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SAMURAI BLUE、11月遠征2連戦に南野選手、町田選手が復帰、福田選手が初招集

2026年11月05日

SAMURAI BLUE、11月遠征2連戦に南野選手、町田選手が復帰、福田選手が初招集

SAMURAI BLUE(日本代表)の森保一監督は11月4日(水)、シンガポールで行われるMIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPOREのブラジル代表(11月14日)、パラグアイ代表(同17日)との対戦に臨むメンバーを発表。南野拓実選手(ASモナコ)、町田浩樹選手(TSGホッフェンハイム)が大怪我を克服して復帰し、福田師王選手(カールスルーエSC)が初招集となりました。

南米の世界的強豪との2連戦に臨む今回のメンバーは28人。9~10月の4連戦で代表活動を行ったメンバーを中心に、復帰組は5人です。

南野選手は昨年11月以来1年ぶり、町田選手は昨年6月以来1年5か月ぶりの復帰となりました。両選手とも左膝前十字靭帯損傷のケガで今夏のFIFAワールドカップには選外となりましたが、南野選手は選手の相談相手となるメンターとして大会に帯同し、チームを支えていました。実戦には南野選手は10月15日に、町田選手は9月12日に公式戦で復帰を果たしています。

また、所属クラブで好調を維持している坂元達裕選手(コベントリー・シティ)は、2021年6月以来となる実に5年5か月ぶりの復帰となり、菅原由勢選手(カリャリ・カルチョ)と小川航基選手(FC町田ゼルビア)は、今夏のワールドカップ以来の代表活動になります。

新顔では福田選手が初招集。高校卒業後、Jクラブを経ずにドイツのブンデスリーガに活躍の場を求めた22歳は、今季所属クラブで8試合3ゴール2アシストの活躍を見せています。

このほか、堂安律選手(アイントラハト・フランクフルト)、鎌田大地選手(クリスタル・パレス)、伊東純也選手(KRCゲンク)、久保建英選手(レアル・ソシエダ)、中村敬斗選手(オリンピック・リヨン)ら代表で馴染みのメンバーが名を連ねており、前回の活動で初めて招集されて代表デビューを遂げた、中野就斗選手(サンフレッチェ広島)と松木玖生選手(サウサンプトンFC)も引き続き選出されています。

しかし、上田綺世選手(LOSCリール)はケガのため選外となりました。

森保監督は会見で今回の編成について、「ブラジル、パラグアイという南米の世界的強豪と試合ができる。復帰してくれた選手も含めて今のベスト」と述べています。

南野、町田の両選手について、「選手生命も危ぶまれるようなケガを負った彼らが、チームに、ピッチに戻ってきて、思い切ってプレーできる姿を見させてもらって本当にうれしい」と語り、南野選手については「ブラジル、パラグアイに勝つために、限定的でもプレーできることがチームのためになる」とし、フル出場が定着しつつある町田選手についても「コンディションが確実に上がってきている」と評価しています。

坂元選手については、「目指すべきところで輝いて活躍している。攻撃も守備も本当にアグレッシブにプレーできる」と、30歳レフティーのイングランド・プレミアリーグでの活躍に言及しました。また、福田選手には「非常に力をつけている。フル代表に来てもらって基準を上げてもらいたい」と期待を示しました。

日本のブラジルとの対戦は、今夏のワールドカップ北中米大会ラウンド32(1-2)以来の顔合わせですが、昨年10月の東京でのKIRIN CHALLENGE CUP 2025では日本が3-2の逆転勝ちを収めました。通算対戦成績は日本の1勝2分け12敗で、最新のFIFAランキングでは日本の17位に対してブラジルは6位です。また、33位のパラグアイとも同じく昨年10月の対戦(2-2)以来の対戦で、通算成績は日本の5勝5分け2敗です。

森保監督はブラジル戦について「攻撃でも守備でも我々が仕掛けていく回数を増やしたい」と話し、「目の前の試合で勝利を目指して全力を尽くす。南米勢により高い確率で勝っていける力をつけることは、やっていかなければいけない」と話しています。

一方、来年1~2月に予定されていたAFCアジアカップサウジアラビア2027が、現地の情勢を受けて開催延期となることが、11月3日(火・祝)にAFCから発表になりました。

