高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ2021は、4月10日(土)と11日(日)に第2節を開催します。

EAST

柏レイソルU-18（千葉）は横浜F・マリノスユース（神奈川）と対戦します。初勝利を目指す柏は開幕戦で無得点に終わったMF高貫太瑛選手（#8）ら攻撃陣の活躍が期待されます。対する横浜FMは開幕戦で4失点を許した守備の立て直しが急務です。キャプテンのDF諏訪間幸成選手（#3）を中心に堅い守備を築けるか目が離せません。

首位発進の青森山田高校（青森）はホームで市立船橋高校（千葉）との高体連対決に挑みます。共に守備には定評があるチーム同士の試合とあり、強固な守備を打開するアタッカー陣の活躍が欠かせません。青森山田はFW名須川真光選手（#9）、市立船橋はFW平良碧規選手（#9）の活躍が鍵を握りそうです。

浦和レッドダイヤモンズユース（埼玉）は、流通経済大学付属柏高校（千葉）を迎えての一戦です。前節の浦和は青森山田に4失点。今節は攻撃のキーマンであるFW渋谷諒太選手（#7）を中心に開幕戦で4ゴールを奪った流経大柏の攻撃を食い止められるかが初勝利のポイントになりそうです。

横浜FCユース（神奈川）とFC東京U-18（東京）の一戦はボール回しに定評があるチーム同士とあり、中盤の攻防から目が離せません。どちらが試合の主導権を握るのか注目です。

開幕戦で4点を奪い快勝したのが清水エスパルスユース（静岡）です。大宮アルディージャU18（埼玉）を迎える今節も攻撃陣が勢いを継続できるかが勝負を分けるカギになりそうです。前節セットプレーから2点を奪ったDF菊地脩太選手（#3）に加え、途中出場となったエースFW千葉寛汰選手（#9）も初ゴールを狙います。対する大宮は開幕戦を無得点で終えた攻撃陣の奮闘が勝点3には欠かせません。こちらもエースFWの山崎倫選手（#10）の活躍に期待したいところです。

WEST

開幕戦が延期となった大津高校（熊本）にとっては、ヴィッセル神戸U-18（兵庫）をホームに迎える今節が初戦となります。MF永澤海風選手（#7）を中心としたパスワークで神戸が主導権を握ると予想されるため、大津はDF寺岡潤一郎選手（#5）を中心とした組織的な守りで無失点を継続できるかが鍵になります。

同じく今節が初戦となるセレッソ大阪U-18（大阪）は、ガンバ大阪ユース（大阪）との“大阪ダービー”に挑みます。C大阪は今季から就任した島岡健太監督の下、これまで以上に個々の技術向上に磨きをかけています。自陣からのビルドアップで、G大阪が繰り出す前線からのハイプレスをかいくぐれるかが勝敗を分けそうです。

サンフレッチェ広島F.Cユース（広島）は京都サンガF.C. U-18（京都）と対戦します。前節、2ゴールを奪ったMF高柳英二郎選手（#9）を筆頭に個性豊かな攻撃陣が、快勝した前節の勢いを継続できれば連勝が見えるでしょう。

前節、WEST初参戦で初勝利したジュビロ磐田U-18（静岡）は、名古屋グランパスU-18（愛知）との東海対決に臨みます。開幕戦で4点を奪った名古屋の強力な攻撃陣と、DF小林亮太選手（#2）を中心とした磐田の守備陣の攻防は見応えのあるものになりそうです。

今年からプレミアリーグに初参戦するサガン鳥栖U-18（佐賀）は、初のホームゲームを東福岡高校（福岡）を迎え撃ちます。開幕戦で4失点し、黒星スタートとなった鳥栖はキャプテンのDF安藤寿岐選手（#3）を中心に守備の強度を高めたいところ。対する東福岡も開幕戦は、G大阪に2-5で敗れました。複数失点を許しながらも好セーブを見せたGK須田純弥選手（#25）を中心に無失点で終えるのが今節の目標となりそうです。開幕戦の雪辱を晴らし、歓喜の湧くのはどちらになるか注目です。

新型コロナウイルス感染症からの防疫対策もあり、現地での観戦は難しいですが、毎節数試合をテレビ、インターネットを通じて放映しています。こちらでU-18世代のトップレベルの戦いをお楽しみください。試合放映の詳細については こちらをご確認ください。

大会期間：2021年4月3日(土)～2021年12月5日(日)

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