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ニュース

U-18日本代表、第2戦はセルビア相手に6-0~U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"~

2019年02月07日

U-18日本代表、第2戦はセルビア相手に6-0~U-19 International Tournament

"Copa del Atlantico" 第2戦 vs. U-18セルビア代表
2019年2月6日(水) キックオフ時間16:00(現地時間) 試合時間90分(45分×2本)
Anex Gran Canaria Stadium(スペイン・カナリア諸島)

U-18日本代表 6-0(前半3-0、後半3-0)U-18セルビア代表

得点
7分 OG(U-18日本代表)
28分 松村優太(U-18日本代表)
35分 藤尾翔太(U-18日本代表)
69分 松村優太(U-18日本代表)
78分 小田裕太郎(U-18日本代表)
89分 櫻川ソロモン(U-18日本代表)

スターティングメンバー
GK:板橋洋青
DF:井上樹、山﨑大地 、 西尾隆矢、中村拓海
MF:松橋優安、岩本翔、松本凪生、松村優太
FW:藤尾翔太、染野唯月

サブメンバー
GK:三井大輝
DF:植松建斗、馬場晴也、
MF:中山陸、松岡大起、小田裕太郎、山本理仁
FW:櫻川ソロモン

交代
63分 松橋優安 → 中山陸
71分 山﨑大地 → 馬場晴也
71分 中村拓海 → 植松建斗
71分 藤尾翔太 → 小田裕太郎
83分 井上樹 → 松岡大起
83分 岩本翔 → 山本理仁
83分 染野唯月 → 櫻川ソロモン

マッチレポート

U-18日本代表は6日(水)、Copa del Atlanticoの第2戦でU-18セルビア代表と対戦し、6-0の圧勝で2連勝を飾りました。

セルビアは、FIFA U-20ワールドカップニュージーランド2015の覇者。非常にタレント力があり、前日行われた大会初戦は地元U-18スペイン代表に1-3で惜敗したものの、U-18日本代表選手・スタッフ全員で視察した前半はスペインと互角以上の戦いを見せていたチームです。

初戦からメンバーを大幅に変更した日本は、この試合も立ち上がりから積極的に仕掛けます。試合開始3分、前線から激しいプレスを掛けると、相手が慌てた隙を逃さず、前線で相手のパスを奪い、FW藤尾翔太選手がゴール前で相手DFと2対1のチャンスを作ると、スルーパスを送ったMF松橋優安選手がシュートを放ちますが、相手GKに防がれます。それでも立て続けに攻め込むと、CKから一度はクリアされたボールを、この試合ゲームキャプテンを務めたMF岩本翔選手がクロスを上げ、相手のオウンゴールを誘い幸先よく先制点を奪います。その後も、藤尾選手、FW染野唯月選手が決定機を迎えますが決められずにいると、早くもメンバーを変更し始めた相手が徐々に力を発揮します。初戦同様、激しくボールを奪うと、素早く前線に繋げ、豪快なドリブルから前へ前へと攻め込んで来ます。25分、日本はFKを与えると、シュートがポストに当たる危ないピンチを迎えますが、我慢の時間を耐えると、完全に日本がリズムを掴み返します。28分には、この試合何度も左サイドを突破したMF松村優太選手がPKを獲得、自ら決めて追加点を奪います。さらに、35分にはDF山﨑大地選手がクイックでボールをゴール前に送ると、上手く飛び出した松橋選手が相手DFを1人交わしてラストパスを送り、藤尾選手が流し込んで3点目を奪います。前半はそのまま3-0で終了します。

後半は相手が初戦同様に前から仕掛けてきますが、初戦の反省を活かし、しっかりと守備陣が連携し、体を張って簡単にはチャンスを作らせません。日本も前半同様チャンスを伺い、52分には、流れるパス交換からMF松本凪生選手が絶妙なスルーパスを送りますが、藤尾選手のシュートは相手GKに足でセーブされ追加点は奪えません。その後は少し前へ前へと攻めに走りすぎてしまい、簡単にボールを失う場面が目立つ時間帯が続きます。連戦と暑さも重なり疲労も見え始め、リズムを変えるべく、続々とフレッシュな選手を投入すると、日本が完全にゲームを支配します。69分には、松村選手が再びPKを獲得し、自ら決めて4点目。78分には、MF小田裕太郎選手が得意とする右サイドのカットインから、豪快なゴールを叩き込み5点目。89分には、MF中山陸選手のスルーパスを受けたFW櫻川ソロモン選手が角度のない所からゴールを決めて6点目。最後まで無失点で試合をコントロールし、試合を6-0で終えました。