アジアカップまで指揮を執り、その後はU-21日本代表を率いる大岩剛監督に後を託すことになっている森保監督は、「目の前の戦いにベストを尽くしながら未来につなげることをやってきた。アジアカップの延期で何か変わったということはない」とキッパリ。「日本がワールドカップで優勝するために、先人の方々がつないできたことを自分が監督として少しでも未来に向けて発展させ、未来につなげてバトンタッチしていく」と従来の姿勢に改めて言及しました。

大会延期による監督任期への影響について、会見に出席した山本昌邦JFA技術委員長兼ナショナルチームダイレクターは、「昨日延期が決まったばかり。現時点で申し上げられることはない」と述べました。

チームは11月10日(火)から現地で調整を始める予定です。なお、日本代表のシンガポールでの試合は2015年11月12日のFIFAワールドカップロシアのアジア2次予選でのシンガポール戦以来です。

試合はブラジル戦が11月14日(土)に現地時間18:15(日本時間19:15)キックオフ。パラグアイ戦が同17日(火)に現地時間21:10(日本時間22:10)キックオフで、いずれもシンガポール・ナショナル・スタジアムにて行われます。

コメント

森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
今回のシンガポールで行われるMIZUHO BLUE CHALLENGEという素晴らしい強化試合をできることを本当に嬉しく思っております。ブラジル、パラグアイという世界的強豪と日本サッカーの発展につながる対戦をさせていただくことに、ご尽力いただいた皆様に感謝申し上げたい。この2試合もこれまで通り、1戦1戦、最善の準備をして勝利を目指し、チーム一丸となって戦いにいきます。日本代表サポーターの皆さんも駆け付けてくださると思うので、みんなで勝って喜びを分かち合えるように、ベストを尽くしたい。
今回のメンバーは初招集の選手、ケガを負って長期離脱から自チームで戦列に復帰して代表に復帰してくれた選手も含め、今のベストと考えています。「1チーム・2カテゴリー」としてSAMURAI BLUEと、(同時期にスペイン、エジプトと対戦のある)大岩ジャパンのU-21代表のオリンピックチームと、うまく選手に経験してもらいながら両チームとも勝利を目指して未来の強化につなげていくことを考えて、どちらで選手の経験値がどう上がり、レベルアップにつながるかを考えて招集、編成しました。次のワールドカップに向けても今回招集した選手たちは十分チャンスがある、パフォーマンスをつなげていける選手たちだと思っています。監督が代わって次に大岩監督がチームを見るときに、若手から経験のある選手も含めて、チーム作りにつなげてもらえるようなメンバーだと思います。
ブラジルとの対戦では、より自分たちが攻撃をしかける回数を増やし、守備ではディフェンスラインのエリアをもっと高くすることや、もっとボールを奪いに行くなど、日本のチャレンジとしてやっていきたい。その上でしっかりと力を積み上げて、未来に向けていくことが大切だと考えています。確率的に我々が勝っていけるという勝敗データも、今後の自信になっていくと思うので、こだわって全力を尽くしたい。
アジアカップの延期については、あればベストを尽くす、なければそれはそれで決定機関が決めることですので、まずは目の前の活動にベストを尽くして未来につなげていくという考えです。IW(インターナショナル・ウィーク)以外の試合についても、E-1選手権のように、日本国内のサッカーと選手たちの底上げをする経験の場としてIW外の国際試合をすること自体が、日本の全体的な選手たちのレベルアップにつながると思っています。日本サッカーの発展という点で国内組だけの国際試合の場は、12月30日に限らず、機会があれば私自身はいいなと思っています。

山本昌邦 JFA技術委員長兼ナショナルチームダイレクター
MIZUHO BLUE CHALLENGEシンガポールにおいて、ブラジル、パラグアイと強豪チームと試合ができることを大変嬉しく思います。シンガポールでの開催で難しい準備だったと思いますが、この形を整えていただいたことにスポンサー及び関係者の皆様に感謝申し上げます。昨日アジアカップの延期がAFCより発表されました。昨日延期が決まったことなので、現時点で何か申し上げられることはないというのが現状です。現在、協会内で情報収集や議論を深めているところですが、大きく環境が変わっているので、その辺りもしっかりと整えて前に進んでいく準備をしています。12月30日の試合についても、近日中にいろいろなものを調整しなければいけないと思っています。

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