FIFAワールドカップブラジル大会まで余すところあと3ヶ月。本大会までに日本で開催される強化試合は、明後日(3月5日(水)/キックオフ19:40)のニュージーランドと、5月27日(火)にさいたまスタジアム2002で開催されるキプロス代表(19:30キックオフ)とのキリンチャレンジカップ2014の2試合のみとなりました。
SAMURAI BLUE(日本代表)は今日、集合して2日間のトレーニングを行った後(一般には非公開)、明後日のニュージーランド戦に臨みます。

 

 

現国立競技場で行われるサッカー日本代表戦としては、今回のニュージーランド戦が最後となるため、このキリンチャレンジカップは「ありがとう国立競技場」と題し、元日本代表選手の皆さんをゲストに各種イベントをご用意( 詳しくはこちら )。また、試合会場で販売されるオフィシャルプログラムも「国立競技場」をテーマにした読み物を掲載しています。

 

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1958年3月、現在の5万人収容のスタジアムに生まれ変わった国立競技場は、明治神宮外苑競技場の跡地に完成しました。
同年5月の第3回アジア競技大会の舞台となり、サッカーでは、決勝戦を含む6試合が国立競技場で行われました。日本代表の国立デビューは、同28日に行われた香港とのグループステージ第2戦。日本は、第1戦で「アジア最弱と言われていたフィリピン」(『日本サッカー協会75年史』)に0-1で敗れ、果敢に挑んだこの香港も相手のパスワークに翻弄されて0-2で敗戦し、決勝トーナメント進出はなりませんでした。
その後も国立競技場は数々のサッカーの舞台となりました。1964年の東京オリンピック、68年メキシコオリンピックのアジア地区予選、日本で初めて開催したFIFA主催のFIFAワールドユース選手権大会(1979年)、そして、天皇杯、トヨタ ヨーロッパ/サウスアメリカカップ(通称、トヨタカップ)、Jリーグ開会式等など。ちなみに、国立競技場で行われた日本代表の国際Aマッチは85試合、女子代表のAマッチは18試合が行われました。
プログラムでは、「『聖地・国立』半世紀の記憶と記録」と題して国立競技場におけるサッカーの名勝負と数々の歴史的場面を振り返ります。「(国立競技場は)人生を変えてくれた場所」と語る水沼貴史さん(元日本代表)のコラムも必見。また、連載「サムライの書」では、同じく元日本代表の木村和司さんが、SAMURAI BLUEへの期待とともに国立競技場での思い出を語っています。
そのほか、SAMURAI BLUEのザッケローニ監督と、国際Aマッチ出場歴代1位を誇る遠藤保仁選手のスペシャルインタビュー、対戦国のニュージーランドチーム情報、連載「リスペクトのある風景」など、読み応えある企画が満載です。

 

多くのサッカープレーヤーやファンにとって「聖地」だった現国立競技場。7月に取り壊されることに一抹の寂しさを感じている人は少なくないと思いますが、2019年3月には8万人収容の近代的なスタジアムに生まれ変わり、新たな歴史を紡いでいくことになります。

 

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プログラムはニュージーランド戦当日、国立競技場の3階コンコース3ヶ所(メインスタンド側2ヶ所、バックスタンド側1ヶ所。 詳しくはこちら )で販売します。観戦の記念に、そして、現国立競技場最後の代表戦としての思い出に是非、お買い求めください

*キリンチャレンジカップ2014 ニュージーランド戦は、TBS系列で全国生中継します。
*プログラムのバックナンバーは「日本代表グッズオフィシャルショップ」でご購入いただけます( こちら )。

 

夢をチカラに2014