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U-21日本代表 試合前日、25人全員が揃って初のトレーニング

2022年03月23日

U-21日本代表 試合前日、25人全員が揃って初のトレーニング

23日(水)に開幕するドバイカップU-23に出場するU-21日本代表は22日(火)、開催地ドバイでの活動2日目を迎え、ミーティングとトレーニングを行い、翌日に控えた初戦のクロアチア戦に向けて準備を進めました。

前日の夜からこの日の明け方にかけてDF木村誠二選手、DF半田陸選手、DF加藤聖選手、DF鈴木海音選手、そして海外組のGK小久保玲央ブライアン選手とDF内野貴史選手がドバイに到着してチームに合流、25人全員が揃いました。リーグ戦を終えてすぐに12時間のフライトで移動し、時差を感じながら気温30度の中で準備をして翌日には試合を迎えます。大岩剛監督は常々、「大変なことだがSAMURAI BLUEでは当たり前のこと」と話し、日本代表選手に必須条件となるタフさを求めます。

この日のトレーニングでは、まず入念なウォーミングアップで体をほぐし、移動による疲労や時差、気温差にまだアジャストしきれていない体を整え、パス&コントロールでボールや芝生の感覚を確かめます。その後は10人対10人に2人のフリー選手を加えたポゼッションゲームでリズムと強度を上げてから、フルサイズのピッチでのトレーニングに移行。それぞれの選手がポジションにつき、守備時の連動や奪いどころ、攻撃時の優先順位やボールを持っていないときのポジショニングなど、翌日に控えた試合を想定してチームの共有ごとを確認しました。

選手たちにとっても久しぶりの海外遠征で、短い準備期間で迎えるドバイカップ初戦のクロアチア戦。まさに選手個々の力が試される場となります。試合は23日(水)の日本時間21時(現地16時)にキックオフです。

選手コメント

GK #12 鈴木彩艶 選手(浦和レッズ)
昨日UAEに入ってきて、気候は思っていたほどは暑くなく、非常にやりやすい環境だと感じましたし、昨日の初めてのトレーニングでもいい雰囲気でプレーできていたので、本当に初戦が楽しみです。コロナ禍で海外のチームとの試合がなかなか少ない中で、自分としても久しぶりの国際試合なので、まずは試合の入り方として集中力を持って臨むというところと、チームとしてもミスをしながらもトライをしていくことを意識しながら結果にこだわって戦いたいと思います。過去にクロアチアと戦った印象としては、空中戦に強さを発揮してくる印象があるので、GKを含めた守備陣の連係でしっかり対応していきたいです。

MF #7 山本理仁 選手(東京ヴェルディ)
候補合宿から海外遠征のメンバーに選ばれたことは素直に嬉しいですし、海外の代表チームと真剣な試合ができる久しぶりの機会なのですごく楽しみです。自分の持ち味である、ゲームをコントロールするということを第一に発揮していきたいですし、その中でチャンスがあれば前線に出ていってゴールやアシストに絡むことも自分の良さだと思っているので、まずはチームの勝利が最優先なのでそこに貢献したいです。東京オリンピックのトレーニングパートナーに呼ばれた時期は自分でも迷いがあった時期なので、そこで得たものは自分の中でとても大きかったです。オリンピックという大きな舞台でやりたいという強い気持ちもありますし、すごく近いところで見させてもらえて、日本が優勝したら相当に気持ちがいいだろうなと感じたので、パリでの優勝を目指してがんばります。

FW #8 荒木遼太郎 選手(鹿島アントラーズ)
自分も日本代表に入って久々の試合ですが、チームとしてはあまり練習もできていないので合わせるという部分は難しいと思いますが、その中でも自分のプレーをしっかり表現していきたいです。自分の持ち味であるゴールに繋がるプレーというのをどんどん出していきたいと思っています。相手はどこであろうとあまり気にしてはいなくて、どこと当たっても勝ちたいと思いますし、どの試合にも自分の100%を発揮して勝利につながるプレーを出せればと思います。SAMURAI BLUEのトレーニングで強度の高さやプレーの質の高さは学ぶものがとても多くて、それを基準にして所属チームでもやってきたので、ここでもそれをどんどん発揮していきたいと思います。

Dubai Cup U-23

大会期間:2022年3月20日(日)~2022年3月29日(火)
会場:ドバイ(UAE)/Al Awir Stadium、Al Maktoum Stadium
TV放送:CSテレ朝チャンネル2

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