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U-14日本女子選抜、韓国に2-0で勝利し準決勝進出を決める

2016年05月19日

U-14日本女子選抜、韓国に2-0で勝利し準決勝進出を決める

AFC U-14 Girls' Regional Championship East 2016/グループA 第2戦 vs U-14韓国女子代表
2016年5月18日(水) キックオフ時間 14:00 試合時間 70分(35分✕2本)
National Football Training Centre Pitch 5(中国/北京)

U-14韓国女子代表 0-2(前半0-2、後半0-0)U-14日本女子選抜

得点
6分 善積わらい(U-14日本女子選抜)
35+1分 阿部文音(U-14日本女子選抜)

スターティングメンバー
GK:大場朱羽
DF:野口明莉、河岸笑花、田畑晴菜、松久栞南
MF:高良琴音、阿部文音、渕上野乃佳、善積わらい
FW:伊藤めぐみ、城和怜奈

サブメンバー
GK:竹下奏彩
FP:島田芽依、今立のどか、木村日咲、葛西由依、片野田朱珠、河本紗英

交代
52分 阿部文音 → 島田芽依
58分 城和怜奈 → 木村日咲
65分 高良琴音 → 河本紗英
67分 河岸笑花 → 葛西由依
69分 善積わらい → 今立のどか

マッチレポート

大会初戦から一夜明けた18日(水)、韓国を相手に重要な第2戦が行われました。前夜のミーティングで淀川知治監督からは「北マリアナ諸島との試合ではやりたいことができたような結果に思えるかもしれないが、小さなミスを技術やフィジカルでカバーしたにすぎない。韓国との試合ではそうはいかない」と言われたとおり、気持ちを切り替えて臨みます。

気温は35度近くながら湿度が低く、さわやかな風もありWBGT(熱さ指数)は26度。とはいえ、前日の17時の試合とは全く違い、夏のような暑さの中、韓国ボールでキックオフしました。

開始3分、日本がペースをつかみます。トップの城和怜奈選手(JFAアカデミー福島)から落とされたボールを伊藤めぐみ選手(JFAアカデミー福島)が右サイドにスルーパス。走りこんできた善積わらい選手(セレッソ大阪堺ガールズ)がシュートを狙いますが、ボールはわずかにゴールの枠外へ。しかしその3分後、日本が待望の先制ゴールをあげます。再び伊藤選手からのスルーパスを受けた善積選手がペナルティエリアのすぐ右外から低いクロスを入れますが、韓国DFに跳ね返されます。クリアボールを拾った善積選手からこぼれたボールをゴール前の城和選手が戻し、善積選手が角度のないところから右足で蹴りこみ、先取点となりました。

先制ゴールに喜ぶ日本でしたが、その直後にピンチを迎えます。日本のバックライン真ん中から運ぼうとしたボールを韓国のエースCHUN GARAM選手に奪われ、ペナルティエリア真ん中付近でフリーの状況になります。しかし、GK大場朱羽選手(JFAアカデミー福島)が落ち着いたプレーで2度のシュートを防ぎ、日本のリードを守ります。

その後はお互いに決定機がありながら決めきれません。アディショナルタイムに入り、日本はまたも右サイドから善積選手がボールを持ち、鋭いドリブルを仕掛けます。韓国ペナルティエリア内で倒され、獲得したPKを阿部文音選手(アルビレックス新潟レディースU-15)が確実に決め、リードを2点に広げてハーフタイムを迎えます。

後半も日本が右サイドのスペースを効果的に使って何度もクロスからのチャンスを作り出しますが、得点には結びつきません。しかし、韓国のロングボールを多用した攻撃をしっかりとはね返します。途中出場の選手たちもそれぞれ持ち味を発揮し、のびのびとプレーし、追加点こそ奪えなかったものの、前半のリードを守り切って2連勝を収めました。

この結果、日本は勝点6で首位を守り、1試合を残して準決勝進出を決めました。19日(木)のグループステージ最終戦はホームの中国との試合です。中国は勝点4で2位につけており、日本は引き分け以上でグループ首位突破となります。

コーチコメント

狩野倫久 コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/SAGAWA SHIGA FC)
中国での活動も3日目となり、現地での生活習慣、特に食べることにも選手たちは慣れてきました。昨日の試合前に同グループの韓国対中国の試合を観戦し、激しいゲームを生で感じました。そして個々の分析を全員で話し合って共有したことで自分たちがやるべきサッカーを明確にし、今日の試合に臨みました。試合前のミーティングでは、チームとして全員で戦うこと、ミスを恐れずチャレンジすることの2つを必ずやろうと話しました。試合では、テーマに上げたことをチーム全員で取り組み、勝利することができました。この試合に勝ったことで、グループリーグ突破を2試合目で決められたことが最大の成果といえます。試合での成果と課題を振り返り、チームとして明日以降の試合につなげ、全員でチーム一丸となり最終日に良い結果が得られるよう頑張っていきます。

選手コメント

GK #1 大場朱羽 選手(JFAアカデミー福島)
今日は国際大会2試合目で韓国との対戦でした。この試合での目標は無失点で抑えてしっかり勝ちきることと、キャプテンをやらせてもらったので声を出してチームを引っ張ることでした。試合前にみんなに声をかけることができたことと、無失点で終えることができたのでよかったです。得点した後に1対1の場面を作られてしまいましたが、シュートコースを埋めながら速くボールに寄せて、相手のシュートを止めることができました。このシーンでは予測をしたり、ポジションの修正など良い準備ができたので相手のシュートを止めることができたのだと思います。これからの試合もしっかり良い準備をして無失点で勝ち切ります。

FP #17 善積わらい 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
この試合での個人の目標は、粘り強いディフェンスをし、シュートを決め切ることでした。実際にやってみて、うまくスペースを使いタイミングよく動き出すことができました。そして、2得点に絡むことができました。うまく行かなかったことは、無駄なファールをたくさんしてしまったことです。日本ではファールが取られなかったプレーも外国ではファールになってしまうことが多く、何度もピンチを作ってしまいました。そのため、すぐには変えられなくても今後の練習から意識を変えていきたいです。今回の相手の韓国は去年に比べて身体も大きくなり、パスワークがすごくうまくなっていました。しかし、日本も怖がらず1対1でも負けずに勝ち切ることができました。明日の試合でも日本らしいサッカーをし、1位通過できるように頑張りたいです。

FP #12 高良琴音 選手(ヴィクサーレ沖縄フットボールクラブ・ナビィータ)
昨年の韓国遠征では日本が勝っていたので、そのリベンジでやってくる韓国は、前回とは違うスタイルでプレーしてきました。昨年はパスサッカーをやっていましたが、今回はロングボールを入れてくるようでした。私たちは昨日、韓国の試合を見た後に「ボールは相手より先に触る」という目標を立てました。いざ試合でやってみるとあまりできない部分も多く見られ、北マリアナ諸島との試合ではできたことができなかったということも多かったです。しかし、この試合でやるべきことはできていたと思うのでよかったです。明日の中国との試合は気持ちでも負けずに絶対「勝ちます」。

スケジュール

AFC U-14 Girls Regional Championship 2016
5月17日(火) 23-0 vs 北マリアナ諸島
5月18日(水) 2-0 vs 韓国
5月19日(木) 17:00 vs 中国
5月20日(金)   トレーニング
5月21日(土) 17:00 準決勝
5月22日(日) 14:00/17:00 3位決定戦/決勝戦

※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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