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2019年度第10回理事会を開催
2019年11月15日
日本サッカー協会(JFA)は11月14日(木)、JFAハウスで第10回理事会を開催し、2021年に女子のプロリーグを新設することを決めました。
女子プロリーグについては今年7月に女子プロ化設立準備室を設置して検討を進めてきたもので、日本の女子サッカーのレベルアップはもちろん、同リーグを創設することで世界的にほとんど成功例のない女子プロリーグを成功させ、女性スポーツの浸透と女性活躍社会の実現に貢献したいという目的があります。
今後も引き続き議論を進め、チーム数やプロリーグの参加条件など具体的な内容を決めていくことにしています。
理事会ではまた、10月12日(土)に発生した台風19号の災害支援についても協議され、JFAとして義援金300万円、また、日本サッカーミュージアムと天皇杯JFA全日本サッカー選手権大会(準々決勝、準決勝)、キリンチャレンジカップ2019(3試合)、MS&ADカップで実施した募金活動による寄付金の全額を日本赤十字社に寄付することを決定しました。
そのほか、現行のゴールキーパーライセンスの最上位の資格となる、新たな「ゴールキーパーA級コーチライセンス」を開設し、トップレベルのゴールキーパーを育成する指導者の養成を目指すこととしました。
また、アジアサッカー連盟(AFC)のライセンスに合わせ、現行のゴールキーパーA級ライセンスをゴールキーパー3級ライセンスに、B級を同2級、C級を同1級にそれぞれ名称を変更することにしました。
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会からの依頼により、天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会決勝(2020年1月1日/国立競技場)を東京2020オリンピック競技大会のテストイベントとして行うことになったことから、オリンピックと同様に天皇杯決勝にビデオアシスタントレフェリー(VAR)を置くことになりました。
来年5月22日(金)から24日(日)に開催される「FIFA eNations Cup(eNC)」に向け、同大会地域予選にeサッカー日本代表選手を派遣することも報告されました。
FIFA eNations Cupは、エレクトロニック・アーツ社の「FIFA20」を使用して行われる国別対抗戦で、地域予選を勝ち抜いた24カ国が出場します。
JFAはFIFA(国際サッカー連盟)からの依頼に応え、来年3月までにeサッカー日本代表選手を選出し、4月のeNCオンライン地域予選に選手を派遣することにしています。
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