JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 大阪がすみだに逆転勝利で3位に浮上。名古屋がプレーオフ出場を決める ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第26節~

ニュース

大阪がすみだに逆転勝利で3位に浮上。名古屋がプレーオフ出場を決める ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第26節~

2019年11月19日

大阪がすみだに逆転勝利で3位に浮上。名古屋がプレーオフ出場を決める ~Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第26節~

11月16日(土)、17日(日)の2日間、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 第26節の6試合が行われました。

3位・フウガドールすみだと4位・シュライカー大阪の直接対決は、最後まで目の離せない接戦となりました。プレーオフ出場を目指す両者にとって、落とすことのできない一戦。序盤から集中した入りを見せ、互いにチャンスを作ります。均衡を破ったのはホームのすみだ。中田秀人選手がドリブルからシュートを突き刺し、先制に成功します。前半のうちに追いつきたい大阪は、セットプレーやカウンターからチャンスを作りますが、得点を挙げることができずに1-0とすみだのリードで前半を折り返します。後半も立ち上がりから得点を狙う両者でしたが、30分、アルトゥール選手が仕掛けたカウンターから小曽戸允哉選手との連係でシュートを放ち、はじかれたボールを小曽戸選手が執念で押し込んで同点にすると、追いつかれたすみだはファウルを溜め、大阪に第2PKを献上。加藤未渚実選手の第2PKはすみだのGKダニーロ選手が防ぎますが、7つ目のファウルで2本目の第2PKを与えたすみだは、これをアルトゥール選手に決められ1点を追う展開に。パワープレーも視野に入れ、追いつく機会をうかがうすみだは38分、ガリンシャ選手のゴールで2-2の同点に追いつきます。しかしそのわずか10秒後、加藤選手の個人技から勝ち越しゴールを挙げた大阪が再び1点をリードする展開に。ホームでの大声援に後押しを受け、勝利を狙うすみだは中田選手をGKに置きパワープレーを開始しますが、追撃及ばず試合終了。勝利した大阪は順位を3位に上げ、次節で首位の名古屋オーシャンズと対戦します。

2位以下に7ポイント以上の差をつけ首位を独走する名古屋オーシャンズは、アウェイでヴォスクオーレ仙台と対戦しました。1試合に14名が登録できるFリーグのレギュレーションの中、11名と限られたメンバーで臨んだ名古屋でしたが、3分、ペピータ選手の先制ゴールで幸先のいいスタートを切ります。しかし6分、仙台が小野寺那央選手のゴールで追いつくと、その後は名古屋が2点をリードするも仙台が少ないチャンスを生かし1点差に迫る接戦に。しかし、首位の貫禄を見せる名古屋は、後半立ち上がりから追加点を挙げ、リードを広げると、その後も集中した守備で仙台の攻撃をしのぎ、6-4で勝利しました。今節の試合結果により、名古屋の勝点は70となりました。残りの7試合で4位以下のいずれのチームも名古屋の勝点を上回ることができないため、名古屋の今シーズンの3位以内が確定し、プレーオフへの出場も決定しています。

第27節は22日(金)から24日(日)の3日間行われます。大阪対名古屋の上位対決や、ペスカドーラ町田と立川・府中アスレティックFCの東京ダービーなど、どの試合も見逃せません。

その他の試合結果・日程はこちら(Fリーグ公式サイト)をご覧ください。

監督コメント

須賀雄大 監督(フウガドールすみだ)
プレーオフを出場を争う意味で非常に大事な試合でしたし、そういう重要な一戦をホームで戦えるということを、とても幸せに感じていました。勝利で終えることで来てくれたお客さんを喜ばせたいとイメージして試合に臨んだのですが、叶えることができず残念です。とはいえ、プレーオフ出場のチャンスはまだありますし、ここで崩れないことが大事だと思います。自分たちは今季どんなときも崩れずにこられたからこそ今のこの順位があるので、実力通りの結果として受け入れながら進んでいきたいと思います。ただやはり、今節のホームゲームで勝利するということは非常に大きな意味を持ち、クラブとしてもう一つ上の段階に進めるチャンスでもあったと思うので、残念な思いがあるのも事実です。フウガドールすみだというチームは、期待される試合に勝利することでここまできたので、期待に応え続けていくことが、チームが成長していく上で鍵になると思います。こういう試合は自分たちが頑張っていけばまた作れると思うので、またこういった舞台を作れるように、頑張っていきたいです。

比嘉リカルド 監督(シュライカー大阪)
プレーオフ出場を争う、激しい試合になりました。名古屋での共同開催でフウガドールすみだに順位を逆転されている状況の中で、アウェイでのタフな試合でした。すみだのサポーターやアリーナの雰囲気はいつも本当に素晴らしいのですが、対戦相手の我々としては戦いにくさもありました。先制されて、逆転してもまたすぐに追いつかれるという苦しい展開をしっかり勝ち切って、勝点3を取ることができた。本当に大きな価値のある試合になったと思います。このすみだ戦を終えても、次は首位の名古屋オーシャンズ、その次は2位のバサジィ大分と、プレーオフ圏内にいるチームとの対戦が続きます。次の試合も同じ意識を持って、同じ気持ちで続けないといけないので、プレーオフに出場できるように残り試合も一戦一戦頑張っていきたいと思います。

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1

開催期間:2019年5月25日(土)~2020年1月13日(月・祝) 全33節/198試合

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー