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選手権予選のリベンジを果たした流経大柏が暫定2位に浮上! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東第6節

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2020年11月30日

選手権予選のリベンジを果たした流経大柏が暫定2位に浮上! 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東第6節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2020関東の第6節が11月28日(土)と29日(日)に行われ、各地で熱戦が繰り広げられました。

ピックアップマッチ

市立船橋高校 0-1(前半0-0、後半0-1)流通経済大学付属柏高校

船橋市法典公園(グラスポ) 球技場では、市立船橋高校(千葉)と流通経済大学付属柏高校(千葉)が対戦しました。11月15日(日)に行われた第99回全国高校サッカー選手権大会の千葉県予選決勝でも顔を合わせた際は、1-0で市立船橋が勝利しています。2週間ぶりの再戦となりますが、ライバル対決とあって選手たちのモチベーションは否応でも高まります。市立船橋のDF菅谷暁輝選手(#4)が「勝利を掴んで千葉県代表になったことを示したい」と意気込めば、流経大柏のMF並木爽選手(#22)も「選手権予選で負けた悔しさを忘れていない」と話し、両者はいつも以上の熱量でゲームに挑みました。

試合は序盤から球際で激しくせめぎ合い、お互いの意地がぶつかり合う展開になります。市立船橋は前節に続いてキャプテンのDF石田侑資選手(#5)を欠く布陣になりましたが、組織的なプレスで堅守を構築。一方、累積警告で出場停止となったキャプテン・MF藤井海和選手(#4)不在の流経大柏はオール3年生の先発メンバーで勝利を目指します。中盤で素早く相手に寄せてマイボールにし、最前線のDF新宮海渡選手(#26)、FW森山一斗選手(#10)にパスをつないでチャンスをうかがいます。しかし、互いに得点は奪えず、ハーフタイムを迎えます。

迎えた後半。流経大柏がペースを掴むと、52分にスコアを動かします。左サイドで得たFKの流れからMF坂田康太郎選手(#8)がゴール前にクロスを供給。これに今季初出場の並木選手が左足で合わせ、均衡を破りました。以降は相手の反撃に遭う場面もありましたが、センターバックのDF根本泰志選手(#5)を中心に粘り強く守って得点を与えません。最後までリードを守り切った流経大柏が勝利を収め、暫定で首位と勝点1差の2位に浮上しました。

監督・選手コメント

DF #4 菅谷暁輝 選手(市立船橋高校)
千葉県代表になったので今回の試合は負けてはいけませんでした。ただ、熱量は相手が上で、僕たちは一度県大会を優勝してひと段落してしまったかもしれません。選手権予選決勝の時に見せたような熱量を出せず、今回の結果になってしまいました。今からでも遅くないので、次の練習から今まで以上に励んで、熱量を取り戻して全国大会に挑みたいと思います。

MF #10 佐久間賢飛 選手(市立船橋高校)
相手から気迫を感じました。それを上回らないといけなかったのですが、のみ込まれてしまいました。(セットプレーからの失点については)前節の横浜F・マリノスユース戦前までセットプレーからの得点を許していませんでしたが、その試合で3得点を取られて今日も失点をしました。なので、もっと突き詰めて取り組んでいきたいです。

榎本雅大 監督(流通経済大学付属柏高校)
子どもたちはリベンジの意識が強かったと思います。ただ、今回のゲームはリーグ戦の1試合で、一番の目標は勝点3を取り続けることです。2週間前に選手権予選で市立船橋と対戦していた際は、分析が足りていなかったので策を練ってきました。相手の戦い方が前回と違っていましたが、「異なることはある」と話していたので、動揺せずに選手は戦ってくれたと感じています。

MF #22 並木爽 選手(流通経済大学付属柏高校)
選手権予選の決勝で負けて、チームとしてだけではなく個人的にも試合に出られずに悔しさを味わいました。絶対にこの試合は勝ちたい。そう思ってこの1週間は全員で取り組んできました。(得点場面に関しては)前半から良いボールが上がっていて、FWの新宮選手が競ってくれていました。相手の注意が外れていたのでフリーになると思って走り込み、それが功を奏したと思います。

その他の試合

横浜F・マリノスユース 0-6(前半0-3、後半0-3)大宮アルディージャU18
FC東京U-18 0-2(前半0-1、後半0-1)浦和レッドダイヤモンズユース
柏レイソルU-18 0-1(前半0-0、後半0-1)横浜FCユース

横浜F・マリノスユース(神奈川)と大宮アルディージャU18(埼玉)による一戦は、大差で大宮に軍配が上がりました。大宮はFW大澤朋也選手(#9)のハットトリックを含む6得点を挙げ、守備陣も無失点で快勝しました。FC東京U-18(東京)と対戦した浦和レッズユース(埼玉)は16分にMF奥山圭介選手(#2)のゴールで先制すると、後半にも追加点を挙げ勝利を収めました。柏レイソルU-18(千葉)と横浜FCユースの一戦は、試合終了間際にMF中川敦瑛選手(#10)にゴールが生まれ、横浜FCが勝点3を手にしました。

大会期間:2020年9月5日(土)~2020年12月13日(日)

大会情報はこちら
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