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茨城県水戸市にフットボールセンターが完成

2022年12月26日

茨城県水戸市にフットボールセンターが完成

日本サッカー協会(JFA)ではグリーンプロジェクトの一環として、2015年から全国各地に都道府県フットボールセンターや地区サッカー施設を整備する「JFAサッカー施設整備助成事業」を行っています。

茨城県水戸市では、新たに夜間照明のついた人工芝のサッカーピッチ2面を備えた「JAいばらきスポーツパーク(茨城県サッカー協会フットボールセンター)」が完成し、その竣工式が12月24日、八木岡努JA茨城県中央会会長など地元の関係者や田嶋幸三JFA会長が出席して行われました。

この施設はJA茨城県中央会が所持するJAグループ茨城教育センターの敷地にサッカーピッチを作った、今後の茨城県サッカーの拠点となるものです。敷地内には、大小5つの会議室のある研修棟、食堂、最大150名が宿泊できる宿泊棟があり、全国で初めてのJAグループとサッカー協会の共同プロジェクトとして今後運営していくことになります。

ピッチには天然素材を利用した人工芝を使用し、またAIカメラを駆使した、瞬時の試合分析・フィードバックが可能な映像分析プラットフォームを備え、防球ネット内に簡易スタンドを設置するなど、スポーツを「する」「見る」「関わる」の一体感を配慮した施設になっています。

JAいばらきスポーツパークは、茨城県サッカー協会の理念、ビジョン、ミッションを実現するための拠点となり、特に「強化・育成・指導者養成・普及・審判員養成」を実践する場となるとともに、地域の老若男女、多くの人々がスポーツを楽しむ環境を提供してスポーツが生活に溶け込み、豊かで活力のある社会の実現に繋がることが期待されています。

コメント

八木岡努 JA茨城県中央会会長
本日ここに、JAグループ茨城教育センターの新グラウンド「JAいばらきスポーツパーク/IFAフットボールセンター」が無事に竣工し、こうして皆様にお披露目出来ますのも、茨城県サッカー協会をはじめ、日頃からご支援、ご協力頂いております地元国田地域の皆様、そして、日本体育施設株式会社様をはじめとした、工事にたずさわってくださった皆様のご尽力の賜物と、心から感謝申し上げます。
JAグループ茨城教育センター(旧茨城県農村研修館)は、昭和57年にJA役職員等の教育研修施設として設立され、現在は地域に開かれた施設として運営しておりますが、稼働率が課題となっていました。一方、茨城県サッカー協会においては、本県のサッカー人口に対するグラウンド数の問題、特に県央・県北地域におけるグラウンドの充実は長年の課題となっておりました。そのような中で、2020年の夏に「双方の強みや経営資源を掛け合わせ生かしあうことで、お互いが抱える課題を解決できないか」という話から、このグラウンド構想が動き出しました。
JAグループ茨城は「農業と地域社会に根ざした組織としての社会的役割を誠実に果たしていくこと」、そして茨城県サッカー協会は「豊かなスポーツ文化の発展と心身の健全な発達に寄与すること」をそれぞれの使命としておりますが、その使命がここ「JAいばらきスポーツパーク」を起点として、大きく前進していけるのではないかと期待しております。
スタッフ一同、気持ちも新たに、今まで以上に愛される施設として、業務に邁進する所存でございますので、どうか皆様、今後ともこれまでと変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

大和田健 公益財団法人茨城県サッカー協会会長
このような素晴らしいグラウンドができてたいへん嬉しく思っています。先日アルゼンチンの優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップカタール大会は日本の多くの皆さんにサッカーを通して感動を与えていただいたかなと思っていますが、日本が目指しているベスト8、それ以上の成績を上げられるように、今後は地方のサッカー協会も更に一丸となって行くことが大事な要素だと考えています。この新しく完成した施設を拠点に、茨城県でもサッカーの試合を沢山行っていくと同時に、指導者、審判員の養成というサッカーの基礎となる事業に全力で取り組みたいと思います。これからの茨城県サッカー協会が見せるパフォーマンスに期待していただきたいですし、我々もサッカーの発展に向かって邁進していきたいと思います。

田嶋幸三 会長
IFAフットボールセンター/JAいばらきスポーツパークの完成、誠におめでとうございます。
本施設は、JAグループ茨城と茨城県サッカー協会が連携し、ここ、水戸市に新たな拠点として誕生しました。この施設の特徴は、サッカー協会がJA様と連携することで、宿泊棟、研修棟、食堂などがサッカーグラウンドと一体となっていることです。このような新たな取り組みをされていることに心より感謝しています。多くの人が集まり続けるサスティナブルな施設になっていくのではないかと思います。
日本サッカー協会では、これまで200億円の投資をして全国にグラウンドを作るお手伝いをしてきました。子どもたちが転んでも痛くない、擦り傷もできないグリーンのグラウンドがあるからこそ、サッカーや他のスポーツを楽しむことができると思っています。今後もこの投資は継続して行っていきたいと思っています。
FIFAワールドカップカタール大会ではSAMURAI BLUEが本当に素晴らしい活躍をしてくれました。残念ながら新しい景色はあともう一歩で見ることができませんでしたが、日本サッカーの新しい時代を築いてくれたと思っています。SAMURAI BLUEには茨城県の出身、あるいは関わりのある多くの選手、スタッフがいたことに、この場を借りて感謝したいと思います。
是非この施設を活用して、今後も多くの代表選手を育てて欲しいと思いますし、同時に多くのサッカーに関わる人が育ち、サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を茨城県に作り、人々の心身の健康に寄与し、社会が発展する原動力になっていくようになればと思っています。
改めて多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。ますます茨城県のサッカー、スポーツが発展していくことを祈念します。

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