)
兵庫での2試合は非常にタフな内容となりましたが、粘り強く、自分たちの良さを出して勝つことができました。応援してくださった方々、本当にありがとうございます。こうして再び西が丘で試合ができることを大変嬉しく思います。準決勝まであまり時間はないですが、スローガンである「頂」を体現すべく、また去年の悔しさを胸に、チーム一丸となって勝利を掴みにいきます。

第28回全日本大学女子サッカー選手権大会

大会期間:
2019/12/24(火)~2020/1/19(日)

会場:
【1回戦~準々決勝】
三木総合防災公園(兵庫県三木市)
陸上競技場/第2陸上競技場/みきぼうパークひょうご第1球技場/みきぼうパークひょうご第2球技場
【準決勝・決勝】
味の素フィールド西が丘(東京都北区)

大会情報はこちら

当日の試合速報は全日本大学女子サッカー連盟公式Twitter(@_juwfa)で行います。
公式Instagram(@_juwfa)公式Facebook、でも最新情報を随時配信しています。

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー