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AFC女子アジアカップオーストラリア2026に臨むなでしこジャパンのメンバーが決定

2026年02月13日

AFC女子アジアカップオーストラリア2026に臨むなでしこジャパンのメンバーが決定

日本サッカー協会(JFA)は2月12日(木)、AFC女子アジアカップオーストラリア2026に臨む、なでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー26人を発表し、佐々木則夫JFA女子委員長とニルス・ニールセン監督が記者会見に出席しました。

今大会は、2027年のFIFA女子ワールドカップ出場権が懸かる重要な大会であり、ニールセン監督体制として初めて迎える女子アジアカップでもあります。ニールセン監督は「チームとして、ついに重要なものがかかった大会に臨めるので、選手、スタッフも含めて全員が大会を楽しみにしている」と、大会への強い意欲をにじませました。

今回選出された26人のうち22人が海外クラブ所属で、うち16人がイングランド女子スーパーリーグ(WSL)でプレーしています。ニールセン監督は「世界最大規模のリーグであるイングランドで、違ったタイプのフットボールを学べることは、選手にとっても代表チームにとってもいい影響がある」と述べ、強度の高い環境で得た経験が代表に還元される点を強調しました。

メンバー選考については、「調子のいい選手が多く、呼べる選手が多い一方、ケガ人もいる中で難しい面もあった」と振り返り、「重要な大会なので、どんなシナリオでも対応できるよう、すべての状況をカバーできることを重視した」と説明。どんな相手でも自分たちの良さを出せること、ピッチ上で異なる特徴を出し合い、補い合える構成を意識したことを明かしました。

今回のメンバーには、林穂之香選手が約1年ぶり、千葉玲海菜選手が8カ月ぶりに招集されました。ニールセン監督は2人について、「ヨーロッパのリーグで強いインパクトを残しているので、迷いなく選んだ」と語りました。また、代表活動初参加となる土方麻椰選手については「若くて勇敢にプレーでき、試合中にインパクトを残せる選手」と評価。また、中盤は特に激戦区であることにも触れ、前回活動に続いて選出された成宮唯選手については「ランニング能力が高く、トーナメントで相手が厳しい守備をしてきた時に止めづらい存在になる」と、期待を込めました。

グループステージは中2日で3試合という過密日程となり、大会を勝ち抜くうえでコンディション調整は重要なポイントです。ニールセン監督は「リーグで出場時間が長い選手には、まずしっかりリカバリーを取ってもらうことが大切」と述べ、ローテーションを含めたマネジメントの重要性を訴えました。

また戦術面では、相手に応じて細かな準備を進めながら、試合では選手の自主性も尊重する方針です。「このような大会で勝つのは、ミスが少ないチームではなく、試合中に相手のやってくることに順応できるチーム」と語り、ピッチ上の選手の判断を重視する姿勢を明確にしています。

AFC女子アジアカップオーストラリア2026は、アジア各国の競技力向上により、これまで以上に厳しい戦いが予想されます。ニールセン監督は、朝鮮民主主義人民共和国やオーストラリアへの警戒感を示し、特に、23年のワールドカップ以来女子サッカーが大きな盛り上がりを見せる中で自国開催となるオーストラリアについては、「特別な対策が必要になる」と語りました。アジアで存在感を示してきた中国、韓国の存在に加え、ダークホースの台頭も想定しながら、一戦必勝で臨む考えです。

ニールセン監督体制の集大成とも言える今大会で、なでしこジャパンがどのような姿を見せるのか、注目が集まります。日本は3月4日(水)のグループステージ初戦でチャイニーズ・タイペイ、7日(土)の第2戦でインド、10日(火)の第3戦でベトナムと対戦します。

登壇者コメント

佐々木則夫 JFA女子委員長
いよいよワールドカップ予選となりました。予選があっての本大会なので、しっかりとアジアを勝ち抜いて、ワールドカップにおいて皆さんに女子サッカー、なでしこジャパンから元気な場面を見せられるように頑張ります。ミラノ・コルティナ2026オリンピックで日本の選手たちが頑張っているのをテレビで見て、スポーツの素晴らしさを感じています。なでしこジャパンもああいった光景を皆さんに見ていただき、一人でも多くの少女がサッカーに興味を持ってもらえるようにできればと思っています。

ニルス・ニールセン なでしこジャパン監督
アジアカップは、私たちにとって非常に重要な大会です。歴史的に見ても日本が勝つことは簡単ではありませんでしたが、今のチームは新しい歴史を作るために優勝を目標に掲げています。なでしこジャパンは花のような存在です。素晴らしい花なら、蜂が蜜を吸おうと周りに集まってきて、それによってさらに素晴らしいハチミツができる。皆さんを幸運にできるようなフットボールを見せて注目を集めることで、ファンやメディアなど多くの皆さんと協力して素晴らしいハチミツを作りたいと思います。

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