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アカデミー熊本宇城 11期生の卒校式を開催

2022年03月10日

アカデミー熊本宇城 11期生の卒校式を開催

3月4日、JFAアカデミー熊本宇城11期生(中3)の卒校式を開催しました。

今年度の卒校式も新型コロナウイルスの影響により規模を縮小しての開催となりましたが、卒校証書の授与を行い、在校生、保護者、スタッフに見送られて11期生16名が次のステージへと巣立っていきました。11期生の答辞では、3年間で得た経験を選手各々が自分の言葉にして発表しました。

アカデミー生コメント

大神優斗 選手(11期生/中3/久留米AZALEA U-15)
「自律」
僕には2年間、毎日欠かさず継続してきたことがあります。それは内転筋の筋力トレーニングです。O脚を治したいと思い、スタートしました。始めは、治るか分からないという不安があったり、夜眠くて面倒になったりしました。でもなんとか毎日毎日続けていくと、半年くらいでO脚に変化がでてきました。足の動きがスムーズになり、ランニングフォームが改善され、スピードがでるようになりました。また、ボールを思ったところへキックできる感覚が高まりました。さらに1年続けていくと、心の変化にも気付きました。1つのことを継続することで自分の心までもコントロールできるようになりました。例えば以前は面倒と思っていた洗濯や掃除だけでなく、チームの為の用具の準備、食事の準備など率先して動けるようになっています。
僕は高校に進学しても、しっかり自分を律して当たり前のことを当たり前にできる粘り強く継続できる選手になります。

竹馬奈玖 選手(11期生/中3/FCK MARRY GOLD KUMAMOTO)
「つなぐ」
僕のポジションはゴールキーパーですが体格が小さいです。その為、高さが必要とされるクロス対応が難しく苦手です。試合ではクロスからの失点が多いことがあり、GKとしてやっていけるのかどうかと、とても悩んだことがありました。一方で自分の強みはいろいろな種類を変えられる左足のキックです。ボールを持った時に攻撃の起点となり、状況にあった攻撃リズムを作ることが出来ます。自分に弱みと強みがあるように、チームメイトにも弱みと強みがあります。例えば足が速い選手には、まず相手のスペースに走らせるボールを出したり、テクニックがある選手には、足元に速いパスを出すことによって味方の強みを最大限にだすことで得点につなげることが出来ます。次のステージでもいろいろな強みを持った選手と出会うと思います。そこでも自分とチームの一人一人の強みをつなぎ合わせることで、勝利に貢献できるゴールキーパーになります。

井上源就 選手(11期生/中3/チェステレラ鹿児島フットボールクラブ)
「言語化」
僕がアカデミーの三年間で学んだことは、自分の考えを言語化する大切さです。
中学2年生の時、プレーでミスをするたびに悩んでしまい、悩んでいるうちに次のミスをしていました。しかし悩んでいても解決しないと思い、試合や練習が終わった後、サッカーノートに良い点、悪い点をまとめました。また、アカデミーでの試合映像を繰り返し見て、自分とプロの選手のプレーを比較し、意見を出し合いました。そうすることでトレーニング中、仲間やコーチに自分の考えを主張することができるようになりました。ノートを書いたり、意見を言い合ったりしてプレーを言語化すると、同じミスをすることが減り、プレーでもうまくいくことが増えました。サッカーにはミスがつきものです。なぜミスをしたのかを整理し、言語化して夢に向かって努力します。

南平晴翔 選手(11期生/中3/太陽宮崎SC U-15)
「夢」
僕は海外で活躍するプロサッカー選手になるという夢を持ってアカデミーに入校しました。僕は体が小さいです。体が大きくスピードがある海外の選手と対等以上に戦うことを考えると、「観て」「判断して」「実行」するスピードを上げ、より精度の高いテクニックが必要だと、日々のトレーニングで気付かされました。さらにチームスポーツであるサッカーでは、仲間と協力することが大切です。この三年間、週末のみチームに参加しました。そこでチームで共有した事は、勝ちにこだわることです。そのことでチームメイト全員がサッカーの話をすることが増え、お互いの意見を伝え合うようになりました。すると信頼関係が高まり、全員が考えて行動できるチームに変化していき、九州大会までは出場することができました。しかし目標は世界です。まだまだほど遠いですが、アカデミーに来られたからこそ感じられた「より精度の高いテクニック」「信頼関係」を時間をかけて積み上げていき、自分の夢を実現します。

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