JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 高い攻撃力を誇るFCアロンザとソレッソ熊本が決勝進出! JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会

ニュース

高い攻撃力を誇るFCアロンザとソレッソ熊本が決勝進出! JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会

2023年12月29日

高い攻撃力を誇るFCアロンザとソレッソ熊本が決勝進出! JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会

JFA 第47回全日本U-12サッカー選手権大会は12月28日(木)、鹿児島市の鴨池地区で準々決勝と準決勝を行い、決勝戦を戦う2チームが決まりました。

午前に鴨池補助競技場で行った準々決勝は各試合とも拮抗した展開となりました。このうちエクセレントフィートFC(埼玉)とFCリバースJr(愛媛)の試合は40分間で勝負は決まらずにPK戦へ。PK戦もお互いに譲らず7巡目までは全員が成功。8巡目でリバースのGK田中飛優選手が相手の鋭いシュートを足でファインセーブし、勝利をたぐり寄せました。

また、サイド攻撃やコンビネーションを武器に勝ち進んできたジェフユナイテッド千葉U-12(千葉)はFCアロンザ(愛知)と対戦しましたが、思うようなボールポゼッションができず、0-2で敗戦。Jリーグのジュニアチームで唯一ベスト8に残っていた千葉が敗退し、今大会はJリーグのアカデミー以外のチームで優勝を争うことになりました。

午後からは白波スタジアムに舞台を移して準決勝が開催され、1試合目では多彩な攻撃で得点を積み重ねてきたアロンザがリバースと対戦。試合の主導権を握ったのはアロンザで、序盤からピッチを広く使ってボールを動かすと、21分には田中綸太郎選手が先制のゴールを奪取。リバースも青木琉壱選手のロングフィードから決定機をつくりますが、なかなか得点には持ち込めません。その後もアロンザが追加点を重ね、決勝進出を決めました。

準決勝2試合目はワイルドカードで決勝ラウンドに進出したチーム同士の対戦となり、ソレッソ熊本U-12(熊本)が長身の藤岡鉄大選手へのクロスボールやセカンドボールへの素早い反応で繰り返し相手ゴールに迫ります。9分はCKに河津珂哉選手が頭で合わせて先制。一度は追いつかれますが、後半に入ると藤岡選手のヘディングシュートが2度決まるなどしてリードを広げました。

対するデサフィオC.F(香川)はカウンターのほか、セットプレーでもチャンスメークし、15分には本間悠仁選手が直接FKを決めます。ただソレッソの攻撃を抑えきれず、準決勝で涙をのむ結果となりました。これらの結果、アロンザとソレッソが決勝戦に進出。小学生年代の日本一を決めるゲームは、12月29日(金)に白波スタジアムで行われます。

監督・選手コメント

山本貴博 監督(京都長岡京SS/京都)
(準々決勝の)試合の入りは悪くはなかったと思いますが、早い時間にぽんぽんと失点してしまいました。今年は常にゴールを目指すというところをやってきているチームで、ハーフタイムでは失うものはないので、いつも通りにチャレンジしようと話して送り出しました。全国大会に出場し、この素晴らしいピッチで試合ができましたので、子どもたちには悔しさを忘れることなく、さらに良いサッカー選手になってほしいと思います。

荒木鷹力 選手(セントラルFC宮崎/宮崎)
(準々決勝は)入りをしっかりして、先制点を決めようと話していました。失点したあともまだ時間があるからまだ取り返せると声を掛けました。得意なプレーはキックです。ただ今日は相手のセンターバックが大きく、(フィードで)そこを外すのが難しい試合でした。この経験を生かしてシュート一本一本をしっかり集中して止め、チームを救える選手になっていきたいです。

安江渚翔 選手(デサフィオC.F/香川)
優勝を目指したいという思いで試合に臨みましたが、準々決勝は相手も強いチームになってくるので、最初の1点が大事だと思っていました。決まってうれしかったです。僕がドリブルでカットインしてシュートだったり、溜めをつくってみんなにボールを散らしたりして、ゴールやアシストする部分は狙いとしていました。将来はケビン・デ・ブライネ選手みたいな選手になりたいです。

多田朱希 選手 (デサフィオC.F/香川)
(準決勝は)ソレッソ熊本の背の高い選手(藤岡鉄大選手)を抑え、そこからカウンターで攻めていこうと考えていました。パスを回したりして個人で打開するところは少しできたと思いますが、ボールをロストすることも多かったです。セットプレーも多かったですが、そこで決めきれなかったのは課題かなと思います。ただ、ここでの経験は自信になると思います。中学生でも全国で負けないレベルになっていきたいです。

決勝 TV放送/インターネット配信

2023年12月29日(金) 10:30~11:25(録画中継)【地上波】日本テレビ系31局ネット
2024年1月20日(土) 13:00~14:15予定(フルマッチ)【CS】日テレジータス
2023年12月29日(金) 10:30~11:25(地上波同時配信)【ネット配信】TVer(https://tver.jp/live/special/lel421qf01

開催期間:2023年12月26日(火)~12月29日(金)
大会会場:
1次ラウンド・ラウンド16
鹿児島ふれあいスポーツランド(鹿児島県鹿児島市)、鹿児島県立サッカー・ラグビー場(鹿児島県鹿児島市)

準々決勝
鹿児島県立鴨池補助競技場(鹿児島県鹿児島市)

準決勝・決勝
白波スタジアム(鹿児島県鹿児島市)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー