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ニュース

U-18日本代表スペイン遠征、最終戦で地元スペインに敗れて大会を終える~U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"~

2019年02月09日

U-18日本代表スペイン遠征、最終戦で地元スペインに敗れて大会を終える~U-19 International Tournament

"Copa del Atlantico" 第3戦 vs. U-18スペイン代表
2019年2月8日(金) キックオフ時間18:30(現地時間) 試合時間90分(45分×2本)
Anex Gran Canaria Stadium(スペイン・カナリア諸島)

U-18日本代表 0-4(前半0-2、後半0-2)U-18スペイン代表

得点
13分 失点(U-18スペイン代表)
36分 失点(U-18スペイン代表)
67分 失点(U-18スペイン代表)
72分 失点(U-18スペイン代表)

スターティングメンバー
GK:三井大輝
DF:松岡大起、山﨑大地 、馬場晴也、植松建斗
MF:小田裕太郎、山本理仁、中山陸、松本凪生、松橋優安
FW:櫻川ソロモン

サブメンバー
GK:板橋洋青
DF:西尾隆矢、井上樹、中村拓海
MF:岩本翔、松村優太
FW:藤尾翔太、染野唯月

交代
68分 松橋優安 → 松村優太
76分 植松建斗 → 中村拓海
76分 松本凪生 → 岩本翔
76分 松岡大起 → 染野唯月
84分 櫻川ソロモン → 藤尾翔太

マッチレポート

U-18日本代表は8日(金)、Copa del Atlanticoの最終戦となる第3戦でU-18スペイン代表と対戦し、0-4で敗戦し優勝を逃しました。

U-18日本代表、U-18スペイン代表共に2連勝で臨んだ最終戦。勝てば優勝となる一戦、試合序盤から緊迫した立ち上がりとなります。前半10分間は、一進一退の攻防が続き、両チームとも相手の動きを探りながらの試合展開となります。しかし、13分ペナルティーエリア内のハンドでPKを与え失点を許してしまいます。その後は、少しずつ勢い付いたスペインの完全なリズムに圧倒されます。スペインは何度も効果的なサイド展開を仕掛け、日本が激しくプレスを掛けても落ち着いてパスを回し、主導権を日本に渡しません。18分には決定機を作られますが、GK三井大輝選手が辛うじて防ぎます。その後も相手のリズムが続き、34分にはふわりとしたロングボールを前線へ放り込まれた混戦からシュートを打たれますが、シュートは僅かに外れます。劣勢な時間が続く中でも、2人、3人と必死にボールを奪いにいく日本が前半終了間際にチャンスを作ります。43分、右サイドを突破したMF小田裕太郎選手のファーサイドへのクロスにFW櫻川ソロモン選手がヘディングで完璧に合わせますが、相手GKのファインセーブで掻き出され、惜しくもチャンスを逃します。44分にも、クロスのこぼれ球を拾ったDF植松建斗選手がロングシュートを狙いますが、GKのパンチングでポストに弾かれ、前半は0-2で終了します。

後半序盤、前半以上に激しく前線から圧力を掛け、リズムを取りにいく日本に対して、相手はより高い技術力で試合を動かします。とてつもなく速いパスのスピードや質、パスを受けるトラップの質や動き方、ほぼミスがなく、メンバーが徐々に変更になっても、変わらない質の高さを発揮します。日本も前線へボールを入れるも、素早く囲まれボールを失い、落ち着いた相手守備陣に簡単に剥がされてしまいます。それでも追加点を許さない時間が続きましたが、67分、ゴール前でボールを奪われると、痛い3失点目を許します。さらに72分には、右サイドを突破され4点目を奪われます。その後も落ち着いた試合運びを見せる相手に、日本は全くチャンスも作れず、試合終盤にMF中山陸選手が惜しいシュートを放ちますが決まらず、試合はそのまま0-4で終了しました。2大会ぶりの優勝を目指した日本でしたが、圧倒的なサッカーの質の差を見せつけられ完敗しました。経験した選手が一番感じていましたが、この日常の差は大きく、肌で感じた課題をバネにまた次の遠征に活かして世界との差を埋めていきます。

