JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 大会・試合 > 最新ニュース一覧 > 3連覇を目指す清水の小野木玲監督が大会を勝ち抜くポイントを語る JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

ニュース

3連覇を目指す清水の小野木玲監督が大会を勝ち抜くポイントを語る JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

2018年05月02日

3連覇を目指す清水の小野木玲監督が大会を勝ち抜くポイントを語る JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

JFA 第22回全日本U-15サッカー大会が5月3日(木・祝)に開幕します。今回は、大会2連覇中の清水エスパルスジュニアユースの小野木玲監督にチームの特長や、大会を勝ち抜くためのポイントを聞きました。

―― 2連覇を果たした前回大会の印象を教えてください。全5試合で2点差以上をつける圧倒的な優勝でした。

昨年はU-14監督だったので、現地には行かず、映像で3年生の戦いを見ましたが、昨年は球際の勝負に強い選手が多かったので、そこでボールを奪いきれるという特長がピッチで表れていました。攻撃でボールを握る回数も多かったのですが、ボールを失ってもすぐに奪い返す、切り替えの早さも印象的でした。

―― 3日間で最大5試合を戦います。勝ち抜くためのポイントは。

非常にタイトなスケジュールで、タフな試合が続きます。ピッチ上での戦い方もそうですが、ピッチの外でもゲームとゲームの間をどう過ごすか。また、宿舎に泊まって、次のゲームまでにいかに心身ともに整えていけるかということを試す非常に良い機会だと思っています。その中で、次の日、体が思ったように動かないなどうまくいかないこともあるでしょう。蓄積された疲労を取り除くための努力を、大会を通じて経験していければと思います。

―― 全日本U-15サッカー大会は、今大会をもって発展的解消します。同時に清水にとっては3連覇が懸かっていますが、大会に向けて選手に伝えたいことは。

2年連続でこの大会を優勝することができ、一昨年は主要な全国大会で3冠を獲得し、注目をしていただいています。過度なプレッシャーは与えたくはありませんが、注目されていること自体は幸せなことですし、貴重な経験です。当然、プレーもそうですが、それ以外の立ち居振る舞いでもエスパルスの一員としてのプライドを持たないといけません。大会に関しても、自分たちの現在地をしっかり見つめないといけない。気持ちだけで3連覇という方向に行ってしまうと、今、自分たちがどこまでできているのかが分からなくなりますし、選手個々の成長の積み重ねにもつながりません。自分たちでしっかりと足下を固め、その結果、優勝に結びつけることができればと考えています。まずは目の前の試合、日々の練習を大事にしていこうと選手には伝えています。

―― 今年のチームはどのような特長がありますか?

チャンスをつくり出せる、アイデアのある選手が多いです。例年通り、スピードのある選手、体の強い選手などもいるので、個々の特長を生かせるようなチームにしていきたいと思います。

―― 一つのスタイルにとらわれない、選手個々の良いところを生かすサッカーということでしょうか。

カウンター、ポゼッションと言うよりは個人個人が際立つようなサッカーをしたいと思います。選手の配置にもよりますが、必然的に中盤にボールが集まって、そこから決定的なパスが出てくることが多くなると思います。その中で、足の速い選手は縦に勝負する、クロスに合わせるのがうまい選手はゴール前で相手DFを外すというプレー、そういった個性がより際立つようなチャレンジをさせてあげたいと思います。チームをオーガナイズすることが非常に重要であることと同時に、自分のプレーエリアを広げていくことや、個人でできることを増やしていくことも大事なことだと考えています。

JFA 第22回全日本U-15サッカー大会

大会期間:2018年5月3日(木・祝)~5月5日(土・祝)
大会会場:大阪府/J-GREEN堺
大会情報はこちら

アーカイブ
大会・試合
NEWS メニュー
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー