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トレーニングコンセプト(1) 〜JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.11

2020年01月21日

トレーニングコンセプト(1) 〜JFAアカデミー今治 スタッフ通信Vol.11

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。
JFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしています。今回JFAアカデミー今治のレポートを担当するのは影山啓自コーチです。

はじめに

JFAアカデミー今治チーフコーチの影山啓自です。
今回より複数回に分け、JFAアカデミー今治で行われているトレーニングについて、その構築のベースとなるコンセプトについて紹介させていただきます。
トレーニングコンセプトにおいては、大きく4つのカテゴリー(フットボールコンセプト、個の育成コンセプト、コーチングコンセプト、フィジカルコンセプト)に分類して整理しております。第一回目の今回はフットボールコンセプトのうち、Japan’sWayの具現化(考え方のベース)とプレースタイルについて簡単にご紹介していきます。

Japan’sWayの具現化(考え方のベース)

フットボールコンセプトにおいては、まず第一に我々のサッカーの根本となる考え方のベースが大切です。我々アカデミーでの活動は、JFAエリートプログラムの一環として行われています。従ってその考え方は「Japan’sWayの具現化」が基本の考え方となります。Japan’s Wayとは、特定のチーム戦術、ゲーム戦術を示す言葉ではなく、日本人の良さを活かしたサッカーを目指すという考え方そのものであり、イメージの共有のための言葉です。
日本人の特徴として、技術力(足首の柔軟性等)、俊敏性、持久力、組織力(和を大切にする文化)、勤勉性、粘り強さ、フェアであるといったことが挙げられています。その特徴を踏まえて日本人の良さを生かすサッカーの基本として、テクニック(技術+判断)、攻守に関わり続ける個人戦術、持久力(運動量)の質の向上を目指してトレーニングを行っていきます。
育成年代において身に付けるべき意識や行動を指導、アドバイスし、自ら習慣化、自動化していけるよう、考え方のベースを共有して取り組んでいます。

プレースタイル

次にプレースタイルです。プレースタイルとは、チームがどのような方向性をもって試合やトレーニングにおいてプレーを行っていくのか、というサッカーの大枠となります。Japan’sWayにおいては、「攻守において主導権を握る」「思考を止めず意図的・能動的にプレーする」「積極的にアクションを起こす(人が先に動きボールが動く)」というサッカーが目指すべき理想とされています。動きながら、観ながら、正確に素早くプレーし、仲間と関わり連動し、個人から組織に発展していくサッカーを我々のプレースタイルと定義付けています。
また、サッカーはミスのスポーツです。ボールを保持することで主導権を握るとすれば、ボールを奪われたらすぐに奪い返すことが最も重要となります。
その考え方を基本に、ボールを失わないテクニック、関わり続けるサポートによる数的優位の構築、相手より多い運動量、奪われたらすぐに奪い返す(攻→守→攻の切り替えの速さ)等、攻守両面において、以上のような点を特に重視して日々のトレーニングを行っています。

今回はトレーニングコンセプト全体の中で、どのようなトレーニングを構築していくか、その前提となるフットボールコンセプトのうち、Japan’sWay、プレースタイルについてご紹介させていただきました。次回以降、続けて「プレー原則」「フォーメーション」についてご紹介します。

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