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JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 4強がでそろう

2016年01月05日

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会 4強がでそろう

JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会は1月4日(月)、J-GREEN堺(大阪)で2回戦4試合を開催しました。

ピックアップマッチ1

クラブフィールズ・リンダ(北海道) 1-15(前半1-6 後半0-9) セレッソ大阪堺ガールズ(関西/大阪)

クラブフィールズ・リンダとセレッソ大阪堺ガールズの一戦は、一方的な展開になりました。5分、C大阪の宝田沙織選手が左サイドを崩して先制すると、C大阪はその後もサイドで数的優位をつくって試合の主導権を握り、宝田選手は前半のうちにハットトリックを達成します。対するリンダは32分までに6点のビハインドを背負いますが、37分、竹内千璃選手がドリブルで抜け出して1点を返し、後半へと望みをつなぎました。

リンダは後半、システムを変更して反撃を試みますが、50分以降の7分間に5失点を喫してしまいます。大差をつけられる苦しい状況の中、GKの山本楓果選手が最後尾から懸命に声をかけてプレーを続けますが、C大阪の攻撃をしのぐには至らず。C大阪は、「ゴールを奪っても攻撃の手を緩めず、最後まで全力で点を取りにいこう」という竹花友也監督の言葉通り得点を積み重ね、15得点を奪ってベスト4進出を決めました。

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ピックアップマッチ 2

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東3/千葉) 1-0(前半0-0、後半1-0) ASエルフェン埼玉マリ(関東4/埼玉)

今大会の関東予選3位決定戦で顔を合わせた両者。その試合は、2-2の延長、そしてPK戦の末、ジェフが勝利しており、今回の一戦は埼玉マリにとってリベンジを懸けたゲームとなりました。立ち上がりからゴール前にロングボールを入れて相手陣内に攻め込むジェフ。対する埼玉マリも、集中した守備でこれを阻止します。その後もジェフはサイドからのクロスやセットプレー、そしてドリブル突破と多彩な攻撃でチャンスをつくりますが、埼玉マリは体を張って無失点に抑え、前半を0-0で折り返します。

後半は、埼玉マリが勢いを持ってゴールを狙いにいきます。一方のジェフも小澤寛選手を中心に相手ゴールに詰め寄りますが、GK松家萌選手の牙城を崩すことができません。前半同様、ボールを回して好機をうかがうジェフに対し、粘り強い守備で応戦する埼玉マリ。緊迫した展開が続く中、均衡を破ったのはジェフでした。71分、左CKに後方から飛び込んだ本園可奈選手が合わせて先制に成功。ジェフはこの後、苦しんでつかんだ1点を守り切り、準決勝へと駒を進めました。

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その他の試合結果

浦和レッズレディースユース 3-1(前半3-0、後半0-1)アルビレックス新潟レディースU-18
スフィーダ世田谷FCユース 0-6(前半0-2、後半0-4)日テレ・メニーナ

監督・選手コメント

宝田沙織 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
ゴールを挙げてできるだけ点差をつけ、チームがプレーしやすいようにしたいと思っていました。役割を果たせてよかったと思います。ゴールが見えたらシュートを打つという意識でプレーできました。今大会では、ゴール前ではドリブルで挑戦したり、パスの強弱をつけて相手(のプレッシャー)を外したり、いろいろなプレーにトライできています。次に当たる浦和レッズレディースユースは一人一人の技術が高いので、チームで力を合わせて、自分も点をとって勝ちたいです。

布川久実 監督(クラブフィールズ・リンダ)
一生懸命プレーしてきた結果、セレッソと対戦できるということで、強い気持ちで臨みました。ただ、実際はスピードやプレーの質が違い、通用しませんでした。従来とは違う戦術でこの一戦に入ったのですが、選手たちが戸惑ってなかなかうまくいきませんでした。普段のシステム(4-3-3)に戻して臨んだ後半も、立て続けに失点したことで気持ちが沈んでしまい、立て直すのが難しかったです。この経験を北海道に帰ってからどう生かすかが、今後の一番の課題です。

本園可奈 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
なかなかチャンスが得点に結びつかず、少し焦りもありましたが、チームを盛り上げながら「いつか点が入る」と信じてプレーしていました。(決勝点につながった)セットプレーは日頃から練習しています。この試合でも何度かチャンスがあった中で決められず、残り時間も少なかったので、「次は絶対に決めてやろうという」気持ちで飛び込んだら、顔に当たって決まりました。痛かったけど、うれしかったです。その後も、疲れが見え始めていた仲間を鼓舞しつつ、最後までプレーすることができました。

大須賀まき 監督(ASエルフェン埼玉マリ)
接戦に勝つことが自信につながると思うので、今回の敗戦は残念です。大事なところで勝てないのは、チームとして力不足だということ。これまで、前線からボールを奪って攻撃に移る練習に取り組んできたので、その戦い方をジェフ相手にも貫きたかったです。それでも、選手たちは体を張りながら、気持ちを込めてプレーしてくれました。あと2試合、戦うことができずに残念ですが、選手たちにはこの悔しさを忘れず、次につなげてほしいと思います。

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2回戦ハイライト

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JOCジュニアオリンピックカップ 第19回全日本女子ユース(U-18)サッカー選手権大会

2016/1/3(日)〜2016/1/7(木)
J-GREEN堺 (大阪府堺市)
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