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川崎、大会2連覇へ力強く前進 脇坂選手3ゴールに絡み、鹿島に快勝 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会

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2021年10月28日

川崎、大会2連覇へ力強く前進 脇坂選手3ゴールに絡み、鹿島に快勝 天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会

J1でも独走態勢で2連覇を目前としている川崎が、天皇杯も大会連覇に向けて力強く前進しました。鹿島に実力差を示すように3-1で快勝。立役者は3ゴールに絡む大活躍を見せた脇坂泰斗選手でした。

前半から家長昭博選手らを軸に優勢にボールを回し、同32分に脇坂選手の左CKがオウンゴールにつながって先制。後半は開始早々から畳み掛けました。3分にシュート性のクロスで旗手怜央選手の追加点をアシストした脇坂選手は、さらに3分後には豪快な左足ミドルシュートをゴール右上に突き刺して勝負を決めました。「90分で勝てて良かった。鹿島は守備のいいチームなので、複数得点できたことは自信になる」と、殊勲のMFは手応えを口にしました。

鹿島は終盤に盛り返しましたが、反撃は1点どまり。今季リーグ戦でも2戦2敗の相手に雪辱はできず、3シーズン連続での無冠が確定しました。途中出場で、こぼれ球を頭で押し込んでゴールを決めた荒木遼太郎選手は「全てのタイトルを失って本当に悔しい」と落胆を隠せませんでした。

12月12日の準決勝で川崎は大分と対戦します。4強入りを決めた鬼木達監督は「タイトルを取るという気持ちが表れていた」とチームの充実ぶりを感じており、旗手選手は「僕が走ればチームが勝つ。(J1と天皇杯の)二つのタイトルを取るという強い気持ちで頑張りたい」と気合十分。どこが相手あろうと、頂点にたどり着くまで気が緩むことはなさそうです。

監督・選手コメント

鬼木達 監督(川崎フロンターレ)
中2日の試合でしたが、選手が本当にすばらしいファイトを見せてくれました。立ち上がりから圧倒しようと話をした中で、それを実現するためにしっかりとハードワーク、球際のところ、切り替えのところ、全ての面で本当によくやってくれたと思います。前半のうちに1点が取れたこと、また後半でしっかり得点を重ねられたこと、とにかく天皇杯のタイトルを取ろうという気持ちが現れたゲームだったと思います。

脇坂泰斗 選手(川崎フロンターレ)
攻撃のところで起点になり、得点に絡むところは、ここ最近、自分の中で自信を持ってプレーできていました。そこが今日の試合ではしっかり結果につながったのでよかったと思います。中2日で非常にタフな試合になるのは分かっていましたけど、その分、いい準備ができて、締まったゲームになったと思います。ゴールに関しては思い切って狙ったところに飛んでくれました。練習の成果が出て良かったです。

相馬直樹 監督(鹿島アントラーズ)
我々にとって天皇杯は今年の最後のタイトルでした。勝つことを強調して準備してきた中で、その部分が少し足を前に出せないような状況にしてしまったかもしれません。結果的に川崎さんにそういうところを突かれ、押し込まれて失点してしまった。後半もう一度という中で、早い時間にもう一点取られたところで士気が落ちたところはあったと思います。

安西幸輝 選手(鹿島アントラーズ)
大会にかける思いは、鹿島全員、スタッフを含め、このタイトルを絶対に取りたいという気持ちでした。その中で非常に残念な結果になってしまったと思っています。前半の立ち上がり15分という時間帯に相手に圧を掛けられなかった。相手には打開する力があって、そこでうまくやられてしまったなと思います。完敗だと思います。

【1回戦】5月22日(土)、23日(日)[予備日:5月24日(月)]
【2回戦】6月9日(水)、16日(水)
【3回戦】7月7日(水)[予備日:7月14日(水)]
【ラウンド16(4回戦)】8月18日(水)[予備日:10月13日(水)]
【準々決勝】10月27日(水)[予備日:11月17日(水)]

【準決勝】2021年12月12日(日)
【決勝】2021年12月19日(日)

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