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【キリンチャレンジカップ2017 プレビュー】ワールドカップ大陸間プレーオフへ進出したニュージーランド代表とは

2017年09月30日

【キリンチャレンジカップ2017 プレビュー】ワールドカップ大陸間プレーオフへ進出したニュージーランド代表とは

ニュージーランド代表にとって、今回の日本代表との一戦は、重要な意味を持つだろう。翌月にワールドカップ出場をかけた大陸間プレーオフを控えているからだ。

オセアニア予選では2次予選から参戦し、ソロモン諸島、フィジー、バヌアツと同組となったグループBを3戦全勝で勝ち抜くと、ニューカレドニア、フィジーと戦った3次予選も、3勝1分と難なく通過した。そしてソロモン諸島との代表決定戦は、2戦合計8-3の圧勝で、オセアニア代表の座を勝ち取った。南米予選5位チームと対戦するプレーオフは、現時点で相手は未定ながら、ペルー、アルゼンチン、チリといったいずれも強国との対戦が予想される。2010年の南アフリカ大会以来のワールドカップ出場をかけた重要な一戦を前に行われるのが、今回の日本とのキリンチャレンジカップとなるのだ。

オセアニア代表として参戦した今夏のコンフェデレーションズカップでは、ポルトガル、メキシコ、ロシアと同組となり、3戦全敗と結果を出せなかった。それでもメキシコ相手に1-2と善戦するなど、強豪国にも臆することなく立ち向かった。

そのメキシコ戦で、チーム唯一のゴールを奪ったのがエースのクリス・ウッド選手だ。17歳で代表入りを果たした同国史上最高のストライカーは、現在、プレミアリーグのバーンリーに在籍。昨季は2部のリーズに所属し、44試合で27得点を挙げてリーグ得点王に輝いた。その活躍が認められてステップアップを果たした新天地でも、2試合・2得点(5節終了時)を記録しており、スタートダッシュに成功したチームの牽引車となっている。

ウッド選手のみならず、同じプレミアリーグのウェストハムでプレーするCBのウィンストン・リード、オランダのヘーレンフェーンに在籍するFWマルコ・ロハス選手ら、欧州でプレーする選手も少なくない。また同国歴代2位の得点記録を持つ35歳のベテランFWシェーン・スメルツ選手も健在で、とりわけ攻撃陣に質の高いタレントが揃っている。

アメリカ国籍のアンソニー・ハドソン監督に率いられたチームのスタイルは、5-3-2システムによる守備的スタイル。強固なブロックを築き、前線の個の力に可能性を求めるサッカーだ。

これまで日本とニュージーランドは4度の対戦があり、通算成績は2勝2敗と五分。直近の対戦は2014年3月5日、改修前の国立競技場の最後の代表戦として行われ、日本が岡崎慎司選手の2ゴールなどで4-2と勝利した。もっともこの試合ではウッド選手に2点を奪われており、楽勝ムードから一転、2014 FIFAワールドカップ ブラジルを3か月後に控えるなかで、課題の残る一戦となった。

今回の一戦でも、警戒したいのは、やはりウッド選手だ。欧州でも輝きを放つ25歳の巨漢FWをいかに封じるかが、日本にとっての重要なテーマとなるだろう。

2017/10/6(金) 19:20 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ニュージーランド代表
愛知/豊田スタジアム

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2017/10/10(火) 19:30 キックオフ(予定)
SAMURAI BLUE vs ハイチ代表
神奈川/日産スタジアム

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