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東京藝術大学xJFA 高円宮記念JFA夢フィールドをモチーフにした映像制作

2020年12月21日

東京藝術大学xJFA 高円宮記念JFA夢フィールドをモチーフにした映像制作

2018年4月に東京藝術大学と芸術およびスポーツを通じた社会貢献活動の推進に関する連携協定を締結して今年で3年目となります。今年も昨年に続き、東京藝術大学のハンディ・ムービー・プラクティス(HMP)の講座でJFAの社会貢献活動について取り上げることになりました。この講座は、社会人を対象に設定されたものですが、昨年から学生の単位取得も認められ、受講者の約3分の1は学部生・院生が占めるようになりました。
これまでは、受講生が5月頃よりJFAの社会貢献に関わる様々なイベントに参加し、映像を撮り貯めていましたが、今年は新型コロナウィルス感染拡大の影響で、JFAのイベントも中止や延期となり、前期の講義はリモートで映像の効果的な撮り方、素材の加工や編集といった技術的な部分を中心に行われました。
10月にスタートした後期の授業では、前期に学んだ内容を駆使して、今年オープンしたJFA夢フィールドをモチーフにした映像制作に着手。 第一回目には、同大・美術学部長でJFAの理事・社会貢献委員長を務める日比野克彦氏の挨拶のあと、田嶋会長よりJFAが社会貢献活動に取り組む意義や夢フィールドの設立理念などの説明がありました。その後、JFAが取り組むSDGsの活動について、JFA藤川人事部長より具体的な説明がなされました。
それらを受け、3名のグループに分かれ、10~11月の間、作品のテーマ、必要な映像などについて討議を重ねました。

11月29日(日)にはそのうちの2つの班が夢フィールドで撮影を行いました。ピッチの撮影のみならず、芝の管理を担当している池田JFA施設委員へのインタビューも行うことができました。
受講生たちは来年1月の講義最終日での発表に向け、映像を作り上げる予定です。

東京芸術大学美術学部長コメント

日比野克彦 教授
コロナ禍で新たな生活様式が求められる中、映像の役割はより一層私たちの生活に欠かせないものになってきました。また、人が生き生きと日々を暮らすには、スポーツ、芸術、文化との触れ合いがいかに大切なのかも実感しました。JFAと藝大が社会貢献の具体的な指針として挙げるSDGsをテーマとしたこの授業を通して、様々な社会的課題を解決することが出来るアートとスポーツの可能性を発信していきたいと考えています。

講師コメント

森内康博 氏(東京藝術大学美術学部 非常勤講師)
今年は、コロナ第一波の中、本授業が始まり、受講生と対面できないまま半年以上をオンラインで授業を進めることになりました。
映像をグループで制作する以上、どうしても撮影現場にはメンバーが対面で集まらなければなりませんが、それまでの段階、構成を練る、プロット、シナリオや絵コンテ制作の時点では、グループごとに積極的にZOOMを使ってのブレインストーミング、FAサイドからのヒアリングが行われてきました。3人1組のグループ分けでは、あえて社会人と現役藝大生を混ぜているのですが、それは、社会人の経験と知恵、藝大生の発想力と機動力がうまく融合してほしいという期待と、年齢も経験も違う人同士で互いを尊重しあえる理想的コミュニティを作り、作品制作という目標を達成する過程を見届けたいという想いがあります。この制作過程においてもSDGsの目指す、17「パートナーシップで目標を達成しよう」に繋がる、ひとつの実践と捉えています。
今年はコロナにより多くの制約の中、JFAからの多大な協力とアドバイスをいただきながら撮影が進んでいます。初めて映像表現に取り組む受講生にとっては、取材のしにくい状況下、設定したテーマに対する可視化の難しさ、表現伝達のもどかしさに苦しむ様子もありますが、一つ一つ課題を解決する中で体験的に映像リテラシーを習得してもらえるのではないかと期待しています。

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