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東海大学がまたもやジャイアントキリング!法政大学とともに決勝へ『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』準決勝

2021年01月22日

東海大学がまたもやジャイアントキリング!法政大学とともに決勝へ『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』準決勝

本年度唯一の大学サッカー全国大会となる『#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!』は、1月21日(木)に準決勝が行われ、決勝に進む2チームが決まりました。

法政大学(関東第7代表) 2-0 早稲田大学(関東第3代表)

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共に関東1部リーグに所属するチーム同士の対戦は、立ち上がりから法政大学(関東7)が早稲田大学(関東3)を圧倒する展開となりました。法政は、ディフェンスラインから中盤までが連動して分厚い攻撃を仕掛けます。そんな法政に早稲田は防戦一方となり、相手陣内でほとんどボールを保持することができません。法政は前半、平山駿選手、佐藤大樹選手らが何度となくゴールを狙い、6本ものシュートを放ちますが早稲田大学の粘り強い守備を崩し切ることができません。

早稲田も流れを変えるべく、後半は積極的に前線にボールを入れようと動きます。しかし51分、法政のサイドバック、関口正大選手がついに早稲田ゴールをこじ開けます。法政は得意のパスワークで右サイドを崩すと、ペナルティーエリア入り込んだ関口選手にボールを送ります。関口選手は佐藤選手とのワンツーからゴール前に抜け出し、左足のシュートをゴール右上に突き刺し、待望の先制点を挙げます。法政はさらに79分にも、長谷川元希選手が倒れて右に流れたボールを、関口選手が豪快に蹴り込んで追加点。最後まで攻め続けた法政が、キャプテン関口選手の挙げた2ゴールで早稲田大学を下し決勝へと駒を進めました。

東海大学(関東第9代表) 1-0 順天堂大学(関東第6代表)

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県リーグ所属チームながら破竹の勢いで準決勝進出を果たした東海大学(関東9)ですが、序盤は順天堂大学(関東6)の杉山直宏選手を中心とするサイドからの攻撃に苦しみます。それでも粘り強い守備で順天堂の攻撃を跳ね返すと、カウンターから高田悠選手のミドルシュートなどでチャンスをつくります。ともにロングボールとサイドからの攻撃を中心とするタイプとなって、互いに崩し切ることなく前半は0-0で終了しました。

後半に入り、東海が動きます。正確なロングキック、武井成豪選手のドリブルなどで順天堂のゴールを脅かし、60分には右コーナーキックを獲得。丸山智弘選手のキックはゴール前で跳ね返されるものの、こぼれ球を拾った米澤哲哉選手がシュート。当たり損ねとなったシュートがDFにクリアされる直前、砂金大輝選手が押し込んで東海が待望の先制点を挙げます。その後は順天堂も幅を広く使った攻撃で反撃に出ますが、東海も粘り強い守備でこれを跳ね返しゴールを許しません。結局、東海が先制点を守りきって試合終了。1-0で勝利した東海が、県リーグ所属チームとしては初となる決勝戦への進出を決めました。

準決勝の結果、法政と東海が決勝に進出します。法政は4年連続で全国大会の決勝に進出。一方の東海大学は20年ぶりに全国大会決勝に駒を進めました。両チームは2000年の総理大臣杯でも決勝で対戦し、そのときは東海が法政を下して優勝。本大会ではどのような結果に終わるのでしょうか。両チームは1月23日(土)に大学サッカー日本一のタイトルを懸けて戦います。

試合中継予定

BS朝日にて生中継
AbemaTVにてインターネットライブ配信 https://bit.ly/39IB4ai
※無観客試合(リモートマッチ)となりますので、テレビ中継・インターネットライブ配信などでご覧ください。

監督・選手コメント

今川正浩 監督(東海大学)
自分たちが少し噛み合わない部分もあり、また順天堂大学が非常に質の高い攻撃をされたことで、前半はかなり押し込まれました。それでも我慢しながら前半を0点におさえ、後半の勝負どころで点を取ってくれた選手たちに感謝したいと思います。一昨年、我々は関東リーグから県リーグに降格しました。選手たちも辛かったと思うのですが、カップ戦では善戦で終わらず、勝ちきって全国大会の切符を得たことで、今自分たちがやっていることを出し切れば、強いチームにも対応できるということが実感できたと思います。

外池大亮 監督(早稲田大学)
リーグ戦の最終節でも法政大学の、非常に力強いサッカーを目の当たりにしていたので、我々としては法政大学にその良さを出させないよう、そして我々としてのゲームプランを遂行できるようにと考えて試合に臨みました。しかし、結果的には法政大学の良さを消しきれなかった、というのが敗戦という結果になったと思います。

関口正大 選手(法政大学)
序盤からボールを握る展開が多かったのですが、なかなか点が入りませんでした。それでもみんな、焦らずにゴールを目指し続けようと話をしていました。前半は0点に抑えられてしまいましたが、後半は立ち上がりから勢いをもって入り、結果的に2点をとることができてよかったです。ハーフタイムにはサイドハーフとFWから、関係性をもちながら中に入っていくように言われていて、1点目はそれがいい形で出せたと思います。2点目については、ふかさないことだけ意識して思い切り振り抜いた結果、いいコースに飛んでくれたと思います。

杉山直宏 選手(順天堂大学)
今日は、この場に来たくても来られなかった選手の分まで勝って決勝につなげようという気持ちで試合に臨みました。ただ、なかなか自分たちのペースがつかめずに失点をしてしまい、点を取れずに負けてしまいました。今日は粘り強さが足りなかったと思うので、後輩たちには粘り強く戦い、トーナメントでは勝ち切るということの大切さを教訓にしてがんばってもらえたらと思います。

大会概要

大会期間:2021年1月6日(水)~2021年1月23日(土)

大会情報はこちら

全日本大学サッカー連盟公式Twitter(@jufa_soccer)では、当日試合速報を行います。
また、公式 Instagram(jufa_japan)でも大会情報を配信中です。

大会日程、試合結果などは全日本大学サッカー連盟公式サイトをご確認ください。

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