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U-20日本代表候補 全日本大学選抜と再び対戦し、遠征を終える!

2021年06月11日

U-20日本代表候補 全日本大学選抜と再び対戦し、遠征を終える!

千葉県市原市でトレーニングキャンプを実施しているU-20日本代表候補は、遠征最終日に全日本大学選抜と45分×3本のトレーニングマッチを実施、3-6で敗れましたが2週に渡り実施した活動を終了しました。
対戦相手の全日本大学選抜チームは関東の大学中心にチームを構成しました。試合前、影山雅永監督から「プロ選手、大学生関係なく、サッカー選手としてプロフェッショナルを見せよう」そして、何より100%を出すことを求められた日本はウォーミングアップから集中力高めて試合に臨むと、序盤から落ち着いた立ち上がりを見せます。全日本大学選抜も攻守のバランスが安定しており、緊張感のある膠着した時間が続きます。その中で先制点を奪ったのは日本、20分、DF大嶽拓馬選手がドリブルで左サイドを突破し、MF小田裕太郎に繋ぎクロスボール、一度は相手GKに弾かれますが、MF鮎川峻選手が流し込みゴールを奪います。しかし相手もすぐ返します。22分右サイドから突破され、グランダーのクロスに上手く合わせられたシュートがゴールに吸い込まれ、同点に追いつかれます。その後、お互いチャンスを作るも決めきれません。30分には右サイドから鮎川選手がドリブルで相手を振り切り、絶好のクロスを上げますが、FW染野唯月選手には僅かに合わず、前半はそのまま1-1で終了します。

2本目、試合は攻守両局面において激しい展開が続きます。49分、MF松橋優安選手のクロスをFW櫻川ソロモン選手がヘディングで合わせますが、シュートは僅かにゴールをそれます。すると、55分自陣でボールを失うと、そのままゴール前まで運ばれ、豪快に決められ逆転ゴールを許します。日本は、60分DFチェイスアンリ選手が鋭いスルーパスを通すと、ボールを受けたFW藤尾翔太選手が決定機を迎えますが、相手GKのファインセーブに合い、決めきれません。その後も相手に決定機を作られますが、日本は必死にブロックし追加点を許しません。すると、我慢の時間を耐えると、飲水タイム時にメンバーを大幅に変えた日本が押し込む時間が増えます。そして、77分MF松橋優安選手が左サイドよりロングシュートを決めて同点に追いつきます。さらに82分には、右サイドをワンツーで抜け出したDF三原秀真選手が相手GKとの1対1の好機を迎えますが、相手GKに防がれます。すると、86分、左サイドを完全に崩され突破を許すと、クロスを合わせられ3点目を奪われます。アディショナルタイム1分、日本はテンポ良くボールを繋ぐと、中央でボールを受けたMF成岡輝瑠選手のふわりとしたスルーパスを受けた藤尾選手が態勢を崩しながらも同点ゴールをねじ込み3-3で2本目は終了します。

最後の3本目、ポジションバランスを考えシステムを4-4-2から、3-4-3に変更。しかし、戸惑いを見せる日本に大学選抜が猛攻をかけます。92分、中央でボールを失うと、そのままボールを運ばれ、4失点目を許します。猛暑もあり、所属チームで試合に絡めていない差が出たのか、日本は体力面で厳しい時間が続きます。103分、再び完全に左サイドを崩されて5失点目。その後、何度かは決定機を作るも、距離感が悪く、ボールを失う時間が続きます。131分には、右サイドを破られて6失点目。そのまま3-6で試合は終了しました。2週連続で大学選抜に敗退し、悔しい敗戦となりました。試合前日、内田ロールモデルコーチからも厳しい言葉を受け、トレーニングから100%の準備でプレーすることの大事さを学んだ選手たちは、所属チームでさらなる成長を目指し、再び招集されることを目指します。今後もU-20日本代表の活動を継続的に実施し、激しい競争が続いていきます。

