高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2023は4月8日(土)と9日(日)に第2節を開催します。

EAST

開幕戦では昇格組の3チームの健闘が光りました。プレミアリーグ初挑戦の昌平高校（埼玉）は、2017年に日本一にも輝いたFC東京U-18（東京）と対戦し、1-1で勝ち点1を手にしました。2019年度以来、3度目のプレミアリーグ参戦となった尚志高校（福島）も流通経済大学付属柏高校（千葉）とスコアレスドローでまずまずの滑り出しとなりました。第2節では昌平は柏レイソルU-18（千葉）、尚志は大宮アルディージャU18（埼玉）とそれぞれ対戦し、今シーズン初勝利を目指します。

昇格したチームの中で唯一勝利を挙げたのは旭川実業高校（北海道）です。昨年度のEASTで2位となった横浜F・マリノスユース（神奈川）を相手に、前後半に1点ずつを挙げて2-0で開幕白星を手にしました。旭川実業は2012年のプレミアリーグに参加するも、その年は残念ながら未勝利でプリンスリーグに降格。11年越しのプレミア初勝利となりました。今節は前橋育英高校（群馬）との対戦が待ち受けます。果たして開幕連勝なるか。注目が集まります。

旭川実業の他には、青森山田高校（青森）と昨年のEAST王者の川崎フロンターレU-18（神奈川）が開幕戦を白星で飾りました。青森山田は5-0、川崎Fは3-0と複数得点を挙げつつ無失点での勝利と状態の良さをうかがわせます。青森山田は横浜FM、川崎Fは流経大柏と連勝を懸けて激突します。

その他、開幕戦で大宮と引き分けた市立船橋高校（千葉）はFC東京との対戦が予定されています。

WEST

今年度、EASTから戦いの場を移した横浜FCユース（神奈川）は、昨年のWESTで2位のヴィッセル神戸U-18（兵庫）と対戦しました。この試合では途中出場の2選手が得点を挙げました。64分にFW渡辺隼斗選手（#48）のゴールで神戸が先制するも、横浜FCは87分にMF笹歩睦選手（#19）が同点ゴール。試合は1-1の引き分けに終わりました。横浜FCにとってはWEST初戦で昨年の上位チームを相手に追い付いて、勝ち点1を挙げたことは今後の戦いへの自信となるでしょう。第2節で横浜FCは、大津高校（熊本）との開幕戦を5-1で快勝した静岡学園高校（静岡）と対戦します。一方の神戸は、こちらも4-1で履正社高校（大阪）を撃破した東福岡高校（福岡）と相まみえます。

今季昇格した神村学園高等部（鹿児島）、昨年度のプレミア覇者であるサガン鳥栖U-18（佐賀）との開幕戦で、3点のビハインドから終盤に猛追を見せました。68分にオウンゴール、79分にはキャプテンのFW西丸道人選手（#13）がゴールを挙げて1点差に詰め寄ります。同点には一歩及びませんでしたが、今後の戦いへの期待感を感じさせるポテンシャルの高さを示しました。今節、その神村学園はジュビロ磐田U-18（静岡）と、鳥栖は名古屋グランパスU-18（愛知）と対戦します。

また、2018年以来のプレミアリーグを戦う米子北高校（鳥取）は、開幕戦で磐田と引き分けて勝ち点1を奪取。第2節では大津と互いに今シーズン初勝利を懸けてぶつかります。さらに互いに開幕戦で敗れてしまった履正社とサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）が対戦します。

高円宮杯 プレミアリーグ 大会公式Twitter

大会期間：2023年4月1日(土)～2023年12月3日(日)

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