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U-20日本女子代表候補 世界を意識しながらトレーニングに励む

2020年02月06日

U-20日本女子代表候補 世界を意識しながらトレーニングに励む

U-20日本女子代表は5日(水)、トレーニングキャンプ3日目を迎えました。前日に引き続き、「世界で戦える体作り」を行うため、午前中は、フィジカル強化のために心拍数を上げて6種目を順番にまわっていくサーキットトレーニングを実施。選手たちは自らを追い込み、体力の限界に挑みます。
午後はクロス、シュートのトレーニングを中心に行い、最後は11vs11の実戦形式のトレーニングでこの日の活動を終えました。
夜のミーティングでは、「世界を知る」ため、2018年にフランスで行われたFIFA U-20女子ワールドカップの大会映像を見ました。実際に前回のワールドカップの映像を見ることで自分たちの現在地を確認することができたほか、このチームの「ワールドカップで優勝する」という目標により具体的なイメージを持つことができました。「世界を手にする」には日々のトレーニングでは何をすればよいのか、一人一人が自分自身と向き合う良い時間となりました。

選手コメント

GK 大場朱羽 選手(JFAアカデミー福島)
午前のトレーニングでは3vs2やシュート練習などを行い、午後はポゼッションやパスワークからのシュート、11vs11を行いました。ミーティングでは、前回のU-20女子ワールドカップの映像を見て、フィールドプレーヤーの映像だけではなく、世界のゴールキーパーの映像も見ました。コースをしっかり狙ったりタイミングをずらしてシュートを打つことが点を取るには大事だなと思いました。改めて世界基準を再確認することができたと思います。明日は最後のトレーニングですが、今日のミーティングでやったことを意識して質の高いトレーニングをしたいと思います。

DF 後藤若葉 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
2部練習を行った後の夜のミーティングでは、今回のトレーニングキャンプの目的でもある「目標確認」として、昨年行われた女子ワールドカップ、一昨年行われたU-20女子ワールドカップの映像を見ました。そこでアンダー世代だと言っても、海外選手はトップカテゴリーの代表にも負けないほどスピードが速く、またキーパーも反応がとても良いのでゴールの四隅を狙ったり、ワンタッチシュートなどでタイミングを外さないとゴールは奪えないということがわかりました。しかし、そんな選手と戦うための切符を掴めているということに喜びを感じるとともに、これまで積み上げてきたサッカーで戦えることが楽しみでもあります。そんな舞台で活躍できるように今回のキャンプで教わった筋肉トレーニングや、アジリティトレーニングなどを行い、海外選手に負けない体を作っていきたいです。

FW 廣澤真穂 選手(早稲田大)
午前はアジリティや攻守の攻防を行い、短い時間の中で強度の高い練習をすることができました。午後は攻撃のイメージを全体で共有しながらコンビネーションを合わせるトレーニングをしました。最後のゲームでは疲れた中でも技術や体力を落とさないで戦うことの大切さを感じました。夜のミーティングでは、世界基準を知ることができました。ワールドカップ優勝に向けて世界を意識してトレーニングしていきたいと思います。

FW 島田芽依 選手(浦和レッズレディースユース)
このキャンプでは、特にFWとして常にゴールへ向かうことを意識してプレーしています。ミーティングで世界のトップレベルの選手の映像を見る機会があり、シュートの質やゴールキーパーの守備範囲の広さの違いを感じることができました。ゴールキーパーの守備範囲が広いので、日頃の練習からゴールの四隅を狙うことがとても重要になってくると思いました。キャンプも残り1日となりましたが、今後の活動に選ばれることができるように1つ1つのプレーの質にこだわって、周りの選手から刺激を受けたときだけではなく、所属チームでも継続していきたいです。

スケジュール

2月3日(月) PM トレーニング
2月4日(火) AM/PM トレーニング
2月5日(水) AM/PM トレーニング
2月6日(木) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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