高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は10月22日(土)と23日(日)に第19節を開催します。 

EAST

EASTの首位を走るのは川崎フロンターレU-18（神奈川）、2位は横浜F・マリノスユース（神奈川）となっています。両者共に今節を入れて残り試合は5試合で、勝ち点差は6となっています。ここで引き離すか、差を縮めるかは優勝争いの大きな分岐点となりそうです。川崎Fは12位の桐生第一高校（群馬）と対戦します。リーグ再開後に2連敗を喫した川崎Fですが、そこから3試合は2勝1分けと調子を取り戻しています。対する桐生第一は残留圏の9位まで勝ち点7差と苦しい状況です。今節も首位相手に厳しい戦いが予想されますが、残留に向けて何とか勝ち点を積み上げたいところです。

横浜FMはホームに前橋育英高校（群馬）を迎えます。前節はJFAアカデミー福島U-18（静岡）に破れ、第10節以来の黒星を喫しました。もう一度追い上げムードを高めるためには大事な試合となります。現在7位の前橋育英は前節の桐生第一との群馬県高体連対決で5-1と快勝しており、チームにも勢いがあるはずです。上位を破って最終盤への士気をさらに高めていけるでしょうか。

10位・AC福島と11位・市立船橋高校（千葉）による残留争いの直接対決も予定されています。プレミアプレーオフ進出圏のAC福島は第14節で川崎F、前節の第18節で横浜FMから白星を挙げています。上位チームを破って得た自信を残りの試合でどれだけ生かせるかは残留に向けての鍵となります。対する市立船橋は直近3試合で1分け2敗と苦しんでいます。両者の勝ち点差は5と開いていますが、ここで市立船橋がその差を縮められれば残留への望みにつながります。前回の対戦ではAC福島が4-2で勝利しています。再びAC福島が返り討ちするか、はたまた市立船橋がリベンジを果たすでしょうか。

その他、柏レイソルU-18（千葉）と青森山田高校（青森）、流通経済大学付属柏高校（千葉）と横浜FCユース（神奈川）が対戦予定です。また、FC東京U-18（東京）と大宮アルディージャU18（埼玉）の一戦は11月3日(木・祝)に延期が決まっています。

WEST

前節のWESTでは首位のサガン鳥栖U-18（佐賀）と2位のジュビロ磐田U-18（静岡）が共に敗れるという波乱含みの結果となりました。しかしながら鳥栖は依然として2位に勝ち点4差、3位に同5差を付けています。鳥栖が今節対戦するのは12位のガンバ大阪ユース（大阪）です。EASTと同様に首位対最下位という構図ですが、ここで下剋上が起きればリーグ戦の行方は分からなくなります。鳥栖としては敗戦から立ち直り、首位を堅守できるか。G大阪としては残留に向けての勝ち点奪取にモチベーション高く臨む一戦となるでしょう。

2位の磐田は5位の履正社高校（大阪）と対戦します。前節の磐田はヴィッセル神戸U-18（兵庫）との上位対決で0-5と大差を付けられて敗戦。守備の立て直しが急務です。対する履正社は第16節から3連勝中と終盤に入って調子は上向き。戦績は7勝3分け8敗と黒星が先行していますが、連勝の勢いを継続して勝利を積み重ねることができるでしょうか。

10位のセレッソ大阪U-18（大阪）は8位の大津高校（熊本）と対戦します。前節のC大阪は静岡学園高校（静岡）との打ち合いになり、88分に4-3としてこの試合初めてリードを奪いましたが、後半アディショナルタイムに追い付かれて引き分けに終わりました。それでも6連敗という長いトンネルを抜けて、ようやく勝ち点を手にした一戦でもあります。残留圏の9位まで勝ち点3、8位の大津まで勝ち点4という状況だけに今節勝利できれば大きな一勝になります。対する大津は3連勝中。3試合共に1点差のゲームをものにする勝負強さを発揮しています。前述のとおり、降格圏も近い位置にいるため、気の抜けない状況が続きます。この試合の勝敗がWESTの残留争いを大きく左右しそうです。

その他、名古屋グランパスU-18（愛知）とサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）、東福岡高校（福岡）と静岡学園、清水エスパルスユース（静岡）と神戸が対戦します。

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大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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