日本は2連勝し、この日U-18カナリア選抜に7-1で勝利したU-18スペイン代表と2連勝で並びました。8日(金)に行われる最終戦で、優勝をかけてスペインと戦います。

選手コメント

DF #5 中村拓海 選手(FC東京)
FIFA U-20ワールドカップ2021に向けての最初のメンバーに招集されて、とても嬉しく思います。今日対戦したセルビアは背丈も高くフィジカルも強かったですが、臆することなくできたので良かったです。この遠征では、世界の相手に対して自分のプレーをどれだけ出せるか、そして相手選手から学ぶことも多いと思うのでいろいろなことを吸収したいです。最後に対戦するU-18スペイン代表は、初戦を視察しましたが、個々のレベルが非常に高く、対戦が楽しみです。最終戦でスペインに勝って、良いかたちで日本に帰れればいいと思います。

MF #7 松本凪生 選手(セレッソ大阪U-18)
U-18日本代表に選出され、みんなより早いタイミングでアピールできることはとても嬉しいです。前半の立ち上がりはボールを握ることができて、チャンスも作れました。先制点も取ることができ、優位な状況で試合を進めることができました。相手の選手交代もあり、少しずつ相手のペースになりましたが、粘り強く守備をして、失点は許しませんでした。なかなか自分たちのペースにならないなかPKで追加点を取り、落ち着いて試合を進めることができました。後半は前半とは違って自分自身もボールを触る回数が増え、カウンターでのチャンスにスプリントして前に関わることもできました。ボールを奪う回数も増えて、チームとしてもチャンスを多く作ることができ、結果的に完封勝利ができて良かったです。
この遠征で学びたいことは、まずチームコンセプトである「走る、切り替え、コミュニケーション」の3つ。これを意識し、誰よりも頑張りたいです。そして、日本人の良さを活かしながら、外国人相手にも1対1で負けないように頑張りたいと思います。最終戦は、チャレンジャー精神を持って強い気持ちでU-18スペイン戦に臨み、優勝したいです。

MF #16 岩本翔 選手(ガンバ大阪ユース)
今回U-18日本代表に招集されて大変嬉しく思います。今日は良い時間帯に得点を一気に取ることができ、その後も手を緩めることなく立て続けに得点できたことが良かったです。守備では危ないシーンもありましたが、守備陣を中心に、全員が身体を張って守り抜くことができました。普段日本では、海外のチームとやれる機会も滅多にないので、この機会を無駄にせず、自分の持ち味を存分に発揮してアピールできればと思います。最後のスペイン戦では結果にこだわり、チームとしても個人としても最高のパフォーマンスができるようにしっかり準備をしていきたいです。

FW #11 藤尾翔太 選手(セレッソ大阪U-18)
新しく立ち上がったU-18日本代表に選ばれて大変嬉しく思います。本日の試合では得点できたものの、チャンスに決められないシーンが多々あったので、しっかり決められるようにしたいと思います。この遠征では、相手のスピードやフィジカルの強さなど、どのようにしたら相手に負けないかを考えていますが、この2試合だけでも学ぶことがたくさんありました。次の試合ではしっかり結果を残しつつ、チームが勝利できるように頑張りたいと思います。

FW #13 染野唯月 選手(尚志高校)
新しく立ち上がったU-18日本代表に招集されて本当に嬉しく思います。招集されたことに満足せず、これからもひたむきに努力してきたいです。U-18セルビア代表戦は、立ち上がりから入りが良く、試合を通して良い試合ができたと思います。個人としては点を取れなかったことは課題として残りました。この遠征では、ピッチ内外での考え方や、チームのコンセプトを理解して実践し、戦術理解を学んでいきたいです。チームを助けられるようなプレーをして、その中で得点を取れるように頑張ります。U-18スペイン代表戦はもちろん難しい試合になると思いますが、自分たちの力を発揮してやるべきことをやっていければと思います。

スケジュール

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"
2月5日(火) 2-1 第1戦 vs U-18カナリア諸島選抜(Municipal de Maspalomas)
2月6日(水) 6-0 第2戦 vs U-18セルビア代表(Anex Gran Canaria Stadium)
2月7日(木) TBC トレーニング
2月8日(金) 18:30 第3戦 vs U-18スペイン代表(Anex Gran Canaria Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"

日程:2019/2/5(火)~2019/2/8(金)
会場:Municipal de Maspalomas、Anex Gran Canaria Stadium

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