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【Match Report】準々決勝でフィリピンを圧倒、10大会連続のFIFA女子ワールドカップ出場が決定 AFC女子アジアカップオーストラリア2026
2026年03月16日

なでしこジャパン(日本女子代表)は3月15日(日)、AFC女子アジアカップ準々決勝に臨み、FIFAランキング41位のフィリピンと対戦。会場はシドニーのStadium Australiaで、午後4時にキックオフとなりました。
ベトナム戦から中4日で、日本は先発8名を変更し、4-3-3の布陣で試合に臨みました。
平尾知佳選手がゴールを守り、最終ラインは右から清水梨紗選手、古賀塔子選手、南萌華選手、守屋都弥選手。中盤は林穂之香選手をアンカーに、その前に長谷川唯選手と宮澤ひなた選手が並び、前線は左に藤野あおば選手、右に清家貴子選手、最前線に田中美南選手が入りました。
ベトナム戦の田中選手に続き、この試合では長谷川選手が代表100試合出場を達成しました。
試合開始から日本はボールを保持して相手陣内に押し込みます。5バック気味に守るフィリピンに対し、開始2分には清水選手のクロスに清家選手が飛び込み、4分には藤野選手の仕掛けから長谷川選手が狙うなど、サイドを起点に攻め込み、序盤からゴールに迫りました。しかし、相手の粘り強い守備とGKの好対応に阻まれ、なかなか得点には至りません。
それでも前半45+1分、コーナーキックの流れから相手GKがはじいたこぼれ球を田中選手が頭で押し込み、今大会初ゴールで先制。さらに前半アディショナルタイムの45+3分には、林選手が蹴ったコーナーキックをニアで古賀選手が頭で合わせて追加点を奪い、日本が2-0で前半を折り返しました。

ハーフタイムには千葉玲海菜選手、北川ひかる選手を投入。後半も日本が主導権を握り、48分にはコーナーキックから千葉選手が頭で合わせてチャンスを演出。さらに55分には谷川萌々子選手、松窪真心選手を送り込み、攻撃の活性化を図りました。
65分、藤野選手の左からのクロスに、ファーサイドで千葉選手が滑り込みながら合わせて3点目。67分には藤野選手からパスを受けた松窪選手が、混戦の中をドリブルで突破して決め、代表初ゴールを挙げました。

73分には平尾選手に代わって大熊茜選手が出場。76分には、再びコーナーキックの流れから古賀選手がこの試合2点目を決めて5-0とリードを広げます。86分には谷川選手、90+1分には途中出場の植木理子選手にもゴールが生まれ、相手のシュートをゼロに抑えて7-0で快勝しました。
この勝利で、10大会連続10回目となるFIFA女子ワールドカップ出場が決定。3月18日(水)には韓国との準決勝に臨みます。

監督・選手コメント
ニルス・ニールセン 監督
予想していた通り、フィリピンは規律のあるチームで、最初の1点を取るまでは簡単な試合ではありませんでした。先制した後は自分たちのリズムでゲームを進めることができたと思います。選手たちが打てる場面でしっかりシュートを選ぶようになってきたことも、今大会の得点につながっていると感じています。FIFA女子ワールドカップの出場権を獲得できたことは嬉しいですが、このAFC女子アジアカップに敬意を持って臨んでいるので、優勝を目指して戦うことに集中したいです。次の韓国戦も相手を過度に意識するのではなく、自分たちが良いパフォーマンスを出すことを大切にしたいと思います。
DF #6 古賀塔子 選手(トッテナム・ホットスパー/イングランド)
フィリピンが引いて守備を固めてくることは試合前から予想できていたので、点が入らない時間が続いても焦らずに自分たちのサッカーを続けることを意識していました。前半の終盤に先制できたことはチームにとって大きく、より効率的に試合を進めるうえでも良い時間帯の得点だったと思います。ここまでセットプレーから点を取れていなかった中で、結果につながったことも大きな収穫で、次に対戦する韓国に対してもプレッシャーを与えられると思うのでポジティブに捉えています。FIFA女子ワールドカップの出場権を獲得できたことにはほっとしていますが、準決勝と決勝でも、守備陣として無失点を続けながら、しっかり勝ち切っていきたいです。
MF #18 林穂之香 選手(エバートン/イングランド)
前半はなかなか点が入らない時間が続きましたが、焦らずにチャンスをうかがい、前半のうちに得点できたことは大きかったと思います。相手が引いて守備を固めてきた中で、セットプレーで結果を出せたことは良かったですし、キッカーによって蹴り分けなどを共有してきたので、それを一つの形として試合で出せたことも前向きに捉えています。自分自身は低くて速く、質の高いボールを蹴ることを練習から意識しているので、今後も突き詰めていきたいです。FIFA女子ワールドカップ出場権の獲得は一つ目の目標だったので、まず達成できて良かったですが、ここから先は優勝を目指す戦いになります。次の試合も全員で良い準備をして臨みたいです。
MF #20 松窪真心 選手(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ)
代表初ゴールを決めることができて、すごく嬉しいです。ここまでグループステージでは出場機会が無く、いろいろな選手が結果を残していたので、嬉しさがある一方で悔しさや焦りもありました。だからこそ、自分もゴールという形でチームに貢献できて、少しほっとしています。ゴールの場面は、(藤野)あおばさんからボールを受けた時に目の前に相手が見えましたが、あまり細かいことは考えず、思い切って仕掛けました。とにかく足を振ろうと思った結果がゴールにつながって良かったです。誰が出ても勝てるのが今のチームの強さだと思うので、優勝に向けて、自分も与えられた役割を全力で果たしていきたいです。
FW #25 千葉玲海菜 選手(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)
今大会初ゴールを決めることができて、とても嬉しいです。後半に入る前に、(藤野)あおばと狙っていこうと共有していた形が得点につながったので良かったです。縦の関係を組んだ(北川)ひかるさんともお互いの良さを出し合おうと話していて、連係の部分でも手応えがありました。代表ではサイドバックなど新しい役割にも挑戦していますが、周りの選手が自分の長所を引き出してくれているので、本当に仲間に助けられていると感じます。ここからは相手の強度もさらに上がると思いますが、自分たちは普段の練習から高い強度で取り組めているので、自信を持って次の試合にも入りたいですし、優勝を目指して頑張りたいです。
AFC女子アジアカップオーストラリア2026
大会期間:2026年3月1日(日)~3月21日(土)
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