JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > U-21日本代表 欧州遠征2戦目の開催地・ポルトガルで活動をスタート

ニュース

U-21日本代表 欧州遠征2戦目の開催地・ポルトガルで活動をスタート

2022年11月21日

U-21日本代表 欧州遠征2戦目の開催地・ポルトガルで活動をスタート

U-21日本代表はU-21スペイン代表との試合を終えた翌日の19日(土)に、今遠征2戦目のU-21ポルトガル代表戦のベニューであるポルトガル/ポルティマンに移動しました。

セビージャを午前中に出発して陸路で約3時間、昼過ぎにポルティマンに到着したチームは昼食をとって午後のトレーニングに備えます。この日のトレーニングは、スペイン戦の出場時間に応じてリカバリー組とトレーニング組に分かれて実施しました。途中出場の選手の中でも、交代時間によってトレーニング量をコントロール、きめ細やかに選手のコンディションを整えます。

ポルトガル2日目の20日(日)は全員でトレーニングをスタートしました。スペイン戦の反省を踏まえて具体的な課題に取り組むと大岩剛監督は話し、「それぞれのトレーニングに意味、狙いがある。気づいて、イメージして、感覚を磨いてほしい」と集中してトレーニングに取り組むように促します。矢野由治フィジカルコーチのリードで入念なウォーミングアップを終えた選手たちは、羽田憲司コーチのもとで、スペイン戦でボールを失うことが多かったスローインにさっそく取り組むなど、試合をイメージしたメニューをこなします。フィールドプレイヤー(FP)と並行して別でトレーニングに励むGK陣は、2日間とも3人が揃いました。この日も、キャッチングやシュートストップに加えて、ボールコントロールと配給まで一連の動作を細かく確認する作業を続けます。連続する動きにミスやズレが生じるときでも、その都度リカバリーを促す浜野征哉GKコーチの声がピッチに響きます。その後はFPとGKが合流して、変則的な6対6をルールやピッチサイズを変えて行い、この日のトレーニングを終えました。

夜のチームミーティングには、ポルティマンを本拠地とするポルトガル1部リーグのポルティモネンセSCで活躍するGK中村航輔選手が激励に駆けつけてくれました。リオオリンピックやFIFAワールドカップロシア大会に選出された経歴を持つ中村選手は、パリオリンピック出場とSAMURAI BLUE(日本代表)入りを目指すこの年代の選手にとって、まさに“先輩“にあたります。中村選手はU-21日本代表に、「ワールドカップカタール大会に選ばれた選手が成功者なら、自分は失敗かもしれない。けど、いろいろな道があるし、成功を目指してまた次の大舞台に臨みたいと思っています。皆さんの成功を祈っています」とエールを送ってくれました。

U-21日本代表対U-21ポルトガル代表戦は、中村選手が所属するポルティモネンセSCのホームスタジアム・Estádio Municipal de Portimãoで11月22日(火)19:15(日本時間翌23日4:15)キックオフ予定です。

選手コメント

GK #23 小久保玲央ブライアン 選手(SLベンフィカ/ポルトガル)
コンディションは上がってきていますし、気持ちのところで言えば、何がなんでもU-21ポルトガル代表には負けられないという気持ちです。チームメイトと元チームメイトを合わせると8人くらいが選ばれていて、どうしても負けたくないというプライドがあります。過去に2回ポルトガルと対戦経験がありますが、どちらも負けていて、3回目となるとさすがに負けたくないという気持ちが強いです。自分はポルトガルからスペインに集合して、日本から来た選手に比べたら移動は少ないですが、ここは試合の間に3日あるので、みんなでコンディションを整えて臨みたいです。スペイン戦は勝てた試合、勝ちたかった試合で、欧州のチームとの差は詰めていかないといけないというのは全員の共通理解です。海外に挑戦したいと思っている選手もいる中で、この差を縮めていかないと、オリンピックのメダル獲得という目標は遠のいていくばかりだと思っています。

DF #5 木村誠二 選手(FC東京)
スペイン戦は、チームとしては、前半だけ見ればしっかりと戦えていた印象です。球際でも負け続けることはなかったですし、相手ゴールに迫る機会もあったので、ピンチらしいピンチもそうはなかったので、手応えはありました。後半に入って早々に失点してしまったことでボールを持ち続けられて、奪いきれずに更に失点して、前にも出て行けないという状況にしてしまいました。前半の手応えのあったサッカーを後半も続けられなかったことが敗因ですが、そこはちょっとしたポジショニングのズレであったり、いろいろなことを少しずつスペインが日本を上回っていたと思います。後半はピッチを広く使われて、スペースを空ける動きや、空いたスペースに走る部分、そこへのパスの精度とか、個人の能力は高かったです。次のポルトガル戦が中3日と近いので、スペイン戦の反省を生かせる場が目の前にあるということで、ここでまたゼロに戻るのではなく、積み上げてきたことをチーム全員で共有して臨みたいと思います。

DF #22 畑大雅 選手(湘南ベルマーレ)
ここまで自身の調子もいいですし、チームとしても、スペイン戦は勝てませんでしたが、どこが悪いのかみんな分かっているので、切り替えて練習、リカバリーができていると思います。ポルトガルの予想されるシステムを考えると、サイドバックに時間が多くなると思うので、チームのスピードを上げる配給であったり、自分のところからできたらいいなと思っています。前回の欧州遠征ではなかなか前に出ていけなかったので、後ろでの関わりもそうですが、より前線での関わりを増やしていきたいです。

国際親善試合

2022年11月18日(金) 20:00 キックオフ予定(日本時間 11月19日(土) 4:00)vs U-21スペイン代表
会場:Estadio La Cartuja(スペイン/セビージャ)

2022年11月22日(火) 19:15 キックオフ予定(日本時間 11月23日(水) 4:15)vs U-21ポルトガル代表
会場:Estádio Municipal de Portimão(ポルトガル/ポルティマン)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー