JFA.jp

JFA.jp

EN

U-17日本女子代表

年代・カテゴリーを選ぶ

表示したいカテゴリーを
以下から選択してください。

1.年
  • 2024年
  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
2.年代別
  • SAMURAI
    BLUE
  • U-24
  • U-23
  • U-22
  • U-21
  • U-20
  • U-19
  • U-18
  • U-17
  • U-16
  • U-15
  • 大学
  • フットサル
    (男子)
  • U-25フットサル
    (男子)
  • U-23フットサル
    (男子)
  • U-20フットサル
    (男子)
  • U-19フットサル
    (男子)
  • U-18フットサル
    (男子)
  • フットサル
    (女子)
  • U-18フットサル
    (女子)
  • ビーチサッカー
  • eスポーツ・サッカー
ホーム > 日本代表 > U-17女子 2022年 > 最新ニュース一覧 > 【Match Report】U-17日本女子代表、カナダに4-0の快勝でノックアウトステージ進出を決める

ニュース

【Match Report】U-17日本女子代表、カナダに4-0の快勝でノックアウトステージ進出を決める

2022年10月16日

【Match Report】U-17日本女子代表、カナダに4-0の快勝でノックアウトステージ進出を決める

U-17日本女子代表は10月15日(土)、インド・ゴアのPandit Jawaharlal Nehru Stadiumで行われたFIFA U-17女子ワールドカップ インド2022のグループステージ第2戦でU-17カナダ女子代表と対戦しました。

日本は4ゴールを奪って快勝し、タンザニア戦に続く2連勝を飾りました。先に行われた試合でタンザニアがフランスに勝利したため、1試合を残してグループステージ突破が決まりました。

前回大会ベスト4のカナダに対し、狩野倫久監督は初戦から先発メンバー4人を入れ替え、布陣を4-4-2から4-2-3-1へと変更。GK鹿島彩莉選手、ボランチに眞城美春選手、右サイドハーフに久保田真生選手が入り、今大会初出場。樋渡百花選手は左サイドハーフで今大会初先発を飾りました。また、初戦はボランチだった今野真帆選手がトップ下に、同じく右サイドハーフだった白垣うの選手は右サイドバックでの出場となりました。

日本は立ち上がりから速いテンポでパスを回して主導権を握り、前半9分に早くも先制点を奪います。相手陣内中央で、3人で囲んでボールを奪うと、久保田選手が右足を一閃。強烈なシュートがGKコラリー・ラリエ選手の手を弾いてゴール左隅に決まりました。

ボランチの谷川萌々子選手と眞城美春選手を中心に連動した攻撃を見せる日本は、12分、18分と谷川選手のミドルシュートで相手ゴールを脅かします。さらに、19分には久保田選手のクロスにゴール前で樋渡選手が合わせましたが、ラリエ選手のセーブに阻まれました。

その後も厚みのある攻撃で再三相手ゴールに迫ると、37分に追加点が生まれます。ペナルティエリアの手前でボールを受けた白垣選手が左足を振り抜き、相手に当たって変化したボールはゴールへ一直線。白垣選手の2試合連続ゴールで2-0とリードを広げました。

2点リードで前半を折り返した日本は、後半開始から松永未夢選手を投入し、再び攻撃を活性化します。一方、後半はカナダも個の強さを押し出した攻撃を見せますが、「チャレンジアンドカバーを徹底した」という白垣選手の言葉通り、守備陣の好連係で反撃を許しません。52分には、左サイドの深い位置でボールを受けた谷川選手がドリブルで相手をかわしてカットイン。ゴール前の密集を切り裂いて自らシュートを決め、3-0としました。

その後も攻撃の手を緩めず、60分に岡村來佳選手と高岡澪選手、75分に柴田瞳選手、79分にはGKウルフジェシカ結吏選手が投入され、日本は大会登録21選手全員がピッチに立ちました。また、交代に伴ってセンターバックの中谷莉奈選手がボランチに上がるなど、試合中にポジションやフォーメーションを柔軟に変化させながら、誰が出ても遜色ない戦いぶりで選手層の厚さを示します。

87分には古賀塔子選手のクロスがゴール前の混戦をすり抜けて直接ポストを叩き、松永選手が詰める決定的なシーンも。そして後半アディショナルタイム、大矢さくら選手のクロスに飛び込んだ高岡澪選手が相手に押されて倒されます。これがVARを介してファウルと認められPKを獲得。高岡選手自らキッカーを務め、GKラリエ選手の手に当たったボールはクロスバーに跳ね返されたものの、すかさず押し込んでゴール。カナダのシュート7本に対して33本を放つ戦いぶりで相手を寄せ付けなかった日本が、21名全員でノックアウトステージへの切符を掴み取りました。

日本はグループD首位通過をかけて、中2日で18日(火)にフランスと対戦します。

監督・選手コメント

狩野倫久 監督
選手たちがいい準備をして、ピッチの中で表現してくれたことが結果につながって誇りに思います。選手がいろいろなポジションで出場したり、途中からピッチに立った時の役割もしっかりと理解して取り組んできたので、それが2試合で成果として表れ、チームとして大きく成長している実感があります。他のグループを見ても、やはりワールドカップは簡単に勝てないと感じる試合が多くあります。その中で連勝できたことは、コンディション作りや短時間のトレーニングの中でコミュニケーションを重ねて改善できている成果だと思います。フランス戦に向けて、まずはコンディションを回復させて、ノックアウトステージにつながる勝利を目指して取り組んでいきます。

