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JFAアカデミー熊本宇城 今年の振り返りと来年の目標設定

2019年12月24日

JFAアカデミー熊本宇城 今年の振り返りと来年の目標設定

2019年も残りわずかとなりました。カレンダーもいよいよ最後の一枚を残すのみとなり、アカデミーでは大掃除も終わり、新年を迎える準備が着々と進んでいます。

トレーニングでは選手たちの吐く息が白くなり、風邪を引かないように体調管理にも気をつけながら生活しています。
選手たちは今年の目標を振り返り、自分の現在地を見つめ直すとともに、来年の目標を定めました。

アカデミー生コメント

濱内健輝 選手(中3:9期生/IBUKI北九州)
来年の目標は、ハードワークすること、そしてプレースピードが速い中でもテクニックを発揮することです。今年の僕は、スプリントを繰り返すとすぐに走れなくなり、攻守に関わることができませんでした。ハードワークするためには日々のトレーニングから手を抜かず、人一倍の努力が必要だと思います。守備では身体を張ってボールを奪うこと。攻撃では1本のパスをもらうために何回もスプリントを繰り返し、攻守において長い距離を走る努力を惜しまない選手になりたいです。そして自分の課題に向き合い、走る姿勢を意識してスピードを向上したり、1回でも多くスプリントの回数を増やすためにインターバル走を自主練習に取り入れます。テクニックでは、相手からのプレッシャーが速いとコントロール時にボールに集中できず浮いてしまうことがありました。強いパスを出そうとすると姿勢が崩れ、浮いたパスになってしまい味方の状況を悪くしてしまったのは反省です。トレーニングだけでは自分が習得するための時間が足りないので、学校から早く帰ってきて時間を作り、1本でも多くボールを蹴る努力を続けたいです。夢であるプロサッカー選手になれるように、日々全力でチャレンジしたいと思います。

鬼塚隼大 選手(中3:9期生/ブレイズ熊本)
来年の目標は「動きながらのコントロール」です。
今年を振り返ると、自分の持ち味であるスピードを生かして、オンの時はタイミングよく裏へ抜け出し、得点やアシストをすることができました。しかし、ボールを受ける前のオフの時に、相手の位置やスペースを観ておらず、次のプレーの予測もできていないまま、足元にボールを止めてしまって相手に寄せられ、持ち味のスピードも生かせずボールを失うことがありました。だからこれからの目標を「動きながらのコントロール」に設定し、裏への抜け出しだけでなくOFFの準備をしっかりしてファーストタッチで相手をはがし、持ち味であるスピードを生かして点が取れるサイドアタッカーを目指します。

長野神武 選手(中2:10期生/フォルトゥナ延岡フットボールクラブU-15)
来年の目標は、速いプレッシャーの中でもテクニックの質が落ちること無く、正確な判断をすることです。今年を振り返ると、トレーニングの中でたくさんチャレンジをすることができました。
攻撃では、味方ボールの状況によって次のポジションをとることで、ボールに多く関わることができたと思います。そこで、ゴールを目指すために前向きでプレーするコントロールを意識しました。しかし、パスを受けた時にコントロールの質が低いことが原因で味方や相手の変化を観ることができず、素早く味方にパスを出すことができませんでした。相手がどこを守っているのか全体を観ておくことができないと、サイドチェンジなどの正しい判断もできていませんでした。守備では、ボールの移動中にできるだけ寄せて奪ったり、パスコースを限定することで次の味方が奪えるようにしました。しかし、自分がカバーリングをするときには、味方がボールに寄せてパスコースを限定していても、ボール保持者の身体の向きや使う足、次にパスを受けようとする相手のアクションを把握できていなかったので、奪いにいく決断が曖昧になってしまいました。だから、来年の目標を「状況に応じた的確な判断とテクニックの質」に設定し、自分の目標とする舞台でも通用できるプレーを意識して頑張ります。

田丸太陽 選手(中2:10期生/FC KAJITSU U-15)
来年の目標は、プレーの選択肢を多く持ち、ボールを止めてから蹴るまでをもっと素早くすることです。今年を振り返ると、攻撃では味方のボール状況に合わせて背後をとる動きを増やすことができました。しかし、自分がサイドバックでプレーした時には、味方の動きに合わせてパスを出すことができませんでした。その理由は、パスを受ける前に味方や相手の状況を把握できておらず、次の選択肢を持ってプレーできていなかったからだと分かりました。
来年は中学3年生になるのでこれまでよりスピードも上がり、攻撃では1つの選択肢しかないと相手に奪われてしまいます。だからこそボールを受ける前から選択肢を多く持っておくことで、味方のアクションが活かせるパスが出せるようにしたいです。

石川隼 選手(中1:11期生/チェステレラ鹿児島フットボールクラブ)
来年の目標は、決定力を上げることです。
なぜなら僕はFWの選手であり、チームが勝つために得点が必要だからです。
決意表明を振り返ると、目標にしていたナショナルトレセンのメンバーに選ばれることができました。それは、毎日欠かさずサッカーノートを書くようになったからだと思います。トレーニングで良かったこと、そしてできなかったことはどうすればできるようになるか図を書いて振り返るようにしました。そうすることで、サッカーの基本や、いつ、どのように動けばボールがもらえるのか理解することに繋がり、どんどんサッカーが面白くなりました。しかし、ナショナルトレセン後期対抗戦では、相手選手は自分より大きくて強かったので当たり負けをしてしまいました。夢を叶えるには、テクニックを向上させるだけでなく、強くて負けない体作りも大事だと気づきました。今までは自宅に帰ってからの生活に甘えがあったので、自宅でも食事の量を増やすことで当たり負けしない選手になりたいと思います。だから僕は、来年の目標を「誰にも負けない体を作り、決定力を上げる」に設定し、チームを勝利に導くことができるように頑張ります。

伊東幹太 選手(中1:11期生/ティエラフットボールクラブU-15)
これからの目標は、怖がらずにどんどん挑戦することです。
入校式の決意表明を振り返ると、志を高く持ち、創造すると決意した初心を思い出しました。アカデミー生として責任ある行動を意識し、仲間との絆を深め、共に高め合う関係を作ることができたと思います。しかし、皆の前で発表するなど自分の苦手なことには行動が起こせませんでした。その理由は、ちょっと怖がっていたり、得意ではないことを理由にして挑戦していなかったからです。だけど、怖がって何もしないまま過ごすより、行動を起こしたほうがとても意味があると考えました。今は学校での生徒会活動に特に力を入れ、サッカーでは自分の考えをしっかりもってプレーするようにしました。
だから僕は、これからの目標を「挑戦」に設定しました。積極的にいろんな活動に挑戦し、自分の苦手だった人前に立つことの経験を通して、自分のプレーや行動にもっと自信が持てるようにしたいです。

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