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U-15モンゴル女子代表が神奈川県内で強化合宿を実施

2019年07月18日

U-15モンゴル女子代表が神奈川県内で強化合宿を実施

7月3日(水)から10日(水)までの8日間、U-15モンゴル女子代表のトレーニングキャンプが神奈川県足柄下郡箱根町の星槎箱根キャンパスで行われました。今回のキャンプは、2020年に行われるAFC U-16女子選手権2021予選に向けた事前準備を目的とし、期間中は合計で4試合のトレーニングマッチを実施しました。

また、トレーニングキャンプ6日目の7月8日(月)には、箱根町湯本庁舎の表敬訪問や箱根観光、着物体験など日本の伝統的な文化に触れる機会もありました。

トレーニングマッチの結果は以下の通りです。

7月5日(金) vs OSAレイアFC U-15 (30分x2本)●0-4(0-2)
7月6日(土) vs 東海大学付属静岡翔洋中学校女子 (30分x2本, 20分x1本)●1-3(1-0, 0-2, 0-1)
7月7日(日) vs 常葉大学附属橘中学校女子 (30分x2本, 20分x1本)●0-20(0-12, 0-3, 0-5)
7月9日(火) vs OSAレイアFC U-15 (30分x2本)●2-3(0-3)

監督・選手コメント

河本菜穂子 監督
今回のトレーニングキャンプでは、日本サッカー協会、星槎箱根キャンパスの安野さんをはじめスタッフの皆さま、チームの対戦相手のOSAレイアFC、東海大付属静岡翔洋中学校、常葉大学附属橘中学校のスタッフや関係者の皆さま、グランド提供してくださった藤枝東高校のスタッフや関係者の皆さま、大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今回の合宿を通して、選手たちの成長を肌で感じられました。最初はバラバラだったチームも試合を重ねるにつれ、チームとはどうあるべきなのか、チームとして何をするべきなのかを選手たちが自主的に考え始め、最後の試合では勝利とはなりませんでしたが、最後の最後まで相手チームに迫る勢いを出せるほどに成長することができました。また、今回の合宿ではサッカー面だけではなく、生活面についても選手の成長を感じられました。食後の片付けや、ゴミの管理、合宿所のルールを守ることを通して、選手たちが自主的にチームとして高め合っていく姿を見ることができました。今後、この選手たちはモンゴルを代表とする選手となっていきます。サッカーの技術だけではなく、1人の人間として成長し、将来のモンゴルを引っ張っていく存在となるための欠かせない経験を今回のキャンプですることができました。今回の経験を来年に行われるAFC U-16女子選手権予選に生かしてさらに成長していければと思っています。

Naranbaatark Khandsuren 選手
初めて日本に来て、とても環境の良い場所でサッカーのトレーニングや試合ができて楽しかったです。日本がとても綺麗な国だと知り、日本人が礼儀正しく、優しい人々だと感じました。
浴衣を着させてもらってディナーを食べたことは良い思い出としてこれからずっと覚えていると思います。芦ノ湖に連れていってもらったことも良い思い出の一つです。日本でのキャンプで日本の文化を学べたので幸せです。
個人の目標として、スキルやテクニックを上達させて将来モンゴルナショナルチームのメンバーの一員になれるよう頑張りたいです。モンゴルナショナルチームで女子ワールドカップでることが私の夢です。サッカー選手を引退したあとはレフェリーになることも考えています。
チームの目標として、サッカーやサッカー以外のところでもお互いサポートし合ってチームとして成長したいです。

Amartuvshin Sanchirmaa 選手
日本に来て、日本がとても綺麗な国で、礼儀正しく、人に対して優しいと感じました。日本人の助け合いの精神が印象的でした。
日本のチームはどのチームもスピードやテクニックがあってとても強かったです。日本のチームはチームのために、一人ひとりが試合中、一生懸命自分の役割を果たしていました。モンゴルチームもチームのためにプレイできるようみんなでサポートし合いたいです。モンゴルに戻ったら、もっとテクニックがうまくなるよう、速く走ったりクイックに動けるようにトレーニングを頑張りたいです。チームの中でリーダーシップを出して、みんなをまとめて成長していきたいです。
海を見たことも、浴衣を着たことも初めてのことで、とても嬉しかったです。箱根関所見学では、日本の昔のことが知れて良かったです。また山から見た景色がとても綺麗でした。

AFC加盟協会の日本でのキャンプ受入れ

日本サッカー協会では、日本でのキャンプ実施の要請があった場合、トレーニングマッチのアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会のチーム強化をサポートしています。
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