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U-16日本女子代表

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ニュース

大会2戦目はバングラデシュに9-0で快勝 ~AFC U-16女子選手権タイ2019~

2019年09月19日

大会2戦目はバングラデシュに9-0で快勝 ~AFC U-16女子選手権タイ2019~

AFC U-16女子選手権タイ2019 U-16日本女子代表 vs. U-16バングラデシュ女子代表
2019年9月18日(水) キックオフ時間 16:00(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
IPE Chonburi Stadium(タイ/チョンブリ)

U-16日本女子代表 9-0(前半5-0、後半4-0)U-16バングラデシュ女子代表

得点
2分 林愛花(U-16日本女子代表)
6分 浜野まいか(U-16日本女子代表)
17分 太田萌咲(U-16日本女子代表)
23分 浜野まいか(U-16日本女子代表)
43分 根府桃子(U-16日本女子代表)
49分 平中響乃(U-16日本女子代表)
51分 根府桃子(U-16日本女子代表)
60分 丹野凜々香(U-16日本女子代表)
61分 丹野凜々香(U-16日本女子代表)

スターティングメンバー
GK:大熊茜
DF:小山史乃観、荻久保優里、天野紗、林愛花
MF:丹野凜々香、西郡茉優、太田萌咲、箕輪千慧
FW:根府桃子、浜野まいか

サブメンバー
GK:野田にな、服部茜汐香
DF:井手ひなた、石川璃音、浅山茉緩、朝倉加奈子、平中響乃
MF:大山愛笑、猪瀬結子
FW:藤野あおば、西尾葉音、錦織美紀

交代
HT 小山史乃観 → 平中響乃
HT 箕輪千慧 → 井手ひなた
HT 浜野まいか → 錦織美紀

マッチレポート

U-16日本女子代表は18日(水)、IPEチョンブリスタジアムでU-16バングラデシュ女子代表との2戦目を行いました。

初戦と同じく16時にキックオフ。試合前に行われたミーティングでは、「アグレッシブに攻守にコンパクト、強気な姿勢でゴールに向かう」というテーマを持って今日の試合に臨もうと狩野監督から選手に伝えられました。

その言葉通り、日本が怒涛のゴールラッシュの展開となりました。開始早々2分、中央右サイドを駆け上がったDF林愛花選手にボールが渡り、そのまま持ち運ぶとペナルティエリア外からシュート。左ゴールポストを叩いて先制点を決めます。すると6分、またもや中央右サイドから中に持ち出したFW根府桃子選手が相手DFの背後に浮かしたスルーパスに、抜け出したFW浜野まいか選手がきっちり決めて2点目。17分には、フリーで持ち上がったMF太田萌咲選手のミドルシュートが決まり、3-0としました。23分にはMF西郡茉優選手の展開したパスに駆け上がったDF小山史乃観選手のクロスを再びFW浜野選手が決め、4点目。43分にはMF太田選手からのパスに反応したFW根府選手がDFの間でボールをもらい、ペナルティエリア中左から決め、5-0とし、前半を終えます。

後半もその勢いは止まらず、49分、中盤にポジションを移したDF林選手の右のコーナーキックから、入ったばかりのDF平中響乃選手が頭で合わせ、6点目とします。51分には、FW根府選手が前半に得点した時と同じようなボールの受け方からゴールを決めて、この日2点目とし、スコアは7-0。60分、61分には立て続けにMF丹野凛々香選手が、ペナルティエリア外中央付近からのミドルシュートと相手GKのパスカットで2点を沈めます。その後選手それぞれのポジションを変更させ、試行錯誤するもスコアは動かず試合終了となり、9-0で今大会初勝利を収めました。

U-16日本女子代表は、21日(土)にグループリーグ最終戦、準決勝進出をかけてホームのタイ代表との試合を行います。

監督・選手コメント

狩野倫久 監督(SAGAWA SHIGA FC)
今日の試合に関しては、初戦を引き分けたのでまずは勝ち点3を取ることがとても大事でしたし、実際に求めていた結果を得ることが出来てとても嬉しく思っています。どの試合も常に先制点を大事にしていますが、今日は初戦で硬さのあった前半、特に最初の10分間はアグレッシブに行こうと思っていました。その時間帯の中で2点決めることが出来たのは、その後の試合の流れに大きな影響を与えたと思います。ただここまで大差の試合になるとは予想はしていませんでした。この2試合目に向けて分析した中で、バングラデシュの印象としては以前よりも戦術的にコレクティブに、そして組織的にプレーしてくるというものがありました。そして個人を見ても俊敏性に長けていると思っています。
しかし、これは3戦目のタイとの試合についても言えることですが、私たちが大事にしているのはどのような相手であってもまずは自分たちが出来ること、やるべきことに集中をすることです。今日のような結果を得るためにも、またグループリーグ最終戦に向けてしっかりと準備をしていきます。

