高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022は、4月16日(土)と17日(日)に第3節を開催します。

EAST

開幕2連勝中のチームは、横浜F・マリノスユース（神奈川）、青森山田高校（青森）、川崎フロンターレU-18（神奈川）の3チームです。

横浜FMは前節、桐生第一高校（群馬）と対戦し、7-0の快勝を収めています。第3節は流通経済大学付属柏高校（千葉）との対戦。前節、ハットトリックを達成したFW内野航太郎選手（#9）を中心とした横浜FMの攻撃陣が再び爆発するか、今季2試合目を戦う流経大柏が初勝利を手にするか、ぜひご注目ください。

昨年度のEAST王者の青森山田はアウェイでの大宮アルディージャU18（埼玉）戦に臨みます。青森山田は、開幕戦の市立船橋高校（千葉）戦、第2節のFC東京U-18（東京）戦ともに苦しい試合をものにしています。DFながら2試合連続得点中のDF小林康人選手（#15）の攻撃参加や、強みとするセットプレーでゴールを目指します。一方の大宮は2試合連続で1点差ゲームを落としています。勝負どころでの集中力を高めることができれば今季初の勝ち点奪取も近づくことでしょう。

プレミア初参入で順調なスタートを切ったのは川崎F。しかしながら勝利した2試合のスコアは1-0、2-1と僅差です。アウェイでJFAアカデミー福島U-18（静岡）と対戦する今節も楽観視はできませんが、トップチームのような攻撃的なサッカーで連勝を伸ばすことはできるでしょうか。連敗中のAC福島は2試合で6失点と守備陣の立て直しが勝利への絶対条件となりそうです。

その他、プレミア初参入の初戦で勝利した前橋育英高校（群馬）はFC東京と、2連敗で11位に位置する市立船橋は横浜FCユース（神奈川）と対戦します。なお、柏レイソルU-18（千葉）と桐生第一の一戦は延期となっています。

WEST

WESTでは3連勝を懸けて名古屋グランパスU-18（愛知）とジュビロ磐田U-18（静岡）が直接対決に臨みます。名古屋は第1節でセレッソ大阪U-18（大阪）と、第2節で東福岡高校（福岡）と対戦し、いずれも早い時間帯に先制点を奪い、勝利につなげています。今節も立ち上がりで主導権を握りたいところでしょう。一方の磐田は終盤の攻撃力が際立ちます。開幕戦では67分と71分、第2節では80分と90+4分にゴール。2試合連続得点中の2年生MF後藤啓介選手（#17）はボランチやFWで起用されており、今節も流動的な戦いが見られそうです。

静岡学園高校（静岡）も開幕2連勝中です。今節はサンフレッチェ広島F.Cユース（広島）と対戦します。静岡学園は開幕戦を4-0、第2節を2-0でいずれも無失点で勝利しており、チームの攻守が噛み合っている状態であることがうかがえます。昨年度のWEST王者との一戦は、初参入の静岡学園にとって今後のリーグ戦を占う試金石となるでしょう。

また、セレッソ大阪U-18（大阪）とヴィッセル神戸U-18（兵庫）による“阪神ダービー”も行われます。C大阪は、第2節のガンバ大阪ユース（大阪）との“大阪ダービー”が延期となり、1-2で名古屋に敗れた開幕戦以来となる試合に臨みます。神戸は開幕戦でG大阪に4-0で快勝するも、前節は大津高校（熊本）に1-2で惜敗。勝利に飢えた2チームによる一戦は激しい戦いになるでしょう。

また、1勝1敗同士のサガン鳥栖U-18（佐賀）と大津による九州対決や、清水エスパルスユース（静岡）と履正社高校（大阪）の一戦も実施されます。なお、G大阪と東福岡の一戦は延期となっています。

大会期間：2022年4月2日(土)～2022年12月4日(日)

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