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名古屋がホームで完封勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第19節

2025年11月25日

名古屋がホームで完封勝利 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025 第19節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2025は11月22日(土)から24日(月・振休)にかけて第19節を実施し、23日(日・祝)には名古屋グランパスU-18(愛知)とファジアーノ岡山U-18(岡山)が対戦しました。

ピックアップマッチ

名古屋グランパスU-18 2-0(前半0-0、後半2-0) ファジアーノ岡山U-18

「たくさんの人が来てくれるような機会をつくってもらったので、試合に勝つだけでなくゲーム自体を面白くして、また来たいと思わせる試合がしたかった」。MF八色真人選手(#10)が話すように、この日はトップチームも公式戦を行うCSアセット港サッカー場での開催とあって、名古屋の選手たちの意欲は十分。13分にはMF野中祐吾選手(#9)が競り合ったこぼれ球を前方に送り、FW大西利都選手(#11)がシュートを放つなど、果敢にゴールに迫ります。

23分には、MF鶴田周選手(#14)がスライディングで奪ったボールを八色選手に預けて岡山守備陣の背後を狙いましたが、これは先回りした相手に阻まれます。29分、左サイドを駆け上がった鶴田選手がゴール前にパスを送ると、MF小島蒼斗選手(#20)がゴールを狙いましたが、シュートは岡山のGK水田優誠選手(#21)の正面を突きます。

ボールを持たれる時間が長かった岡山も、前半の半ばからパスをつなぐ場面が増えていきます。35分にはサイドチェンジを受けたMF行友翔音選手(#6)が時間をつくり、最後はMF田邊健太選手(#13)が高い位置でボールを受けますが、シュートには持ち込めません。49分にも中盤でのボール奪取から素早くパスをつないでMF坂本蓮太選手(#7)に展開。ゴール前にパスを入れましたが、名古屋の守備陣に阻止されました。

対する名古屋は、「重心が下がって、前に行く回数が少なかった」(GK萩裕陽選手#1)と話した反省点を後半に修正。高い位置で奪ったボールを前方に預け、岡山ゴールに近い場所で攻撃に関わる人数を増やしていきます。迎えた63分、相手の間でパスを引き出した八色選手がシュートを放ちます。一度は相手にブロックされましたが、こぼれ球を自ら拾って右サイドに展開。MF恒吉良真選手(#15)が中に入れたボールをMF小島蒼斗選手(#20)が冷静に流し込み、均衡を崩しました。

76分にはMF千賀翔大郎選手(#28)のパスを受けた八色選手がゴール前にクロス。相手DFが競ったこぼれ球をMF平川大翔選手(#8)が押し込み、リードを2点に広げます。終盤、名古屋は岡山に攻め込まれる場面もありましたが、DFオディケチソン太地選手(#24)らを軸に守り切り、無失点を保ったまま試合終了を迎えました。

試合後、萩選手は「自分たちには、(上位陣の)神戸や鳥栖との対戦が残っている。勝って一つでも上の順位でリーグ戦を終えたい」と残り試合にかける意気込みを口にしました。

監督・選手コメント

三木隆司 監督(名古屋グランパスU-18)
試合中に相手を見て、自分たちの長所やシーズン当初から取り組んできたことをどれだけ発揮できるかが重要だと考えているのですが、われわれが提示しなくてもゴールを目指すようになってきました。次の対戦相手である神戸は優勝争いをしているチームです。そうしたチームを相手に頑張るだけでなく、いかに質を上乗せできるか。優勝がなければ降格もない中でどれだけ自分が成長し、チームのために貢献できるかが大事です。

MF #10 八色真人 選手(名古屋グランパスU-18)
グランパスでプレーできるのはあと3試合ですし、できる限り良い順位で終えたいです。自分たちができることは来年につなげることなので、1、2年生の成長を後押しできればと思います。自分自身、小学6年生のとき、田邉光平選手(レノファ山口FC)に憧れ、全ての試合を見に行っていました。今、同じ10番をつけてボランチでプレーできているのも、田邉選手を目指して頑張ってきたから。残り3試合で自分が憧れてもらえるようなプレーすることが1、2年生の成長につながると思うので、全力を尽くします。

梁圭史 監督(ファジアーノ岡山U-18)
シーズンの前半と比べると、自分たちらしく戦えているとは思いますが、勝てない試合が続いているので、しっかり分析しなければなりません。今日の試合も自分たちがやるべきことを全て出したものの、(勝利に)届きませんでした。チームだけでなく、個人のところも磨かないといけない。プレミアリーグはクラブにとって貴重な舞台で、われわれが選手たちに何かを見せたり伝えたりするよりも、このリーグを経験することによって得る刺激の方が大きいです。だからこそ残留することが重要になります。

MF #14 堤涼太朗 選手(ファジアーノ岡山U-18)
残留争いをしているチームが自分たちの試合の前日に勝っていたので、少しでも勝ち点を積み上げたかったです。試合では、走り切っていない場面が多く、粘り強くプレーする部分も含めてもっと努力しなければならないと感じました。それに、あと1歩、1センチ、1本のパスまでこだわらなければゴールは奪えません。残り3試合には、絶対に残留するという気持ちで挑みます。ホームで2試合できるので、しっかり取り返せるように頑張ります。

その他の試合結果

EAST
鹿島アントラーズユース 3-2(前半2-0、後半1-2) 川崎フロンターレU-18
青森山田高校 0-1(前半0-0、後半0-1) 昌平高校
市立船橋高校 1-1(前半0-1、後半1-0) 流通経済大学付属柏高校
柏レイソルU-18 2-4(前半1-3、後半1-1) 横浜FCユース
東京ヴェルディユース 1-2(前半1-0、後半0-2) 浦和レッズユース
前橋育英高校 2-1(前半2-1、後半0-0) FC東京U-18

WEST
ガンバ大阪ユース 2-1(前半1-0、後半1-1) ヴィッセル神戸U-18
サガン鳥栖U-18 1-1(前半1-1、後半0-0) 東福岡高校
アビスパ福岡U-18 2-1(前半1-0、後半1-1) 静岡学園高校
帝京長岡高校 1-0(前半1-0、後半0-0) サンフレッチェ広島F.Cユース
大津高校 0-3(前半0-2、後半0-1) 神村学園高等部

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式X

大会期間:2025年4月5日(土)~2025年12月14日(日)
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