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女子GKキャンプ、全国から22名が集まりJ-STEPでスタート

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2019年11月16日

女子GKキャンプ、全国から22名が集まりJ-STEPでスタート

11月15日(金)、静岡県静岡市で女子GKキャンプがスタートしました。2019年度4回目の活動となる今回は、中学生年代から22名が参加。全国から集まったGKが仲間たちと三日間のトレーニングを行います。

初日となったこの日はウォーミングアップから始まり、2グループに分かれて、攻撃参加をテーマとしたキックやスローイングの練習、5対5のゲームなどを行いました。

夜のミーティングでは、U-19日本女子代表のGKコーチを務める西入俊浩コーチによるAFC U-19女子選手権タイの報告が行われました。見事に優勝を飾った先輩たちの戦いの様子を聞くことができ、選手たちにとって大変貴重な機会となりました。

コーチ・選手コメント

井嶋正樹 ナショナルトレセンコーチ(東海大熊本)
今回のキャンプには中学1年生から3年生の22名が参加し、初日から積極的にトレーニングに取り組んでくれました。初日ということもあり、若干の緊張が見られた選手もいましたが、徐々に雰囲気にも慣れていき、最後の試合形式のトレーニングでは、お互いに勝負にこだわり最後まで良い緊張感を保ちながら白熱した取り組みを見せてくれました。夜のレクチャーでは、U-19日本女子代表GKコーチの西入氏より、先日優勝を飾ったAFC U-19女子選手権について、これまでの取り組みと今大会での戦いの様子を聞けたこと、そして大会に参加した3名のGKが過去にこの女子GKキャンプを経験し、今の活躍に繋がっていることを知ることができ、多くの参加選手が目を輝かせながら聞き入っていた光景が非常に印象的でした。それぞれの選手が新たに意識を高める機会になり、明日からの取り組みに期待したいと思います。

遠藤有紗 選手(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)
初日のトレーニングは攻撃参加と測定を主に行いました。攻撃参加の面では、ボールをコントロールする位置を工夫することを意識して取り組みました。上手くコントロールすることはできましたが、キックの力加減を調節することができなかったので継続して練習していきたいと思います。また、測定では、キックとスローインで左右差が出てしまったので、チームに戻ったら練習をしっかりしなければいけないと感じました。夜のミーティングでは、U-19日本女子代表が優勝したAFC U-19女子選手権の映像を見ました。良い準備をすることで良いプレーができるということを改めて感じたので、自分自身も意識して残りの2日間取り組んでいきたいです。

ウルフジェシカ結吏 選手(日テレ・メニーナ)
初日のトレーニングを終えて、改めてキック・スローイングの正確性の大切さに気付きました。測定では、前回に比べて両足のキックの記録が伸びました。しかし、ミーティングの時に見たU-19日本女子代表や、なでしこジャパンのGKの映像では、常にピンポイントで縦回転のパスが配球できていました。自分のキックにはまだまだ課題があり、試合中にチームを良い流れにできないと感じました。残りのトレーニングで課題を改善しつつ、積極的に裏へのパスなどを狙っていきたいと思います。

松本メイ乃 選手(FC Viparte)
今日はパスとサポートの練習をしました。「パスを両足で出せるようになる」こと、「自分が出すと決めた所に100%の確率で出せる」など、パスとサポートでは多くの大切なことがあります。しかし、私は左足はあまり上手に蹴ることができず、毎回確実にパスを出すことができません。しかし、U-19日本女子代表やなでしこジャパンのGKは、両足でミスなく蹴ることができていました。私も残りの2日間で、バックパスのボールを丁寧にコントロールしてパスを出せるようにしたいです。そして自分自身の力を100%発揮できるように頑張りたいです。

スケジュール

11月15日(金) PM トレーニング
11月16日(土) AM/PM トレーニング
11月17日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

女子GKキャンプとは

将来のなでしこジャパンのゴールキーパー(GK)を発掘・育成するプロジェクト。
日本女子サッカーの強化・育成の鍵であるU-15(中学生)年代前後の選手を「強化」「育成」「普及」の観点から選出し、継続したトレーニングを行う。

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