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FIFAとWHOが5つの新型コロナウィルス感染症対策を開始

2020年03月18日

FIFAとWHOが5つの新型コロナウィルス感染症対策を開始

国際サッカー連盟(FIFA)は新型コロナウィルス感染症対策へのWHO支持として、6名の著名な指導者によるコロナウィルス対策啓発キャンペーンを開始しましたので、サッカーファミリーの皆さまへご案内いたします。

5つの重要な対策

啓発キャンペーンの中で、指導者らは、世界中の全ての人に、病気の拡大に取り組む5つの重要な対策に従うことを求めています。
サッカーの成功において戦術が重要な役割である通り、コーチ陣はWHOのコロナウィルスに対する基本的な保護対策に沿って、ウイルス(手、肘、顔、距離及び感触)を打ち負かすための5段階のゲームプランという名の下で団結しました。

FIFA グローバルフットボールデベロップメントのチーフである、Arsene Wengerによると、「コロナウィルスが深刻な状況であり、健康を第一に考える必要があることは誰もが知っています。ここに示すことはコロナウィルスに対処するための5つの重要な対策です、規律を守ってこれらの対策に従うことをお勧めします。

 

1. Mauricio Pochettinoによる対策:手

元アルゼンチン代表選手、前トッテナム・ホットスパーFC監督
「可能な限り、アルコール石鹸やハンドソープでの頻繁な手洗い」
こうした頻繁な手洗いは、手についたウィルスを殺菌します。シンプルですが、非常に重要です。

2. Casey Stoneyによる対策:肘

マンチェスター・ユナイテッドFC女子監督
「くしゃみや咳をする時、肘を曲げた状態で鼻と口を覆う、ティッシュを使用する場合はティッシュをすぐに処分」
飛沫はウィルスを拡散します。呼吸器衛生を守ることにより、周囲の人がウィルス(風邪・インフルエンザ・コロナウィルスなど)に感染することから守ります。

3. Aliou Cisséによる対策:顔

セネガル代表監督
「ウィルスが体内に侵入することを防ぐために目、鼻、口には触れない」
手は非常に多くの表面に触れ、ウィルスを素早く拾う可能性があります。 一度汚染されると、ウィルスが手から顔に移り、さらに体内へ移動し、体調に害を及ぼす危険性があります。

4.Jose Mourinhoによる対策:距離 

2010年FIFA年間最優秀男子チーム監督賞受賞、トッテナム・ホットスパーFC監督
「社会的相互作用の点から、咳やくしゃみをする全ての人から1メートル以上距離を置く(一歩下がる)」
距離を置くことで、くしゃみや咳をしている人から飛沫を吸い込むことを避けることができます。

5. Jill Ellisによる対策:体調

2015年及び2019年FIFA女子ワールドカップアメリカ女子チーム監督(2大会でアメリカは優勝)
「体調が優れないと感じた場合は、外出しない。健康な人に対しても隔離を望む国もあるため、地元の保健当局の指示に従う」
発熱、咳、呼吸困難がある場合は、事前に医師に電話し、診察を受けてください。地元の保健当局は、地域の状況に関する最新情報も提供してくれます。具体的な指示に従い、適切な保健機関を案内してもらうべく、地元の保健当局へ事前に電話してください。この行動が、ウィルスやその他の感染の拡大を防ぐのに役立ちます。

最後に、FIFA会長Gianni Infantinoより、「常に情報を入手してください。これらの推奨事項に従い、コロナウィルスに取り組むWHOの努力を支援し、共に、この難しい試合に勝ちましょう。」

FIFA.com
FIFA and WHO launch five key tactics to tackle coronavirus
Pass the message to kick out Coronavirus

WHOガイドライン
https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019

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