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【3/8 女子サッカーデー特集】「活躍の機会は男女関係なく公平に」クレディセゾンが考える女性活躍のあるべき姿

2020年03月13日

【3/8 女子サッカーデー特集】「活躍の機会は男女関係なく公平に」クレディセゾンが考える女性活躍のあるべき姿

日本サッカー協会(JFA)は3月8日を「JFA 女子サッカーデー」に定め、女性が輝ける社会づくりを推進するための働きかけをしていきます。ここではサッカー日本代表のサポーティングカンパニーである株式会社クレディセゾンの女性活躍への考え方について、ブランディング戦略部長の植田直宏さんに聞きました。

――女性の活躍する場が多い企業という印象ですが、いつ頃からどのような取り組みをしているのでしょうか。

植田 1989年に株式会社クレディセゾンに社名変更していますが、セゾンカウンターの全国展開を始めた西武クレジットの時代から、女性を積極的に採用しています。今は約8割が女性社員です。もともと女性が多い会社ですから、結婚や出産などのライフイベントがあってもキャリア形成を諦めずに働き続けることができ、多様な職種や職位での女性活躍の実現に向けて、社員の声を聞きながら制度の拡充をさせてきた歴史があります。女性活躍という意味ではかなり先進的な会社だと思います。

――途中で路線変更したわけではなかったのですね。

植田 クレジットカードの募集や各種対応などを行うセゾンカウンターでは、責任者であるショップマスターをはじめとして多くの女性社員が働いていますし、他の顧客対応部門や本社も同様です。シフト制や短時間勤務、フレックスタイム制、テレワークを取り入れるなど、育児など時間制約がある女性社員が働きやすい環境を整えてきました。

――結婚、出産などがあっても、休職しやすく、また復職しやすい環境があるということですね。

植田 そうですね。私が所属している部は30名弱の社員がいるのですが、小さい子供がいる社員も4、5名いて、短時間勤務やフレックスタイム制を活用しています。その勤務形態で課長もいます。また、以前は嘱託社員やパートタイマーなど有期雇用の社員がいたのですが、2017年9月に全員を正社員化、無期雇用としました。人件費は増えましたが、役割等級制度を導入し、確定拠出年金や賞与などの各種制度も統一しました。女性の活躍する場が多いとおっしゃっていただきましたが、女性だけに対象にしているわけではなく、社員全員が活躍できる職場を目指しています。

――「JFA 女子サッカーデー」のキャッチフレーズは「世界でいちばんフェアな国になろう」ですが、そこに含まれる「フェアな環境を目指す」というメッセージを体現していらっしゃいますね。

植田 女性だから、男性だからというわけではなく、性別や年齢、学歴に関係なく、活躍機会は公平であるべきという前提です。育児や介護で会社に来る時間が取れない、というケースは男女に共通していますが、テレワークや1時間単位で取得できる時間単位有給など柔軟な働き方を実現する制度も導入し、性別に関わらず個々の事情に合わせた多様な働き方を選択できるようにしています。仕事が好きでバリバリ働く人もいますし、家庭とのバランスをとる必要がある方なら並行して働きやすい環境を用意する。その方らしい活躍のために、多様な働き方を認める、それが当社のスタンスですね。

――2001年から日本代表をサポートしていますが、どのような思いでサポートしているのでしょうか。

植田 会社として、スポーツが好きで、日本代表を応援したいという思いがありました。スポーツには人々を一体にして熱狂させる力があります。特に日本代表が活躍すると、日本中が歓喜に湧き上がります。国民的スポーツであるサッカー、その中心である日本代表をサポートして、世界に羽ばたいていく選手たちを応援したいという思いでずっとやっています。クラブチームを応援したい、という声もあったのですが、日本代表を応援するという部分にこだわっていきたいと思っています。

――3月8日が「JFA 女子サッカーデー」に設定されました。どのようにかかわっていきたいとお考えですか?

植田 サポーティングカンパニーを長くやらせていただいており、趣旨にも賛同しています。弊社も女性スタッフが多いですし、女性のお客様も多いので、女性を応援する姿を、JFAさんを通して見せられることは、すごく意味があることだと思います。今年が一回目の活動となりますが、来年以降も含めてJFAさんとうまく連携を取りつつ、一緒に応援していきたいと考えています。

クレディセゾンのサッカー日本代表応援サイトはこちら

▼各プロジェクトやイベントの詳細につきましては、「JFA女子サッカーデー」の特設ページをご覧ください。

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