DF #2 井手ひなた 選手(藤枝順心高校)
今日はチーム全体として試合前から良い雰囲気でゲームに入ることが出来ていました。そして試合開始10分も勢いをもってプレーできていたので、得点が多く重ねられてよかったと思います。
後半から交代で試合に入りましたが、個人としてはボールを持っているときに縦パスを出す回数が少なかったと感じています。なので、のぞくコントロールをもう少し大きくするなど、準備の動作を意識してプレーしていきたいです。また守備面では、相手がワンタッチで蹴ってくる事を頭に入れていたので、蹴ってきそうな時に体の向きを意識していて、実際に相手よりも先にボールを触る回数が多くて良かったです。チームとして後半も最初から勢いをもって入ることが出来ました。しかし、体力面できつくなってきた際に、連動性や同時性が無くなり、勢いも無くなったように感じました。攻撃でも、最後のパスの質やコントロールの位置、シュートの精度があまり良くなかったと思います。なので次戦では、きつくなってきた時にこそ全員で声を掛け合って最後まで集中を切らさずにプレーが続けられるように良い準備をしていきます。

DF #4 林愛花 選手(JFAアカデミー福島)
絶対に勝たないといけない試合で、私が1点目を取ったことで、その後の3点目までの流れが良くなりました。その大事なゴールを決められてとても嬉しく思っています。サイドバックでスタートしましたが、シュートを積極的に打つようにという指示もあり、試合前からゴールを意識していました。その中で先制点が取れたので良かったと思います。しかし3点目以降、チーム全体としても苦しい時間帯が続いたときはアクションが減っていたり、個人的にもハードワークができなくなってしまいました。そこは次の試合に向けての改善点としてあげられる課題だと思っています。
後半にはメンバーもポジションも変わり、私自身もボランチやトップを担いましたが、どこでプレーしても相手の厳しいマークや1vs1の局面の激しさはありました。その中で丁寧にボールをつないだり、保持する部分、またフィニッシュの質もまだまだ高めていかなければいけないと感じました。
この試合の中で、自分たちで声を掛けて組み立て直したり、落ち着いてプレーをする呼びかけなど多くのコミュニケーションがあったことで、全員が急ぎすぎず冷静にこれまで練習してきた形でフィニッシュまでいき、ゴールが生まれたシーンが多くあったので、その良い部分は継続していけたらと思います。

MF #11 丹野凜々香 選手(浦和レッズレディースユース)
攻守においてハードワークすること、そして得点もアシストもすることを意識して試合に臨みました。前半はなかなか自分にボールが来なかったですが、後半は積極的に仕掛けることができ、突破や得点にまで繋がって良かったと感じています。この試合に向けて、チームでオーストラリア戦の反省を生かし、全員がコンパクトになることを意識しました。実際にコンパクトにポジションを取っていたので、パスも良く回りましたし、良い時間帯でゴールを取ることが前半は継続して出来ました。後半は、私自身、より味方に要求するように声掛けの部分を意識しました。ただチームは選手が交代したり、ポジションを変えていく中で2トップの距離が遠すぎたり、最後の15分はみんなの足が止まったり苦しい時間帯もあったと思っています。また次の試合もしっかり勝ち点3を取れるように、明日から良い準備をしていこうと思います。

スケジュール

 AFC U-16女子選手権タイ2019
9月15日(日) 0-0 vs U-16オーストラリア女子代表
(IPE Chonburi Stadium)
9/16(月)~9/17(火) AM/PM トレーニング
9月18日(水) 9-0 vs U-16バングラデシュ女子代表
(IPE Chonburi Stadium)
9/19(木)~9/20(金) AM/PM トレーニング
9月21日(土) 16:00 vs U-16タイ女子代表
(Chonburi Stadium)
9/22(日)~9/24(火) AM/PM トレーニング
9月25日(水) 16:00/20:00 準決勝(Chonburi Stadium)
9/26(木)~9/27(金) AM/PM トレーニング
9月28日(土) 16:00/20:00 決勝/3位決定戦(Chonburi Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

AFC U-16女子選手権タイ2019

大会期間:2019/09/15(日)~2019/09/28(土)

グループステージ:
2019/9/15(日) 18:00キックオフ(日本時間)
vs オーストラリア代表

2019/9/18(水) 18:00キックオフ(日本時間)
vs バングラデシュ代表

2019/9/21(土) 18:00キックオフ(日本時間)
vs タイ代表

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