MF #8 眞城美春 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
監督から試合前に中盤での攻防が大切になると言われて、意識して試合に臨みました。相手のパワーや足の長さに負けてしまわないように、常に自分の間合いにボールを置くことを意識していました。全員が繋がり合ってプレーできて、パスを細かく繋いで崩したり、守備では相手のスピードに冷静に対応できたところは良かったです。得点を決めた時に、会場全体が盛り上がる感じがすごく印象的でした。フランス戦に勝って次のステージに行けるように、100パーセント以上の力を出したいですし、次こそは得点したいです。

MF #14 谷川萌々子 選手(JFAアカデミー福島)
全員でグループステージを突破できたのでとても嬉しいです。立ち上がりから積極的にボールに関わって、ボランチを組んだ眞城選手ともつながりをうまく作れたことで、チーム全体のリズムを作れたと思います。ゴールシーンは、ハーフタイムで改善したことをしっかり生かすことができて、最後に足を振り切ることができて良かったです。次もしっかり勝ってノックアウトステージに行けるように、チーム全体でもう一度合わせていきたいと思います。

FW #2 白垣うの 選手(セレッソ大阪堺レディース)
2試合連続ゴールを決めることができて、嬉しいです!右サイドバックは所属チームでやっているポジションなので、いつも通りのプレーを心がけました。初戦から、選手同士の距離やパススピード、試合中のコミュニケーションの取り方などを修正しました。カナダには速い選手がいて、一発で奪いに行って抜かれたら失点につながると思い、気を付けて臨みました。フランス戦もみんなの力をしっかり出し切って勝ちたいと思います。

FW #9 樋渡百花 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
1試合目はシュートを外してしまったので、2試合目はまず自分が得点を取りたいという気持ちで入りました。(惜しいダイレクトボレーのシーンは)当たった感じはあったのですがコースがいまいちだったので、次は決められるようにしたいです。切り返しは得意で2試合ともやって通用したのですが、そこからのシュートがまだまだ課題です。切り返した後のプレーにこだわりたいと思います。他のFWの選手が決め切る中で自分が点を決められないのは悔しいですが、チームが今勝てているので、次は自分が決めてチームの勝利に貢献したいと思います。
今大会ではお客さんが大きな声を出して一つのプレーで盛り上がったりと、声が聞こえて嬉しいです。ジャパンコールが会場全体から聞こえたので、それが一番嬉しく、印象に残っています。

FW #11 松永未夢 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
ベンチで見ていると一つのパスやドリブルやシュートで歓声が起こって、早く試合に出たいという気持ちがすごくありました。2試合目は途中出場で、どんどん仕掛けてゴールに向かおうと指示がありました。カナダはプレッシャーにかけてくる人数や強さがありドリブルも少しやりづらかったですが、ドリブルを止めずにプレーできたことは良かったと思います。ただゴールまでいけなかったので、次は積極的にシュートまで狙えるようにしたいです。
世界と戦って、スピードにのったドリブルは少し通じるということがわかりました。対応されるようになっても、もっと自分のプレーを出せるように頑張りたいです。同じチームの選手も多くいる中で、自分が出ていない時でもいいプレーをたくさんしてくれることで、自分も頑張ろうという気持ちになります。フランス戦でも初戦とカナダ戦と同様、自分の武器でアシストすることや、自分が積極的にシュートを打ってゴールを狙っていくなど与えられた時間の中で自分ができるプレーをしたいです。

FW #15 高岡澪 選手(藤枝順心高)
ベンチから見ていて、「自分も早く出て点を決めたい」と思い、やってやろう!とワクワクしながら待っていました。タンザニアは身体能力が高い選手が多かったのですが、カナダは足元の技術やスピードのある選手がいたので、コンビネーションでうまく相手を剥がしてゴール前まで行けたところは良かったと思います。PKのシーンは最初のキックで決めたかったのですが、キーパーに止められてもすぐに反応して決めることができて良かったです。グループステージ突破は決まりましたが、目標は1位通過なので、試合に出たら絶対に点を決めて、勝利に貢献したいです。

FW #19 久保田真央 選手(藤枝順心高)
先発のチャンスをもらえたので、絶対に点を決めてやろう!と思っていました。最初のチャンスでシュートを打てず、「次にボールが来たら絶対に打とう」と思っていて、ゴールシーンは迷いなく足を振り抜きました。決まった瞬間にみんなが喜んでくれてすごく嬉しかったです。ゴールを決めた時の歓声や、試合中も「ジャパン!ジャパン!」とずっと応援してくれていた人たちがいて、これがワールドカップなんだな、と実感しました。フランス戦ではゴールやアシストなど、得点に関わるプレーをさらに増やして、絶対に勝ちたいです。

FIFA U-17女子ワールドカップ インド2022

大会期間:2022年10月11日(火)~10月30日(日)
グループステージ
第1戦 10月12日(水) 20:00[現地時間] vs U-17タンザニア女子代表
第2戦 10月15日(土) 20:00[現地時間] vs U-17カナダ女子代表
第3戦 10月18日(火) 20:00[現地時間] vs U-17フランス女子代表

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー