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レガシープログラム~夢授業~ 栃木県サッカー協会の取り組み(稲村小学校、東那須野中学校)

2021年06月25日

レガシープログラム~夢授業~ 栃木県サッカー協会の取り組み(稲村小学校、東那須野中学校)

6月13日(日)にカンセキスタジアムとちぎ(栃木県)で開催されたなでしこジャパンのMS&ADカップ2021に合わせ、栃木県サッカー協会主催のレガシープログラムを6月2日(水)、4日(金)、8日(火)、9日(水)の4日間で開催しました。

6月8日(火)と9日(水)には、稲村小学校5・6年生、東那須野中学校の2年生に対して、小林弥生さんがオンラインで「夢授業」を行いました。今回はその模様をご紹介します。

講師コメント

小林弥生さん(元なでしこジャパン)
今回、稲村小学校5・6年生と東那須野中学校2年生にオンラインで授業をさせていただきました。
日頃から取り組んでいるユメセンの活動と同じだったので、内容に関して迷いはありませんでした。また、オンラインでも想いは届くという実感もありました。ただ、画面越しで想いを伝えることの難しさも同時に感じていたので、小学生向きの内容や中学生向きの内容、それぞれへの話し方や伝え方を頭の中で何度もシミュレーションして登壇しました。私はサッカー選手だったので、サッカーから得た経験になりますが、授業を受けた子どもたちにはそれぞれの夢や目標に向かって努力することの大切さや、支えてくれる人や応援してくれる人がいることが伝わっていたら嬉しいです。
栃木県サッカー協会、学校関係者の皆様、ありがとうございました。この活動が今後も長く続くことを願っています。

生徒・先生コメント

小守林茂魅さん(那須塩原市立東那須野中学校2年)
「努力というのは考えて行動すること、それはどんな面でも同じ」。とても印象に残る言葉でした。好きなことを大切にやり続けることも、苦手なことを人と比べず自分の成長を感じながら自主的に「できること」にしていく。今の僕たちになくてはならない考えで、感動しました。夢は、自分一人の力では叶えることができない。先輩達や仲間達の想いも背負い、応援の力も借りる。今後、自分の力となってくれる授業でした。

渡邉心さん(那須塩原市立東那須野中学校2年)
「うまくいかないことにもメッセージがある」という言葉が今の私にピッタリで、辛いことがあっても負けずに、努力を続けようと思い返すことができました。また、弥生さんが先輩から学んだことの中に、「仲間を大切にする」とありました。見せていただいた映像の中に、闘った相手も大切にしている姿が映っていて、胸がいっぱいになりました。嬉しいときには一緒に笑い、悲しく苦しいときには一緒に泣くことができる友達や仲間を大切にしていきます。そして、弱い自分を人に見せることも大切だということを学びました。今回の授業は、私の一生の宝物です。

豊田太一さん(那須塩原市立東那須野中学校2年)
自分の好きなことを職業にできるのは素晴らしいことだと思いました。自分の苦手なことや嫌いなことを一生懸命に練習する小林選手に憧れます。「努力=考えて行動すること」という言葉を聞いて、自分の夢をあきらめないで突っ走るだけでなく、一度立ち止まって今の自分に何が足りないのか考えて行動することの大切さを学びました。

小池拓実さん(那須塩原市立東那須野中学校2年)
僕は、サッカー部に所属しています。154cmでキーパーをしています。身長が高いキーパーを見る度に、羨ましく感じることがありました。しかし、小林選手の生活習慣の話を聞いて、練習だけでなく、食事をたくさん食べ、身長を伸ばすことや、あいさつ、感謝を忘れずに、チームの守護神となれるような強いキーパーになりたいです。

瓦葺薫先生(那須塩原市立東那須野中学校)
この度は、心熱くなる授業を提供していただきありがとうございました。小林弥生さんの温かい人柄、魅力に引き込まれ、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。2年生は、昨年の入学式翌日から臨時休校となり、寂しい思いをたくさんしてきました。しかし、今回の授業を通して、前に進む勇気やより良く生きる力のヒントをいただきました。

大山透空さん(那須塩原市立稲村小学校5年)
ぼくは、まだ夢を持っていませんが、弥生先生のお話を聞いて夢を持とうと強く思いました。ぼくもサッカーをやっていて弥生先生と同じく「リフティング」の練習が好きです。最初は、30回もできなかったけれど、努力したら100回できるようになり、とてもうれしかったです。弥生先生が言ったとおり、努力したら必ず自分が成長します。これからも努力を続けていきたいと思います。

清水梨花さん(那須塩原市立稲村小学校6年)
小林先生のお話を聞いて、「努力すること」は、自分の成長につながるとても大切なことだと実感することができました。私は、夢をまだ持っていないので、夢に向かって努力することはできませんが、勉強や運動など今できることの努力を続けていきたいと思いました。私も好きなことはあるので、小林先生のようにやり続けて、いつかそれが「夢」になったらいいなと思いました。

吉田正道先生(那須塩原市立稲村小学校)
この度は、このような貴重な機会をいただき感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちの行動や学校行事等が大きく制限されており、将来を考えることや夢を持つことが一層困難になっています。そのような中、今回の小林先生の講義は、「夢を持つことの大切さ」や「努力することの意味」などをやさしい言葉で分かりやすく子どもたちに伝えてくださいました。子どもたちは、小林先生の言葉を一生懸命プリントに書き込みながら聞いていました。子どもたちの心に響くすばらしい授業をありがとうございました。

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