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小学校体育サポート研修会 開催レポート

2022年07月29日

小学校体育サポート研修会 開催レポート

夏休みに入り、多くの学校で「小学校体育サポート研修会」が開催されています。
学校からいただいた写真・アセスメントをもとにご報告します。

7月21日(木) 横浜市立岩崎小学校(神奈川県) 10名受講

受講者コメント

中原節子 さん(岩崎小学校)
始める前は「サッカーが苦手だなぁ・・・」という気持ちがありましたが、手で触るところからスタートし、新聞紙などを使い、ハードルの低いところから指導してくれたため、そんな当初の気持ちもいつのまにか吹き飛んでいました。
Cの子にどう支援すればBになるか・・・等の話がありましたが、シュートを決めたときに「振り返りながらのシュート!」や「今の◯◯という動き、よかったね!」など、尾形先生の声掛けでやる気がさらに出ました。支援だなぁ!と感じました。

7月22日(金) 伊勢原市小学校教育研究会体育部会(会場:伊勢原市立緑台小学校) 21名受講

受講いただいた小学校(順不同)
・比々多小学校 ・桜台小学校 ・成瀬小学校
・伊勢原小学校 ・大山小学校 ・竹園小学校
・高部屋小学校 ・石田小学校 ・大田小学校
・緑台小学校

受講者コメント

河口記代美 さん(伊勢原市立比々多小学校)
じっとする時間を作らず、つねに頭を使う(思考させる)スタンスがよかったです。まず私たちが楽しく参加させていただきました。
元々音楽の先生と伺い、びっくりしました。今回はサッカーを通して体育が好きな子を増やすという内容でしたが、教育の根幹にもつながる大切なご指導をいただきました。ありがとうございました。

7月23日(土) 北陸学院大学(石川県) 21名受講

運営者コメント

田邊圭子 さん(北陸学院大学 人間総合学部 子ども教育学科 教授)
北陸学院大学では、2コマ(180分)の授業を実施していただきました。受講した学生たちは、将来小学校教諭を目指しており、9月に教育実習に行きます。実習前に金沢市内の現役の小学校教諭でいらっしゃる北野先生から直接教えていただけることは、学生たちにとっては絶好の機会です。始まる前から楽しみにしておりましたが、同時に少し緊張もしていたようです。
その緊張も授業開始早々のアイスブレイクですぐにとけ、あっという間に学生たちは北野先生の世界に引き込まれていきました。運動がもともと得意な学生はもちろんですが、通常の授業ではいつも遠慮がちな学生が目をキラキラと輝かせながら一生懸命動いているのには驚きました。授業開始時、北野先生にサッカーについて尋ねられ、多くの学生が「サッカーはあまり得意ではない」に手を挙げていたのですが、新聞ボールや柔らかいボールを仲間と一緒に必死に追いかけ、蹴っている姿にはその片鱗も見られませんでした。誰一人傍観する者もなく、全ての課題に全力で取り組み、互いに笑い合い、声を掛け合いながらサッカーを楽しんでいました。そして、北野先生ご自身が小学校でサッカーを子どもたちに教える際考えていらっしゃることや、子どもたちへの配慮について話し始められると、一言も漏らすまいと真剣な眼差しで頷きながら聞き入っていました。
北野先生はサッカーの授業を通して、子どもたちに運動することの楽しさを知ってもらうことや仲間と共に楽しみ、互いを認め合う経験がクラス経営に生かされるという学校における体育の重要性とあり方も学生たちに伝えてくださいました。そのことは、サッカーの楽しさと共に将来教師となる学生たち一人一人に実感を伴った貴重な学びとして刻まれたことと思います。

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JFAでは小学校や小学校教員を対象とした研修会・研究会に「小学校体育サポート研修会」の講師を派遣しています。実施希望は随時受け付けていますので、詳しくは以下をご覧ください。

※小学校体育サポート研修会
https://www.jfa.jp/coach/physical_training_
club_activity/dispatch_instructor.html

※「新・サッカー指導の教科書」
https://www.toyokan.co.jp/products/3651

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