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U-23日本女子代表候補 トレーニングキャンプ@山形 活動レポート(9/13)
2014年09月14日
9日から山形県内で行っていたU-23日本女子代表候補のトレーニングキャンプも、13日に最終日を迎えました。
連日、午前と午後の2回のトレーニングを行ってきた選手たちですが、最後のトレーニングはゲーム形式です。
ウォーミングアップ後、チャレンジリーグの試合のために12日に離脱した吉見夏稀選手(ノジマステラ神奈川相模原)を除いた17名に日大山形高校サッカー部の選手5名を加え、11対11で30分ハーフのゲームを行い、0-0と得点なしの結果に終わりました。
トレーニングを打ち上げたチームは、高倉監督、岡本コーチ、川島GKコーチから異口同音に「良い物を持っているが、それを伸ばすのは日頃のトレーニング」「良い習慣を持つことが重要」とのアドバイスを受けました。
昼食後、山形県サッカー協会がこの日のなでしこジャパンWORLD MATCHに合わせて行ったフットボールデーのイベントに参加しました。
年齢・性別・サッカー経験ともにそれぞれ異なる参加者の皆さんと一緒に、ミニゲームなどを楽しみました。
19時からのなでしこジャパン対ガーナ女子代表の試合もスタジアムで観戦し、活動を終了しました。
次の活動は2015年2月のラ・マンガ国際大会となります。
コメント
高倉麻子 監督
このU-23日本女子代表候補は年代的に次のなでしこジャパンを担わなければならない選手たちです。今回はなでしこジャパンと一緒にキャンプを行ったことで、彼女たちの良い物を盗む良い機会になったと思います。
まだまだやるべきことは多いですが、とても能力の高い選手が集まったキャンプとなりました。なでしこジャパンのレギュラーメンバーに食い込むためには、技術的・精神的にもっとレベルアップしていく必要があると感じます。
今回の経験を活かし、それぞれの所属チームでより一層の努力をして、来年のワールドカップカナダのメンバーに1人でも選ばれてほしいと願っています。
柴田華絵 選手(浦和レッズレディース)
今回はガーナ女子代表やなでしこジャパンとゲームが出来てとてもよい経験になりました。普段は別のチームの選手と一緒のチームになり、集まってすぐにゲームをする時のコミュニケーションの難しさを今回は強く感じました。普段のチームであれば口にしなくてもよいところを伝えなければなりませんが、ゲーム中に伝えきれず、それがプレーに出てしまいました。
なでしこジャパンとのゲームで(U-23と)差があると感じたところは、ボールを捌くうまさの部分です。一人一人がボールを持つ時間がなでしこジャパンの選手たちは短いと感じました。また、簡単にボールを奪われない技術の高さもありました。
高倉監督からも言われましたが、状況判断や判断のスピードをこれから上げていかなければならないと感じました。そして、今まで以上に普段のトレーニングをやっていかなければいけないと気づかせてもらえたことが大きな収穫でした。
平尾知佳 選手(JFAアカデミー福島)
なでしこジャパンの選手とトレーニングをする機会があり、自分の足りないところが見えたキャンプでした。なでしこジャパンの選手がポジションの1つ1つの細かいところをしっかり修正していたところは、見習うべきところでした。
なでしこジャパンとの試合では、ちょっと自分のポジションがずれると、しっかり見られていてそこを突かれました。通常のトレーニングで気付ききれないようなポジションの重要性を痛感しました。
さらに、世界で通用する選手になるためには、1センチでもぶれないキックの精度の高さも必要だと感じました。
スケジュール
9月9日(火) | PM | トレーニング |
---|---|---|
9月10日(水) | AM/PM | トレーニング 練習試合 対 ガーナ女子代表 |
9月11日(木) | AM/PM | トレーニング なでしこジャパンとの合同トレーニング |
9月12日(金) | AM/PM | トレーニング |
9月13日(土) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更される場合があります。
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