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高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会が開幕

2025年12月14日

高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会が開幕

高円宮杯 JFA 第37回全日本U-15サッカー選手権大会が12月13日(土)に開幕し、山口、愛媛、大阪の各会場で1回戦16試合が行われました。

ピックアップマッチ1

青森山田中学校 0-1(前半0-0、後半0-1) 浦和レッズジュニアユース

愛媛県松山市の北条スポーツセンター陸上競技場(天然芝)で行われた、青森山田中学校(東北1/青森)と浦和レッズジュニアユース(関東3/埼玉)による第1試合は、最後まで目が離せない展開となりました。

互いに前線への長いボールを中心にチャンスを伺いますが、「途中から、つなげるところは落ち着いてつないでいこうと話していた」(DF森井琉生選手)という浦和が見せ場をつくります。25分には左からのクロスボールをMF森泉迅選手が競り合い、FW執行悠斗選手がこぼれ球を狙いますが、先に青森山田のGK佐藤陽心選手に反応されます。35分、MF箕輪大世選手が送ったクロスのセカンドボールを拾い、MF野口蒼太選手がゴールを狙いましたが、得点には至りません。

前半をシュート1本で終えた青森山田も後半早々、FW髙田莉玖選手がゴールを狙うなど一進一退の攻防が繰り広げられる中、均衡が崩れたのは77分でした。右サイドでボールを持った浦和のMF山﨑歩選手がゴール前にクロスを上げると、これに執行選手が反応。「関東リーグでも同じ形で得点を挙げていたのでボールが来ると信じていた」(執行選手)という言葉どおり、思い切り良くゴール前に飛び込んでシュートを決め、浦和がリードを奪います。浦和はこの後も落ち着いた試合運びを見せ、1-0で勝利。2回戦へと駒を進めました。

ピックアップマッチ2

サンフレッチェくにびきFC U-15 1-3(前半0-1、後半1-2) 横浜F・マリノスジュニアユース

北条スポーツセンター陸上競技場(天然芝)での第2試合は、横浜F・マリノスジュニアユース(関東6/神奈川)が、サンフレッチェくにびきFC U-15(中国3/島根)を相手に優勢に試合を進めます。

横浜FMは、相手の背後を狙いつつも、裏のスペースを警戒されたらボランチのMF武田隼一選手を中心にテンポよくボールを動かします。16分にはFW山田湊斗選手の突破からCKを獲得。MF松井皓選手が入れたボールにDF瀬戸山玲音選手が合わせ、先制点を奪いました。

後半も横浜FMの流れで試合が進むと、45分には松井選手とFW鈴木遼選手が左サイドで連係し、ゴール前にパスを供給。最後はファーサイドの山田選手が合わせて、くにびきを引き離します。その3分後には高い位置でこぼれ球を拾った武田選手がゴール前にスルーパスを送ると、FW藤澤斗亜選手がこれに抜け出し、3点目を決めました。

対するくにびきも、FW大塚躍雲選手ら途中出場の選手を投入し、反撃を開始。63分にはゴール前でフリーとなった大塚選手が1点を返しましたが、反撃はおよばず。横浜FMが3-1で勝利を挙げました。

監督・選手コメント

古川瑛大 選手(青森山田中学校)
夏の全国中学校サッカー大会を2回戦敗退という結果で終えた後、学校生活を変え、練習でも強度を高く保ちながら、守備は絶対に負けないという気持ちで取り組んできました。夏の悔しさをぶつけようと意気込んで今大会の初戦に臨みました。前半を無失点に抑えることができたのですが、得点を奪えなかった部分は課題です。高校に進んだ後も、仲間と努力して高校サッカー選手権やインターハイでメンバーに入って、そこで結果を残せるような選手になりたいです。

森井琉生 選手(浦和レッズジュニアユース)
前回大会の準決勝と決勝を観客席から見ていました。今年は、先輩たちを越えるためにも絶対優勝したいです。キャプテンの印出晴選手が怪我で不在ですし、体調不良でこの大会に出場できない選手もいるので、そういう選手の思いを背負って優勝を目指します。個人としては点を決めたいです。守備ではFWにボールが来たとき、その相手を抑えて自分のボールにすること、失点しないように最後まで体を張ります。

吉川公二 監督(サンフレッチェくにびきFC U-15)
高円宮杯U-15に出場するのは6年ぶりです。これまではプレッシャーがかかったら長いボールを蹴って、それを拾われて押し込まれる展開になっていました。でも、今回は全国の相手と対戦しても逃げたくないと考えていました。全国大会に来たからといって普段と違うサッカーをするのではなく、これまで取り組んできたことを見せようとトライしました。そこには満足していますし、手応えも感じました。課題よりできたことが多かったので、選手たちには強豪相手にも普段どおりのサッカーができると自信を持ってほしいです。

瀬戸山玲音 選手(横浜F・マリノスジュニアユース)
夏の日本クラブユースサッカー選手権ではラウンド32で敗れて悔しい思いをしました。今大会は絶対に優勝するという意気込みで挑んでいます。夏場以降は練習試合でも勝利にこだわってきました。今回の試合も序盤の10分は前からボールを奪いにいき、できるだけ相手陣内でサッカーをしようと考えていました。後ろからも声を出して、なるべく高い位置で相手を追い込んで、良い形でボールを奪って点を取りたいと思っていました。次の試合でもボールを持ったらまずは前から見て、アタッキングフットボールがしたいです。

大会期間:2025年12月13日(土)~12月27日(土)
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