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U-24日本代表 豊田で初練習

2021年06月11日

U-24日本代表 豊田で初練習

U-24日本代表は10日(木)、2日後に迫ったジャマイカ代表戦に向け、豊田スタジアムで初練習を行いました。チケットも完売し、選手たちも有観客での試合に向けてモチベーションを高めています。

追加招集されたDF瀬古歩夢選手を含む全27選手でランニングをスタートし、ストレッチやパス交換、9対2のボール回しへと移行。その後、前々日の練習で負荷の高かったメンバーはジョギングなどでリカバリーメニューをこなし、その他の選手たちはパス&コントロール、5対5のポゼッション、最後は狭いエリアでGKを入れた6対6のゲームを行って締めくくりました。

オリンピック本大会まで、残された準備期間はこのジャマイカ戦と7月の直前合宿(12日にU-24ホンジュラス戦、17日にU-24スペイン戦)のみです。チームの積み上げも最終局面。11日(金)は非公開でトレーニングを行い、貴重な国際試合に備えます。

選手コメント

GK #24 鈴木彩艶 選手(浦和レッズ)
今回の選出はクラブで試合に出ていることが評価されてのことだと思うので嬉しく思いました。最初はレベルについていけないと思いましたが、練習を積んで、劣っているわけではないと実感しましたし、キック力を活かしたチャンスメイクやシュートストップ、伸びのあるセービングなど、長所をどんどん出していきたいです。実際にこうして選ばれて、よりオリンピックに対する思いは強くなりました。自分としては、やれることは全力で尽くしたいと思っています。

DF #19 酒井宏樹 選手(浦和レッズ)
チームがレベルアップしていくことを考えなければいけないですし、僕個人としてはジャマイカ相手にどれだけできるかワクワクしています。若い選手にとってはメンバー選考がかかっている部分もあるので、後ろからしっかりサポートして、彼らが思い切りできるような環境を作ってあげたいと思います。僕自身も、かなり彼らから学んでいます。どちらが偉い、どちらが経験がある、というものでもないです。4バックが上手く機能していればなかなか崩れないので、そこのすり合わせをお互い話しながら進めることが大事です。僕がロンドンオリンピックを目指していた時も、オーバーエイジが入ってくるというのは、100%歓迎できていたかというと、そうではなかった。その枠をとってしまっているので、プレッシャーは感じています。ピッチ内外で引っ張っていかなければいけない立場ですが、自分としてはピッチ内で、プレーで示していける選手になりたいと思っています。

DF #5 町田浩樹 選手(鹿島アントラーズ)
U-20日本代表の頃はクラブで結果を出していなかったですが、今はコンスタントに試合に出て、自信を持ってやれていますし、U-20のときよりも(メンバーに)残りたい、という気持ちが強いです。攻守においての空中戦や左足からのフィード、ビルドアップで他のセンターバックとの違いを出していきたいです。プレーの精度、強度ともに高いオーバーエイジの選手たちが入ってきて、チーム内の安定感が増しました。守備面、攻撃面でもアドバイスをくれているので、それを受け止めてすり合わせをして、チームとしていい方向に持っていければと思っています。(彼らは)一試合を通してミスが少ないですし、試合の一瞬一瞬でも細かな修正をしていて、レベルの高さを感じました。そのレベルに達しないといけないなと思っています。(ジャマイカ戦に向けて)オリンピックまで時間がないので、ここで大きく何かを変えるのではなく、小さな細部にこだわって、チームとしての結果を追い求めたいです。

国際親善試合

U-24日本代表 対 ジャマイカ代表
開催日時:2021年6月12日(土) 13:35 キックオフ(予定)
会場:愛知/豊田スタジアム

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