選手コメント

影山雅永 監督
6月7日から4日間、千葉県市原スポレクパークで活動を行いました。
先週に続いての開催ですが、今回はJリーグに所属する選手が中心となっての活動です。
先週に続き、この世代の強化の継続、パリ五輪へ向けての強化、10月のAFCU-23選手権への準備、などを目的に行いました。
コンスタントにクラブで試合に出場している選手は招集せず、出場機会が少ない選手を中心に行ったトレーニングキャンプでしたが、久しぶりに会う同世代の選手、そして下の年代から飛び級で参加するチャレンジングな選手たちと質にこだわったトレーニングを行うことが出来ました。
また、高桑GKコーチ、内田ロールモデルコーチからの話を聞くミーティングを行うことも出来、充実した日々を過ごしてくれたと思っています。
一転、最終日に行った大学選抜とのトレーニングマッチは、彼らにこのままではマズイという現実を突きつける試合だったとも言えます。
コンビネーションはともかく、普段試合に出ていないことから来るコンディション不良、自分のプレーを失っている選手が多く見られた事は残念でしたが、乗り越えなければ行けない壁として今後に期待したいと思います。
前回と今回で、計48名を集めることができました。
選手を快く送り出してくれた各クラブの皆さま、大学、高校の皆さま、ありがとうございました。
2週に渡り、全国より選手を招集頂き、トレーニングマッチをして頂いた大学連盟の皆様には特に感謝しております。今後ともよろしくお願いします。

DF 吉田温紀 選手(名古屋グランパスU-18)
3月、5月とU-18日本代表に招集されて、今回はU-20日本代表に呼ばれて驚きましたが、嬉しく思います。この4日間を経験し、あまりにもスピードや球際の強さが違うなと感じましたし、何より100%の力を発揮する大切さを学びました。本日の試合では、ボランチ及びCBで出場しましたが、自分のミスで失点し、戦う迫力、ボールを奪いきれないこと、運動量、スライドの遅さが課題でした。何より判断力の差を痛感しました。昨年は怪我で思うようなシーズンを過ごせず、今年は最終学年でもあり、勝負の年として、Jリーグトップで戦うために必死に取り組んでおり、手応えも感じていました。ただ、今回フィジカルの弱さも痛感しましたし、試合前日夜に内田ロールモデルコーチの話を聞き、過去の経歴や成長スピードを踏まえながら、何よりトレーニングで100%プレーしていないと試合で成長しないという言葉が響きました。まだまだ甘いと痛感したので、学んだことを活かして、成長できるよう一歩一歩積み重ねていきたいです。

MF 藤田譲瑠チマ 選手(徳島ヴォルティス)
本日の試合は、試合序盤選手間の距離感が遠かったですが、縮まってきたところで先制点が取れたことは良かったです。しかし1つのプレーの質の低下、強度が足りないこと、これが繰り返した結果が最終結果になったと思います。試合後に、「所属チームで試合に絡めていない、少ない状況は様々な要因があるが、決して逃げない、コンディションが悪いのは、自分たちの責任とも感じないと良くない、所属チームでプレーしてほしいと」メッセージを受けましたが、本当にその通りだと思います。
FIFA U-17ワールドカップは非常に楽しく、また海外の選手と真剣勝負がしたいです。より自分がレベルアップして、所属チームのトレーニングから100%発揮して、後悔のないようにしたいです。東京ヴェルディより移籍して、価値観も色々変わりましたし、苦しみながらも試合出場にこだわりたいです。

FW 鮎川峻 選手(サンフレッチェ広島)
本日の試合では、U-20日本代表として、結果を出さないといけない立場で、結果を出せなかったことは非常に残念です。球際の強さ、決定力、守ることの意識が相手の方が強かったと思います。所属チームで少しずつ試合出場も増えて、プロのスピードや相手との駆け引きもなれてきたので、トレーニングでは強度に上手く対応できていましたが、今日の試合に関しては、もっと多くの選手と関わり合いを持ちたかったです。特に3本目は、システムが変わり、皆が少し探り探りのポジショニングでプレーしてしまい、運動量の低下も見られましたし、もっと追求すべきことは多かったと反省しています。所属チームでの活躍が、また日本代表でプレーできることになるので、FIFA U-20ワールドカップの中止は残念でしたが、決して立ち止まらず、パリオリンピックは自分たちの年代であり、目標に向かって進みたいと思います。所属チームで出場し続けて活躍することが、より自信につながると思いますので、頑張ります。

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