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四十雀クラブ東京50が初優勝! JFA 第20回全日本O-50サッカー大会

2021年11月30日

四十雀クラブ東京50が初優勝! JFA 第20回全日本O-50サッカー大会

JFA 第20回全日本O-50サッカー大会は11月29日(月)に大会最終日が行われ、四十雀クラブ東京50(関東1/東京)が初優勝を達成しました。

準決勝は、2試合とも接戦となりました。四十雀クラブ東京50は、ニコルスFCシニア(関西1/大阪)を相手に開始5分で先制。そのゴールが決勝点となりました。兵庫サッカークラブ(関西2/兵庫)も、前半の得点が効きました。前半終了間際のゴールでリードして後半に入ると、KUMAMOTO肥後シニア(九州2/熊本)の猛反撃をしのぎ切って勝利。決勝へと駒を進めました。

東京と兵庫による決勝も、緊張感溢れる試合となりました。最初に大きなチャンスを迎えたのは東京です。開始4分、左からのクロスボールをファーサイドで平井知之選手が頭で合わせますが、ボールはゴールわずか右にそれました。兵庫はスピードのある岡垣真人選手と、ボールがない時の動きも秀逸な金永天選手の2トップにボールが入ると、一気に怖さを増します。10分には、一度はシュートをセーブされた金選手が自らこぼれ球を拾い、ゴール前にクロスボールを送ります。岡垣選手が合わせたものの、シュートは枠をわずかに外れました。

前半のうちから交代カードを切っていた東京は、後半開始から1トップに白根基裕選手を投入。この采配が見事に的中します。後半開始から11分後、縦パスに抜け出した白根選手はゴールへとドリブルし、追いすがるDFに倒されてPKを獲得。このPKは兵庫GK長尾光弘選手の横っ飛びに防がれましたが、こぼれ球に詰めた箭内良仲選手が押し込み、ついに試合が動きます。兵庫もその後、金選手が最終ラインの裏に抜け出しますが、東京GK児島哲郎選手の飛び出しに防がれました。東京がリードを守り抜き、見事に日本一の称号を手にしました。

監督・選手コメント

伊勢昌司 監督(四十雀クラブ東京50)
東京都予選から関東予選、さらにこの大会と、無失点のまま優勝できて良かったです。特別にうまい選手はいないのですが、忠実に前線からプレッシャーを掛けて、奪ったボールを早く前につなぐということを繰り返してきました。次の目標は、もちろん連覇です。50代のチームが60もある東京都の予選を勝ち抜くだけでも大変ですが、また何とかチームづくりをして、この場所に戻ってきたいと思います。

白根基裕 選手(四十雀クラブ東京50)
PKを奪った場面では、1対1になったので思い切って切り込んでいきました。私はここまで、試合のラスト10分くらいしか出ていなかったので、初めて決勝で長い時間プレーしました。この大会は、若手を先に出して年長者は後半からというコンセプトで戦ってきたので、ベンチも全員、モチベーションは高いですよ。明日からは、優勝できなかった東京都リーグでのリベンジを目指します。東京、さらに関東を制して、日本一を目指します。挑戦に終わりはありません。ディフェンディングチャンピオンですから!

永江一臣 選手兼監督(兵庫サッカークラブ)
厳しいグループを突破した勢いで何とか優勝までと、チーム一丸になっていました。残念な結果にはなりましたが、みんなが一生懸命やってくれました。チームがスタートして1年で目標の全国大会にやってきたので、来年はリベンジを目指して頑張ります。今年はコロナ禍で大変でしたが、サッカーが好きだからやってこられました。同じく全国大会に出て、決勝ラウンドに進めなかったO-40と一緒に、来年はてっぺんを目指します。

石井誠志 監督(KUMAMOTO肥後シニア)
準決勝では後半に攻めに出ようと考えていたので、前半終了間際のCKからの失点がなければと考えてしまいますが、選手たちが最後まで諦めずに一生懸命やってくれたので良かったです。少し顔ぶれをリフレッシュした再スタート1年目で決勝ラウンドに勝ち上がれたので、良い成長度だと思っています。コロナ禍でもチームワークは良かったし、また少しずつ選手は替わっていきますが、今日の経験も生かしながらチームづくりをしていきます。

日程:2021/11/27(土)~2021/11/29(月)
会場:栃木県宇都宮市

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