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U-17日本女子代表候補 静岡県内でトレーニングキャンプを開始

2019年09月25日

U-17日本女子代表候補 静岡県内でトレーニングキャンプを開始

U-17日本女子代表候補は9月24日(火)、静岡県内でトレーニングキャンプを開始しました。このチームは、2022年に行われるFIFAU-20女子ワールドカップ出場を目指すチームとなります。

関大吾フィジカルトレーナーのもと、世界と戦うことのできる体を作ることをテーマに体幹やステップといった基礎的な動作の確認から、トレーニングはスタート。その後、パス&コントロールやボールポゼッション、ミニゲームを行い、2時間のトレーニングを終了しました。

このチームの監督には、なでしこジャパンのコーチも務める大部由美氏が就任。夕食後のミーティングでは、今年5月に行われたFIFA女子ワールドカップの話をふまえながら、このチームが目指す方向性を、チーム全員で確認しました。ピッチ内外ともに「個を磨く」ことをこのキャンプのテーマに、選手たちは残り3日間のトレーニングキャンプに励みます。

選手コメント

GK 大矢内陽菜 選手(聖和学園高)
普段の練習とは違う身体の動かし方に新たな刺激を受けられて良かったです。トレーニングでは、主にポジショニングやパス&コントロールなど基礎を徹底するためのもので、日頃の練習から、パスを相手のどちらの足につなぐか、ファーストコントロール、サポートを高い意識で行い、習慣化することの大切さを学びました。その後のフィールドと合流後のポゼッションやゲームでは、ハイプレスの中での良い準備、オフの動きを意識してプレーしました。今日の練習で得た反省や夜のミーティングで学んだことを明日のトレーニングで活かしていきたいです。また、しっかりと自立しながらコミュニケーションを多く取り、充実した4日間にしていきます。

DF 松本奈己 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
今回、初めて会う選手もいて緊張もありましたが、トレーニングや食事中などにコミュニケーションをとることができたので良かったです。
トレーニングでは、フィジカルで切り替えした時の重心のかけ方、足の向きなど細かいところまで学びました。夜のミーティングでは、自分が常に良いコンディションでプレーするためにどうすれば良いのか、ウエイトの基礎の動作について学びました。将来、世界で活躍するプレーヤーになるためには、身体の幹を太くすることも大切なので日々の食事などから考えて行動し、個人としても成長できるようにしたいです。

MF 岡本亜子 選手(岡山県作陽高)
今日のトレーニングでは、身体の正しい動かし方について教えてもらい、実践しました。それらのトレーニングにより、今まで意識していなかった足の向きやつき方、体重移動の仕方を学ぶことができ、プレーの最中に自然にできるようになりたいと思いました。パス&コントロールでは、1回のタッチで2つのプレーを選択できるボールの置所と攻撃方向を意識した目線を確保することで、ゴールへ行くためのプレーがしやすくなることを実感しました。ポゼッションやゲームでも、なるべく多くの選択肢を作るためのオフの動きが大切だと思いました。明日からのトレーニングでも継続していきたいです。

MF 山田瑞穂 選手(日ノ本学園高)
プレー中の切り返しの姿勢や重心のかけ方、守備で対応する時のステップなどには正しい姿勢を身につけることで、より可動範囲が広がり、スピードにも差がつくということを学びました。今日のトレーニングでのパス&コントロールやポゼッションでもサッカーにおいての「基本」の重要さに気が付きました。その中で、自分の長所も出してこの貴重な経験ができる4日間を充実させ、楽しみたいです。

スケジュール

9月24日(火) PM トレーニング
9月25日(水) AM/PM トレーニング
9月26日(木) AM トレーニング
PM トレーニングマッチ(調整中)
9月27日(金) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

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