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秋田県仙北市で4年ぶりに対面形式で「夢の教室」を開催

2023年06月29日

秋田県仙北市で4年ぶりに対面形式で「夢の教室」を開催

JFAこころのプロジェクトは6月13日(火)~15日(木)に秋田県仙北市内の小学校6校を対象に、「夢の教室」を開催しました。

仙北市では2019年度以来、4年ぶりに実際に夢先生が学校を訪問する、対面形式での「夢の教室」を実施しました。

今回は3日間で6つの小学校の子どもたちと3名の夢先生が交流。初めは緊張している児童も多く見受けられましたが、体育館での「ゲームの時間」を通じて、徐々に緊張がほぐれていきました。また、児童たちと夢先生がゲームの成功にむけて作戦タイムなど一緒に時間を過ごす中で、夢先生との距離も縮まっていきました。

続いて、教室での「トークの時間」では、それぞれの夢先生の熱く、ユーモア溢れるお話に対して、児童たちが目を輝かせながら真剣に聞き入る表情が見られました。

仙北市では、コロナ禍で実施が叶わなかった年代の子どもたちに向けて、今後中学2年生でも「夢の教室」を開催します。

◆秋田県仙北市 6月の実施校(カッコ内は登壇した夢先生の氏名/競技 ※敬称略)
・角館小学校(池田めぐみ/フェンシング)
・白岩小学校・神代小学校(菅和範/サッカー)
・西明寺小学校・桧木内小学校・生保内小学校(市川快/ダブルダッチ)

夢先生コメント

菅和範 さん(元プロサッカー選手)
今回は秋田県仙北市の2つの小学校で夢先生として登壇させていただきました。「ゲームの時間」では「チャレンジ」というテーマで、様々なゲームをおこない、子どもたちはたくさんのチャレンジをしてくれました。成功や失敗もありましたが、結果よりもチャレンジする姿勢、そしてその為に考え、意見を出し合えることの大切さを学んでくれたらとても嬉しいです。
「トークの時間」ではサッカーが上手ではなかった幼少期の経験から、うまくいった時も、そうでない時も、「今何が必要か考える」という作業を常におこなっていたこと、夢曲線はグラフが下に向くことが多く、夢を叶えた自分でも沢山の失敗、悔しさを経験し、それを乗り越えることで夢まで到達したことを伝えました。この2つの時間を通じて、子どもたちの中に気づきが生まれ、これからの行動が少しでも良い方向に変われば、本当に幸せだと感じました。
最後に、様々なサポートをしていただきました、仙北市の皆様、学校関係者の皆様、JFAこころのプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。

自治体関係者コメント

武藤洋史 さん(秋田県仙北市教育委員会 北浦教育文化研究所 指導主事)
コロナ禍により、2020年度は仙北市では「夢の教室」自体が中止となり、2021年度、2022年度はオンラインでの開催でした。今年度は、4年ぶりに「ゲームの時間」と「トークの時間」で構成される『フルバージョン』での開催となりました。
前半の「ゲームの時間」。オンラインでは行えなかったこの時間のもつ重要性を、改めて感じることができました。子どもたちの状況によってゲーム内容を工夫し、成功体験と失敗体験をバランスよく組み合わせる、アシスタントとディレクターのコーディネート力。ゲームのミッション達成のために「夢先生」と子どもたちが一緒に考え、アイディアを出し合い、挑戦していく中で結ばれていく「こころのつながり」。「ゲームの時間」があることで、後半の「トークの時間」がより印象に残る効果もあると強く感じました。
池田めぐみ先生のトークの時間では、池田先生の挫折とそこから立ち直るまでの葛藤、周囲との関わりについてのお話に子どもたちが完全に引き込まれました。トークの時間終了後、池田先生の波瀾万丈な人生に感銘を受け、涙を流す子が多く見られました。菅和範先生のトークの時間では、菅先生が何でも話せる雰囲気を作り上げてくれ、「夢」や「頑張りたいこと」について、子どもたちが積極的に話し、「夢」をもち、挑戦し続けることの大切さについて学びました。市川快先生のトークの時間では、市川先生とダブルダッチの出合い、「好き」が「目標」に変わっていくお話に、子どもたちは目を輝かせて聞き入っていました。「誰かのために」自分が頑張れることについて、ひとりひとりがしっかりと考えることができました。

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