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SAMURAI BLUE(日本代表)キリンカップサッカー2022 決勝戦の地、大阪で初練習

2022年06月12日

SAMURAI BLUE(日本代表)キリンカップサッカー2022 決勝戦の地、大阪で初練習

6月10日(金)、ノエビアスタジアム神戸で行われたキリンカップサッカー2022 ガーナ代表との一戦に4-1で勝利したSAMURAI BLUEは、一夜明けた11日(土)にチュニジア代表との決勝戦を行う大阪へと移動し、トレーニングを再開しました。

6月の活動で3戦目の試合を終えて蓄積した疲労を回復することも目的に、午前はゆっくりと過ごし、昼前に神戸を発つと陸路で大阪へ。昼食を取った後、夕方にトレーニングを行いました。

小雨が降る中でトレーニングはスタート。前日のガーナ戦に先発出場した選手たちはリカバリートレーニング、ジョギングの後、ストレッチを行って終了。疲労回復に努めました。伊東純也選手と上田綺世選手はガーナ戦のコンタクトプレーでそれぞれコンタクト部位に痛みが残るとして、大事を取ってホテルに待機となりました。

残りの選手と、ここまで別メニューで調整を続けていた冨安選手が加わったグループは雨の中でも精力的に汗を流します。ウォーミングアップで身体を十分に温め、ボールフィーリングを確認すると、数的優位を保ったままコンビネーションを使って素早くフィニッシュまで持ち込むトレーニングメニューを行い、最後はハーフコートを使って様々な条件下でミニゲームを行ってトレーニングを終了しました。

6月の4連戦の最後の試合が、キリンカップサッカー2022の決勝戦となります。相手はFIFAワールドカップカタール2022の出場国でもあるチュニジア。北アフリカの雄との一戦に、ここまで積み上げてきたものを全てぶつけて優勝を目指します。

キリンカップサッカー2022 決勝 チュニジア代表戦は14日(火)、パナソニック スタジアム 吹田にて18:55キックオフです。

チケットをお求めの方はこちらをご確認ください。

選手コメント

GK #1 川島永嗣 選手(RCストラスブール/フランス)
過去のワールドカップを振り返ると、自分たちがどれだけいい準備をしてきたと思っても、うまくいかなかったブラジル大会もありましたし、ロシアも南アフリカもうまくいかないといいながら大会に入ったらうまくいったこともあります。そういう意味では、そこに答えを導きだすのは難しいと思います。うまくいかないことを前提にできるかというと、そんなことはできません。とにかく今自分たちにできるのは、うまくいくように積み重ねることしかできません。その積み重ねが常に結果に結びつくとは限らないということを、自分たちのなかでは理解していなければならないと思います。サッカーの世界でワールドカップとなれば、互いにそのとき最高のパフォーマンスを出した結果がその時の結果。準備をしたから結果が出るというスタンスでいたらいけないと思います。最後のところにどれだけ勝負にこだわれるか、積み重ねてきたもの以上のものを出せるか、というところになるかと思っています。
個人的には自分の立場とかどういうポジションでいくかとか考えていません。まずは自分が選手としてその立場にふさわしいかが一番だと思っています。その意味では、ワールドカップでチームを勝たせられる選手でいたいし、そういう立場でグループのなかでもいたいと思います。ただそこは、日々の積み重ねがない限りメンバーに入れないし、そういうふうにもなっていきません。ワールドカップへ行くという立場になるにはまだ時間があります。自分としてはその積み重ねをここからも続けていくだけというスタンスでいます。

DF #4 板倉滉 選手(シャルケ04/ドイツ)
まずブラジル戦を振り返ると、自分が先手を取ってポジショニングしないと、一瞬の隙を逃さないクオリティーのある相手でした。一発でやられないようにと考えてプレーしました。僕自身、相手を抑えられたと思ったところもありましたし、シュートブロックもできたところはありました。ただ、もう少し自分の立ち位置がずれていたら危なかったところもあったと思います。ガーナ戦では、終盤に3バックのシステムも試しました。3バックにすることによってウィングバックの選手の縦への距離は長くなりますが、その分、センターバックが上手く運んでいくことによって徐々に押し込んでいけるので、そこは常に考えながらやっています。このシステム自体は森保監督とアンダー世代の代表チームでも経験があるので、イメージはできていました。
個人的にはここまで3試合(パラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、ガーナ代表戦)全てに出場して、ボランチもセンターバックもやって、充実感というよりもいろいろな選手とやることでコミュニケーションを取りながらできています。僕に限らず、いろいろな選手が出場しているので、そこはポジティブに捉えられるし、次につながると思っています。

MF/FW #11 久保建英 選手(RCDマジョルカ/スペイン)
ガーナとの試合で、日本代表で初めてゴールを決めましたが、僕の中では毎試合毎試合100%の気持ちで臨んでいます。代表に関しては試合数が少ないので、いつ最後の試合になってもいいように、というつもりでやっています。その中でも自分の中ではビッグゲームだったのではないかと思います。1本決めたらそのあとにも続くというのは、特に代表では個人的にあります。次にチャンスがあれば、またしっかりとゴールを狙っていきたいです。気持ちが吹っ切れている分、いつもの正確性も出てくると思うので、固め打ちできるようにしたいと思います。

MF/FW #24 前田大然 選手(セルティック/スコットランド)
パラグアイ戦の自身のゴールシーンを振り返ると、やはり2試合目(ガーナ戦)で、1試合目(パラグアイ戦)を挽回したいと思ってやっていました。得点後もゴールパフォーマンスはしたかったですが、そういう状況ではないと感じていました。まずはゴールをしっかりファンやサポーターに見てもらいたかったですし、自分のなかではまずはゴールという、しかもまだ1点獲っただけということだったので、パフォーマンスはしませんでした。特に前回の代表活動は辞退をしていることもあったので、出遅れている部分がもちろんありました。この6月の4試合は自分のなかでは大きいと感じていました。その中で、まだいいプレーを出せていないと思いますし、次にチャンスあればしっかり狙っていきたいと思っています。ワールドカップメンバーに入りたい気持ちはみんなあると思いますが、僕はまだまだだと思っているので、まずは目の前の練習や試合をやっていくだけです。あまりそこを見ずに、しっかり目の前の一日一日を大事にしていきたいと思います。

2022年6月10日(金)、6月14日(火)
会場:兵庫県/ノエビアスタジアム神戸、大阪府/パナソニック スタジアム 吹田
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