JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 後半に突き放したノジマステラが3回戦へ 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

ニュース

後半に突き放したノジマステラが3回戦へ 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2014年12月07日

後半に突き放したノジマステラが3回戦へ 第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会は12月6日(土)、各地で2回戦4試合を開催しました。

ピックアップマッチ 1

ノジマステラ神奈川相模原(関東1/神奈川) 3-1(前半1-0、後半2-1) 聖和学園高校(東北3/宮城)

第2試合では地元の聖和学園高校(東北3/宮城)とノジマステラ神奈川相模原(関東1/神奈川)が対戦しました。聖和学園は序盤から果敢に攻める姿勢を打ち出しますが、14分にクロスバーを叩いたシュートのこぼれ球を南野亜里沙選手に押し込まれ、ノジマステラに先制を許します。それでも聖和学園は攻撃姿勢をキープ。53分には相手守備陣の裏へのボールからクロスにつなげ、ゴール前の安部由希子選手が反転してシュート。試合を1-1の振り出しに戻します。

同点とされたノジマステラは聖和学園の高い守備ラインの裏へシンプルにボールを送り、打開を図ります。68分には斜めのパスがうまくつながり、最後は南野選手が勝ち越しゴールを記録。南野選手は、84分にもクロスのこぼれた球にいち早く反応し、ハットトリックを達成します。最後まで運動量の落ちなかったノジマステラが、3-1で2回戦を突破しました。

試合詳細はこちら

ピックアップマッチ 2

大商学園高校(関西4/大阪) 0-1(前半0-0、後半0-1) 日本体育大学(関東2/神奈川)

ユアテックスタジアム仙台(宮城)での第1試合では、大商学園高校(関西4/大阪)と日本体育大学(関東2/神奈川)が対戦しました。前半はピッチを広く使って攻めようとする日本体育大学に対し、大商学園がしっかりと圧力をかける守備で応対。ボールを自陣のゴール前に入れさせず、日本体育大学のシュートを1本に抑え、逆に高い位置で奪ってシュートまで持ち込む場面をつくり出します。

0-0で前半を終えましたが、後半に入って早々、ハーフタイムに2人を交代させた日本体育大学が試合を動かします。ボールを持っても自陣後方で回すことが多かった前半から一転、47分に平田ひかり選手がクロスに合わせて先制点を奪います。大商学園も3人の交代枠を使い切って反撃を試みますが、日本体育大学がこれをしのぎ、3回戦へと駒を進めました。

試合詳細はこちら

2回戦の残り4試合は12月7日(日)、ユアテックスタジアム仙台とコカ・コーラウエスト広島スタジアムで開催されます。

その他の試合結果

愛媛FCレディース(四国1/愛媛) 3-2(前半1-2、後半1-0、延長前半0-0、延長後半1-0)JFAアカデミー福島(東北2/福島)
ジェフユナイテッド千葉レディースU-18(関東5/千葉) 0-4(前半0-1、後半0-3) 伊賀FCくノ一(なでしこ/三重)

選手コメント

伊藤侑菜 選手(日本体育大学/神奈川)
自分たちのサッカーをうまく出せず、終始バタバタしてしまいました。良い形でボールを奪うことが良い攻撃につながると思っていたのですが、前線と中盤、最終ラインが間延びしてしまい、苦戦しました。ハーフタイムに修正して、ゴールの場面はサイドから良い形で崩せました。チャレンジリーグで良い成績を残せたので、次の全日本大学女子サッカー選手権大会につなげるためにも、一つでも多く良い経験を積めるよう、上を目指します。

三浦桃 選手(大商学園高校/大阪)
前からプレッシャーをかけていき、チャンスは絶対に来るからそこで決め、勝ち切ろうと思っていました。立ち上がりは守備がうまく機能して、相手も私たちのプレスを嫌がっていたと思います。ただ、マイボールになったときに単純なミスが多くなってボールを保持することができませんでした。初めての皇后杯でたくさんの経験を積み、全日本高等学校女子選手権大会に生かしたいと思っていました。選手権では同年代を相手に、自分たちのサッカーをしていきたいです。

安部由希子 選手(聖和学園高校/宮城)
チャンスの数は相手と同じくらいだったと思いますが、それを決めるか・決められないかという部分で差が出ました。相手は私たちの前線へのボールに対する処理が上手でしたし、試合の終盤になっても運動量が落ちませんでした。試合中にもっとコミュニケーションを取ること、ゴール前での最後のパスを大事にすることなど、今回の試合で得た経験を来年1月の全日本高等学校女子サッカー選手権大会につなげていきたいと思います。

尾山沙希 選手(ノジマステラ神奈川相模原/神奈川)
皇后杯は現在のメンバーで戦える最後の大会ですし、今日来られなかったメンバーもいたので、まずは勝つことが目標でした。もっと点を取ることが理想ですが、トーナメントでカテゴリーが違う相手との戦いが難しい展開になるということは予想していました。今日は勝利を喜びたいです。3回戦も、強豪の浦和レッズレディースが相手なので簡単にはいかないかもしれませんが、全力を尽くし、勝利に近づくことができればと思っています。

JFA-TV

なお、下記2試合をJFA-TVにてライブ配信いたします。
※ライブでの配信を予定しておりますが、回線の状況によりライブ配信ができない場合には、後日オンデマンド配信します。

12月7日(日)11:00 マッチNo.【15】 浦和レッズレディースユース vs ASハリマアルビオン
12月7日(日)14:00 マッチNo.【18】 常盤木学園高校 vs スペランツァFC大阪高槻

ライブ配信ページはこちら

第36回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会

2014年11月29日(土)~2015年1月1日(木・祝)
大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー