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静岡県選抜O-70やアスレチッククラブちばなどが決勝ラウンドへ JFA 第16回全日本O-70サッカー大会

2022年06月20日

静岡県選抜O-70やアスレチッククラブちばなどが決勝ラウンドへ JFA 第16回全日本O-70サッカー大会

JFA 第16回全日本O-70サッカー大会は6月19日(日)に2日目を行い、決勝ラウンド進出を目指して第3節が行われました。

グループA首位の兵庫県70選抜(関西/兵庫)を勝ち点1差で追うアスレチッククラブちば(関東1/千葉)は、今大会、初めての勝ち点を挙げたい開催地代表、えひめ四十雀フットボールクラブ(愛媛)と対戦。開始早々に先制すると、前半のうちに4ゴール、後半にも1点を加えて5-0で勝利しました。グループAの2位となり、他の2グループの結果を待ちます。

グループBでは2試合で計10得点と攻撃力を見せる岩手70(東北/岩手)と、勝ち点2差の高知昭和OB会サッカークラブ(四国/高知)が1次ラウンド突破を懸けた直接対決に。序盤は岩手70の攻撃にうまく対応していた高知昭和OB会でしたが、10分にオウンゴールで失点。13分にも失点し、0-2で敗れ、惜しくも敗退となりました。

グループCの首位突破を決めたのは、熊本オールドキッカーズ(九州/熊本)に4-0で勝利した静岡県選抜O-70(東海/静岡)でした。大会初日を終え、静岡県選抜と同じ勝ち点で並んでいた大会初出場の山梨シニア70(関東2/山梨)は、勝ち点1差の信州惑々サッカークラブ(北信越1/長野)を押し込み、試合残り5分でついに先制します。しかし、ラストプレーで信州惑々が追い付く劇的な展開になりました。

2日目の6試合を終えた結果、決勝ラウンドには各グループ1位となった兵庫県70選抜、岩手70、静岡県選抜O-70と、最終節の5得点がものをいったアスレチッククラブちばの4チームが進出しました。

選手コメント

川野保俊 選手(えひめ四十雀フットボールクラブ)
3敗という結果は残念ですが、全国から強いチームが集まった大会なので、そこは仕方ないです。コロナの影響で練習も満足にできない時期でもあるし、サッカーができるだけで僕はうれしいです。初戦にゴールを決められたことは良かった。前でプレーする以上、取らなくてはいけない得点を取れましたからね。ただ、他にもチャンスはあったので、もう少し決められたとは思います。それでも昨日、今日と大会3試合、楽しくサッカーをすることができました。

吉永洋一 選手(高知昭和OB会サッカークラブ)
岩手さんは前線の選手が走れるので、いかに対応できるかが勝負でしたが、前半の2失点が痛かった。2失点目はオフサイドトラップをかけたとディフェンスの選手は言っていましたが、みんな年齢が行っているから、なかなかそろって上げられませんでしたね。僕は今年、70歳になるのでチームでは新人です。今回は決勝ラウンド進出を狙っていたので、結果は残念。でも来年、有望な新人が数人入ってくる予定なので、また頑張ります。

小嶋章之 選手(岩手70)
東北の予選は大変でした。2試合ともPK戦でしたから。1試合目が0-0から、決勝は最初に2点取られて、後半やっと追い付いて、GKが活躍して何とか辛くもここに来ました。冬の練習の効果ですね。体育館、それから外も芝が見えるところまで雪を払って、みんなで頑張ってきたかいがあります。(決勝ラウンド進出に)東北の他県のチームも、「岩手にPKで負けた甲斐がある」と言ってもらえるのでは。愛媛に来て良かった。明日も楽しんでプレーしたいですね。

風間芳治 選手(山梨シニア70)
(先制しながらも試合終了間際に追い付かれて)みんな100パーセント出し切っての結果なので、仕方ないです。ゴールはいいボールが来たので、あとは狙って打つだけの、完全にはまった展開でした。関東を勝ち抜くのは本当に大変でしたね。そこを越えて、これだけの経験ができてとても感動しています。監督は、山梨でO-70のチームを立ち上げて、6年かかって初めて全国に出られたと話をされていましたが、初出場のチームとして良いパフォーマンスを見せることができました。

大会期間:2022年6月18日(土)~6月20日(月)
会場:愛媛県/愛媛県総合運動公園球技場、愛媛県総合運動公園補助競技場、ニンジニアスタジアム、北条スポーツセンター陸上競技場、北条スポーツセンター球技場

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