監督・選手コメント

影山雅永 U-18日本代表監督
FIFA U-20ワールドカップ2021を目指すU-18日本代表の立ち上げとなる活動は、スペイン、カナリア諸島、グラン・カナリアで行われるCopa del Atlanticoでスタートしました。昨年U-17日本代表として4回の活動を行ないましたが、私が正式に再来年に向けた指揮を執ることが決まり、気持ちを新たにしてカナリア諸島へ乗り込みました。2日間のトレーニングで、細かな部分ではなく、これからの長い日本代表活動、チーム作りのなかで幹となる、特に全員守備全員攻撃のハードワークに関する部分のみを共有して大会に臨みました。選手たちのピッチ上での表現力は素晴らしく、ハードワークしながら試合ごとに連携連動を高めて2連勝をし、U-18スペイン代表との優勝決定戦にこぎつけました。しかし、対戦したスペインは衝撃的でした。特筆すべきはU-18スペイン代表選手たちの中には、リーガ・エスパニョーラ1部でデビューした選手が何人もいました。特にアトレティコマドリードに所属するMollejo選手は、この試合当日の朝に、翌日行われるリーグ戦(マドリーダービー)にメンバー入り可能性があるために急遽マドリードへ帰りました。そんな彼らは、今流行りのポジショナルプレーからは、真逆の正攻法の戦い方。1-4-4-2システムを用い、プレーの質、スピードでここまでできるのかと感嘆させるパフォーマンスで、我々は圧倒されて敗れました。選手たちは歯を食いしばりボールに食らいつき、しつこく、何度もポールを追い絡め取るチャレンジを続けましたが、パスのスピード、ファーストタッチの質、タイミング、オフザボールにおけるポジション修正の速さ、ピッチを広く使いその中で個の技術、スピードを活かすスペイン選手には歯が立ちませんでした。私も含め、大きなショックを受けることとなりましたが、世界を目指す上で明確な基準を感じる試合となったことは間違いありません。そして、チャレンジを続けたからこそ感じたこの差を埋めるべく、選手たちは今後の日常を変えてくれると信じています。

GK #1 三井大輝 選手(名古屋グランパスU-18)
今日のU-18スペイン代表戦では一人一人の個人としても、全体的なチームとしてもプレースピード、球際の強さなどで大きな差が開いてしまい、敗戦を喫してしまったと思います。対戦したスペインのGKは背丈がそこまで大きくなかったですが、シュートに対しての反応が速く、ビルドアップでも落ち着いてプレーできていたことが差を感じました。しかし、その中でもビルドアップで相手をはがしてゴールまで直結するプレーや切り替えの速さなどは今回の遠征の良い部分だったと思いますので、この敗戦を無駄にせず所属チームに帰っても、この意識でサッカーを取り組んでいこうと思います。そして次の遠征ではまた招集されるように、日々の時間を無駄にせず、頑張っていきます。

MF #6 松岡大起 選手(サガン鳥栖U-18)
U-18スペイン代表の個々のスピードの速さ、フィジカルの強さ、技術の高さに圧倒されました。世界のトップレベルの力がわかり、悔しい現実ですけれど、肌で感じることができ良かったです。特にファーストタッチの置き場所と、味方のスピードを殺さない鋭いパスを上手く送れること、体がブレた時に体をぶつける技術は勉強になりました。この遠征を通して、世界とトップレベルの力強さや粘り強さがわかったので、これから所属チームに戻って、もっと貪欲に、質を高く求め、正確に細部までこだわって日々の環境からしっかり変えて、追いつき追い抜くために頑張ろうと思いました。そしてまた世界の強豪相手とやりあえるようにしっかりレベルアップし、日本代表に呼んでもらえるように頑張ります。

MF #10 山本理仁 選手(東京ヴェルディ)
本日の試合は優勝がかかっていたこともあり、ウォーミングアップから全員が集中して、試合に臨むことができました。しかし、肝心の試合内容では、U-18スペイン代表のパス、コントロールなど基本的なことの質の高さ、そして日本では体感することのできない寄せの速さを感じました。パス、コントロールの質以外にも、判断の速さ、そしてその判断を間違えないこと、チャンスを必ず決めるシュート精度の高さが改めて世界のトップレベルで、凄いと思いました。この遠征では、日本人のパスやコントロールの質がどれだけ甘いもので、まだまだ世界との差があるのがはっきりと分かりました。日本に帰ってもこの遠征で学んだ基準の高さを忘れずに、少しでも世界に近づけるように意識を常に高く、トレーニングに取り組んでいきたいと思います。

FW #9 櫻川ソロモン 選手(ジェフユナイテッド千葉U-18)
今日の試合は、かなりタフな試合になるとは思っていましたが、ここまでスペインと自分たちとの差があるとは思いませんでした。パススピード、個々の技術などは自分たちより大きく上回っていました。止める、蹴る、基本的技術、動きながらのプレーや、シュートの精度、これは大きな差があったので必死にトレーニングしていきます。しかしやれた部分もあるので、そこもしっかりとこれからに活かしたいと思います。3月にまたU-18日本代表活動があるので、そこにまず選ばれるよう頑張りたいと思います。そして選ばれたら強豪チームとも試合があるので、今回感じた差をどれだけ縮められているのか、上回っている部分かどれだけあるのか、世界との差を改めて感じられる遠征にしたいと思います。

スケジュール

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"
2月5日(火) 2-1 第1戦 vs U-18カナリア諸島選抜(Municipal de Maspalomas)
2月6日(水) 6-0 第2戦 vs U-18セルビア代表(Anex Gran Canaria Stadium)
2月7日(木) TBC トレーニング
2月8日(金) 0-4 第3戦 vs U-18スペイン代表(Anex Gran Canaria Stadium)

※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

U-19 International Tournament "Copa del Atlantico"

日程:2019/2/5(火)~2019/2/8(金)
会場:Municipal de Maspalomas、Anex Gran Canaria Stadium

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